細く長くピアノを続けること、「美しい音」を奏でたいという思い

こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
美しい音を奏でたい
昨日、始めましての方とお会いしました。
高校生までピアノを習われ、子育て中は長くお休み。
でも、また弾きたくなって数十年ぶりに再開。
それもお仕事の都合でまた中断。
そしてこの度、また再開された。
という、本当に細く長くピアノを続けている方でした。
練習はあまりできないけど、ピアノの音を綺麗に奏でたい、細く長く続けたいんですとおっしゃっていました。
憧れの曲が弾きたい、どんどん上達したいと思うことも素晴らしいことですが、「簡単な曲で良いから綺麗な音で弾きたい」というその方のお話しにとても感銘を受けました。
私を含め多くの方は、上手く弾くことばかりに目を向けがちです。
しかし、もっとも大切な「音」を磨くことをおざなりにしてはいけないなと感じました。
私はここ数年、奏法を変えるために指導を受け、研鑽しています。
それは、「響き」にこだわることを一番に考えることであり、音楽と常に真摯に向き合うことです。
超絶技巧を弾きこなすことではない、そんな練習は意味がないと分かっていても、一先ず、今は弾きこなさなければと思うことも多く、「音」「音楽」に没頭できないことも多々あるのです。
しかし、純粋に「良い音を奏でたい」という思いを耳にし、なんだか「はっ」とした思いになりました。
この新しい出会いに本当に感謝します。
そして、これから始まるレッスンがとても楽しみです。
ピアノ弾きたくない病脱却!
ここ2週間ほど、ピアノ弾きたくない病にかかっていましたが、どうやら脱却したようです。
昨日はやっと2時間ほど弾けました。
こうなれば、もう大丈夫。
逆にもっと弾きたいとなるので、無理せず、心地よい、楽しいと思う気持ちを超えないよう、ほどほどに行うつもりです。
ピアノが苦痛にになってはいけない、昔は、「練習=つらくて当たり前」と思っていました。
でも、それっておかしいよね???
嫌だ嫌だと思って練習しても続くわけないのに、練習は辛くて当たり前という固定概念が自分を苦しめていることにその時は気付かないのです…
だけど、最近は「弾きたくない時は弾かない」だって、ピアノは誰のためにやっているわけでもない、自分自身のために、だったら「楽しい」を大切にしたいよねと思うようこの歳になって漸く分かったのです。
だから、「嫌な時は弾かない、気分が乗らなければやめる」これくらい軽く考える方が細く長くピアノと付き合えるのではないかなと思います。
各地大雪の被害が心配ですね。
早く暖かくなることを願って、皆様今日も良い一日を!