5歳のお子さんの素敵な演奏を聴いて、レッスンの在り方について考えた
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
お正月気分もすっかり抜け、すっかり通常モードです。
さて、レッスンは5日から始まりました。
お正月休み中は、練習不足でも仕方ないかなと思っていましたが、ほとんどの生徒がしっかりさらってあり、昨年最後に聴いた時よりも良くなっていたので一安心。
初日はゆっくりペースでレッスンしようかなと思っていましたが、みんなのやる気に初日から全力モードでレッスン中です!
素敵な演奏をする5歳のお子さん
昨日は、引継ぎで1年半前からレッスンしているNちゃんのレッスンがありました。
この1年でどんどん上達し、今年の発表会では、マイカパルのワルツを演奏します。
彼女は、とても感性豊かで頭が良く、レッスンも練習も一生懸命頑張っています。
マイカパルは少し難易度が高いかな?と心配していたのですが、譜読みもあっという間にしてくれどんどん演奏が素敵になっています。
この表現はまだ彼女には理解できないかな?と思うことでも、彼女は熱心に理解しようとしてくれます。
彼女のピアノに対する姿勢を見て、どんなに小さな子でも、こちらが妥協せず伝えれば子供なりに理解しようとしてくれるし、思っている以上に良い反応を示してくれます。
もちろんそれは、普段の彼女のピアノに対する姿勢や練習の土台があるからこそなのですが、昨日はとても有意義なレッスン時間を過ごすことができました。
ピアノを演奏するとは自分を「表現」すること
ピアノは、楽譜通り弾ければ良いというものではありません。
演奏すると言うことは、「表現」することです。

多くの方がピアノを弾くとは、「楽譜通り音が出せること」だと考えているように感じます。
しかし、楽譜を読むことは「セオリー」であって、あくまでも演奏するための知識です。
そこから、自分がどのように感じ、どう表現するか、理想の音を出すためにどんなテクニックが必要か?
それを習得する場としてレッスンがあるのです。
レッスンは譜読みをする場所ですか?
レッスンは、譜読みをする場所だと思われている方が多いように思います。
もちろん、最初は音の読み方、リズムの取り方、楽譜の読み方など基礎を徹底的に指導します。
その期間は「レッスンは譜読みの仕方を習う場所」で間違いありません。
しかし、ピアノを始めて数年経っても読譜力がないとなると話は変わります。
- 音が読めない
- リズムが取れない
- 演奏中何度も止まる
- どこを弾いているか分からない
何年経っても「読譜力が身に付かない」ということは、概ね練習不足と本人のピアノに対する意識の低さが原因なように思います。
「ピアノは一習い事、プロになるわけではない、上手くなる必要はない、楽しめれば良い」よく耳にするお言葉ですが、譜読みが一人で出来ない以上、ピアノが楽しいとは思えないでしょう。
ピアノは「練習」という地道な努力が絶対不可欠!そこをすっ飛ばして楽しさを求めることはできません。
様々なお考えがあると思いますが、「練習しなくてもピアノが弾ける」「練習ゼロで、楽しくレッスンを受けられる」は理想論であるように感じます。
今は、色々なタイプのお教室があり指導法もたくさんあります。
練習せずにピアノが弾けるようになるお教室ももちろんあると思います。
だけど、私にはできません。
それは、私に指導力がないだけとも言えますが、そう思われても、私の「軸」としている部分を変える気はありません。
だって、Nちゃんのように感性豊かで、一生懸命取り組んでくれる子がたくさんいるのです。
少数派であってもその子たちを大事にしたい。
そう感じた一日でした。
今日の一言