ピアノが好きな子供のタイプや特徴とは?
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪
ピアノを習っているお子さんに特徴やタイプはあるのでしょうか?というご質問をうけました。
私が出会って来たお子さんには大きく分けて4タイプあるように思います。
- ピアノ大好き、練習大好き、どんどん上達するタイプ
- ピアノは好きだけど練習は嫌いなタイプ
- ピアノにあんまり興味はないけど練習はするタイプ
- ピアノが嫌い!練習も嫌だ~!タイプ
多くの親御さんはせっかく習うなら「ピアノが好きで上手になってほしい」と思うことでしょう。
では、どんな子供がピアノ好きになるのか?
今回は、 ピアノが好きな子供の特徴や共通点 について、私が出会った子供たちを例にお話しします。
ピアノが好きな子供ってどんなタイプ?
ピアノが好きな子供には様々なタイプがあります。
ここでは私が実際に指導した子供たちの特徴をご紹介しますね。
ピアノに興味があり練習も楽しんでいるピアノ大好きタイプ
- お家に楽器がある、ご両親、兄弟が楽器経験者など小さい時からピアノに触れる機会が多い
- 楽器は持っていないけど初日のレッスンから興味津々
最初からピアノに興味津々でどんなことにもチャレンジできるタイプです。
もちろん波はありますが、基本的にピアノを弾くことが好きなので練習も真面目に熟す優等生タイプ。
また、ご両親が音楽をされていたなど楽器経験者が身近にいる子供も多いです。
「ママと一緒に弾きたいな。お姉ちゃんみたいに弾きたいな」と憧れを持っている子供もいます。
最初は興味がなかったけど、弾けるようになると好きになる後天性タイプ
- 練習をまじめにするので上達が早く、弾けるようになると好きになる
- あまり練習しないけど器用で上達が早く、たくさんの曲を弾いてみたい子
- 発表会やコンクールなどに出ることが好き
特別ピアノが好きなようには見えないけど…
先生から見ればけっこう好きなんだなと思わせるタイプです(;^_^A
練習を真面目にする、器用で練習時間が短くてもある程度弾き熟せるので上達が早いのが特徴!
あまり好きそうに見えないけど、実はピアノが好き、得意で自信があると思っている子供が多い印象です。
ですので、発表会やコンクールなど発表す場に出ることでもっと上達する、やる気になるのもこのタイプに多いのです。
練習は嫌いだけど、ピアノが好き、レッスンが好きなタイプ
- お家でほとんど弾かないけどレッスンは好き
- 練習は嫌いだけど、ピアノが好き
このタイプは一見嫌いなのでは?と思いますが、実は違います!
練習しないので上達スピードはカメのように遅い…
しかし、レッスンが楽しい!と思っているのです。
- 楽譜を読んで練習することは苦手だけどソルフェージュが得意!
- 先生と連弾することが好き!
レッスンをとても楽しみにしているので決してピアノが嫌いなわけでありません。
このタイプのお子さんは「この子は練習しないのでピアノが嫌いなんだろう」と思われがちですが、意外と大人になっても続けている子が多いタイプです。
いつ子供の才能は開花するか分かりません!
「好きこそものの上手なれ」と言うように、好きであれば続けさせてあげて下さい。
「大器晩成型」で大物になるかもしれません(*^^)v
ピアノが嫌い!練習も嫌だ~!タイプ
このタイプのお子さんの場合、まずはピアノに興味を持ってもらうことが必要です。
ピアノが嫌い=練習が嫌
だと思います。楽器が嫌いというお子さんはまずいないように思います。
ですので、練習習慣を身に付けるよりも、レッスンに楽しく通えるよう促す必要があります。
ピアノレッスンよりも、リトミックやソルフェージュ中心のクラスを受けてみるなど、一旦ピアノから離れてみるのも効果があると思います。
ピアノではなくても、音楽が好きになれば他の楽器に興味が出るかもしれません。
ここはピアノに拘らず、様々な角度から音楽を体験させてあげることも大事ではないでしょうか。
子供をピアノ好きさせるためにできることは?
ピアノが嫌い、あんまり好きじゃないお子さんでも、ちょっとしたことで好きになる可能性は十分あります。
ですので、すぐに辞めることを考えず、ぜひ、次のことをお試しになってみて下さい。
少しづつ練習習慣を身に付ける
ピアノが嫌いな子の共通点な何でしょう?
それは…
練習が嫌いということ。
練習嫌い→練習しないから弾けない→怒られる→楽しくない→嫌い
この負のループにドはまりしていますので少しづつ解いてあげましょう。
まず、大前提として、ピアノは毎日コツコツ練習しないと弾けません。
ですから、2分でも3分でも毎日ピアノを弾く習慣を付けてあげて下さい。
ご両親がうまく声掛けしてあげれば、意外とスムーズに練習できる子は多くいます。
演奏会を聴きに行く、動画配信サービスなどを活用
ピアノが好きになれない子はちゃんとしたピアノの演奏を聴いたことがないということもあります。
生でクラシックコンサートやピアノ演奏を聴ければ一番良いです。
しかし、今は動画配信サービスを利用してお家でたくさんの素晴らしい演奏家の演奏を聴くことが出来ます。
こんな風に弾けたらカッコイイよね!この曲素敵だよね!
そう思える瞬間に出会ったことがない子供にいくらピアノの魅力を説明しても暖簾に腕押し…
やはり自分が経験し感動する、心が躍ることを体感しないとなかなか響かないのではないでしょうか?
最近はYouTubeを見て「この曲を弾きたいからピアノを習いたい」と教室にお問い合わせ頂くことが増えました。
「やってみたい、弾いて見たい」と思う気持ちが一番ピアノを上達させ、好きにさせると実感しています。
今はあまり好きじゃなくても、もしかすると急に興味を持つ日が来るかもしれません。
試行錯誤しながら、長い目で見守るのも大事なことだと思います。
ピアノが好きな子供のタイプや特徴とは?:まとめ
1 ピアノが好きな子供ってどんなタイプ?
2 ピアノ好きの子供にさせるためにできることは?