大人になって学ぶことについて【自身のピアノレッスンを通して】
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
今、大人になってピアノを習い始める方が増えています。
わたしも数名の大人初心者の方とレッスンをしていますが、皆さんとても前向きにピアノに取り組まれています。
ほとんどの方が幼い頃ピアノに憧れたけど、当時は習えなかったので、今になってどうしても弾けるようになりたかった、とおっしゃいます。
やりたいことがあっても、「もう歳だから、時間がないから」と言って尻込みしてしまいがちですが、いくつになっても新しいことにチャレンジされる姿はとても活き活きされ、わたしも見習いたいなと思います。
そんなわたしも、数年前から「新しいピアノ奏法」を習得すべくレッスンを受けています。
ピアノを弾くという意味では新しいことではありませんが、30年以上続けた弾き方を変えることはやはりチャレンジであり、四苦八苦しながら練習しています。
今回は、わたしがピアノレッスンを通して感じる、「新しことを学ぶ大切さ」について思うことをお伝えします。
大人のピアノレッスンを通して感じること
わたしがレッスンをしている、大人の方は皆さんパワフル!
フルタイムで働きながら、介護や子育てをこなし、さらに、他の習い事をされている方も多くいらっしゃいます。
ピアノも少しづつ練習され、ほぼ休むこともなく通われます。
どこにそんな時間や体力があるんだろう???と毎回本当に尊敬(*_*)
そんな皆さんの姿を見てすごいなぁと思いつつも、以前のわたしは、「何かしたいけど時間もないし、そんな時間があるなら休みたい」とネガティブモード炸裂でした(-_-;)
しかし、30代前半に体調を崩したことをキッカケに「人生は有限、やりたいことはやらないと(゚д゚)!」と思い、それまで、なんとなく弾いていたピアノをもう一度勉強し直そうと決心しました。
新しいピアノ奏法を学び始めて
もう一度学ぼうと思って3年ほど経ちました。
レッスンを受ける前と比べ、自分自身に大きな変化があります。
- なんとなくピアノを練習することがなくなった
- もっと上手くなりたいという向上心が生まれた
- 学ぶことが楽しい
- 生活にメリハリが出た
以前は、「一先ずなんか弾いておくか」という義務感でピアノを練習していました。
大学卒業後は、ピアノを弾く=義務感、のように感じピアノ練習がストレスになることも。
しかし、レッスンを受け始めて「もっとこんな響きが欲しい、楽に弾けるようにするには?」など、常に思考しながら練習するようになりピアノを弾くことが楽しいと久しぶりに思うようになったのです。
子供の頃は、ピアノが面倒くさい、楽しくない、遊びたいと感じることも多々ありました。(今思えばもったいない、時間があるうちにもっと勉強すべきだったと反省します(;^ω^))
しかし今は、自ら望んで学ぶ行為は本当に楽しい‼と実感します。
目標を立て、向上心を持って取り組むことで、仕事と家の往復だけだった日常にハリが出ました。
そうなると、家でグダグダしたいと思うことも減り、なんとなく気持ちも前向きになったのです。
学ぶことはストレスを軽減させ自信に繋がる
わたしはストレスで体調を崩したことをきっかけにレッスンを再開しました。
当時、義務感でピアノを弾いていたのでピアノがストレスを増殖させているように感じていました。
でも、それは自分の捉え方が悪かったのだと思います。
もちろん、今でも面倒くさい、練習したくないと思うことはありますが、今は、練習するとなんかスッキリ。ということが増えました。
それでも弾きたくない時は無理しないと決めているのでストレス皆無。
そして、学ぶことで自分に自信が持てるように。
少しずつでも上達していること、ピアノ練習を継続していること、人前で演奏できたこと。
大したことではないけど、目標を一歩一歩叶えている自分を肯定できるようになりました。
自信が持てると自己肯定感が上がります。新しいことを学ぶことで、ストレスが減り、生活にハリが出る!
大人になっての学びは良いこと尽くめでした(*^^*)
現在、月に1回のレッスンを受けていますが、昨日のレッスンで「今までで一番良い響きが聴こえました」と言って頂けました。
自分では全然上達しないとモヤモヤしていますが、いくつになっても人から褒められると嬉しく、やる気も出ます。
学びを止めることなく、生涯成長すると思って精進していきます。
大人になって学ぶことについて【自身のピアノレッスンを通して】:まとめ
1 大人のピアノレッスンを通して感じること
2 新しいピアノ奏法を学び始めて
3 学ぶことはストレスを軽減させ自信に繋がる
学びは若返り効果もあるとか?
外見はさて置き、脳が若くあるよう、これからも学び続けます。