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ピアノ教室の先生おすすめ!子供と一緒に楽しむ「連弾」の効果とは?

2022/07/14
 
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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。ピアノ指導歴20年。
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こんにちは。広島市安佐南区❛GRIT❜ やり抜く力を育てるピアノ教室 横山美和ピアノ音楽教室です♪

「連弾」とは何でしょう?

1台の鍵盤楽器,とくにピアノを2人で演奏すること。連弾という語は日本独自のもので,欧米では一般に〈4手(よつで)のためfor four hands〉などと表現される。まれに3手(2人),6手(3人),あるいはそれ以上の人数を要する作品もある。同じ二重奏でも複数のピアノを使用する場合は連弾とはいわず,〈2台のピアノのため〉などといわれる。いずれも独奏の場合に比べ広い音域と豊かな響きが得られるが,どちらかといえば連弾作品は家庭用,2台ピアノ作品は演奏会用の性格が強い。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

簡単に言うと「1台のピアノを2人以上で弾く」という演奏方法です。

 

連弾にはたくさんの効果があります。

始めたばかりの小さな子供さんはもちろん、何歳からでも楽しめる連弾。

 

レッスンだけでなくお家で親子連弾ができれば子供のやる気もUPし楽しめますね。

 

今回は、協調性や社会性も身に付けることができる「ピアノ連弾の効果」についてお話します。

 

ピアノ連弾の効果

 

連弾で着目すべき一番の要素は「他者を意識した演奏」です。

 

ピアノという楽器は、ほとんどの場合一人で演奏します。

それは一人でオーケストラを奏でているとも言われるくらい。

 

しかし、連弾を通して誰かと一緒に音楽を作り上げるということが経験できます。

 

  • 呼吸
  • タイミング
  • 音のバランス
  • テンポ

 

これらは小さな子供にとって音楽性を育てる上で必要不可欠な要素。

 

小さい子供の場合は、先生あるいは親御さんが一緒に演奏してくれることで、音楽性や表現力が身に付きます。

また、音の幅が広がることでワクワク感も体感でき、やる気にもつながります。

 

ある程度年齢が上がり子供同士で演奏となると非常に困難な作業です。

しかし、連弾を通してお互いを思いやりながら音楽作り上げていくことで達成感、協調性が育まれます。

 

もちろん、大人の方にも連弾の楽しみがあります。

連弾によって、相手の意外な音楽性を知ることができる、音楽を誰かとと楽しむことができるなど。

一人では味わえない醍醐味です。

 

このように連弾における効果は年齢を問いません。

 

指1本から始められる連弾を活用しない手はありませんね(*^-^*)

 

ピアノ連弾に挑戦してみよう!

 

ピアノ連弾は「1本の指で1音」弾ければ、誰でもいつからでも始められます。

 

始めたばかりの小さな子供におすすめ

小さな子供さんの場合は、使用されている教材に連弾パートがついているものが多いはず。

わたしの教室でも、初級の教材では連弾を多く取り入れています。

 

それは、たった1音でも伴奏が付くことにより「音楽の世界」が広がるからです。

赤一色のキャンパスに、何色もの色が重なったような感覚。

 

子供たちの顔が一気に明るくなり、やる気もUPします。

 

幼いころから連弾を取り入れると、「たくさんの色を使って絵を描くように演奏できるようになる」

 

音楽性を養うには本当に効果的。

 

もしピアノが弾ける親御さんであれば、ぜひお家でも一緒に演奏して頂きたいですね。

また、ピアノが弾けない親御さんでも、簡単な伴奏をお教えしてレッスン中に弾いてい頂くこともあります。

 

子供にとって、パパ、ママと演奏できることは一番の喜びでありやる気になりますね。

 

余談ですが…

親御さんがミスをすると、得意になって「ママへたくそ~(*´ω`)」と言っている姿を見ると

どこか誇らしげで、これは自信に繋がるなと思っています。

 

中級者の子供におすすめ

ある程度演奏できるようになった中級者には、子供同士で演奏する機会を作ります。

発表会で連弾の部を設けているお教室も多くありますよね?

 

子供同士の場合連弾はとても難しい演奏になります。

  • お互いの呼吸を合わす
  • 音のバランス
  • ミスをしても先に進む決断力
  • 相手を思いやる心

 

普段一人で弾くのとはワケが違いますΣ( ̄ロ ̄lll)カ

一通り譜読みが終わった後の発合わせのひどいものと言ったら…(;^_^A

 

  • テンポはバラバラ
  • 音のバランスは悪い
  • 相手がミスをすると演奏が止まる
  • 決めどころが全部ズレる…

 

最初の合わせはみんなチーンとなっています(;’∀’)

 

しかし、何度も合わせてお互いを思いやるうちに一人では絶対に奏でることのできないハーモニーが作られます。

そして、ソロ演奏とは違うチームでやり遂げたという達成感が生まれ、それは今後社会に出て必ず役立つ能力となります。

 

ソロ演奏は全然練習しない子が、連弾となると途端に練習するというこが良くあります。

子供ながらに、相手に迷惑をかけたくないという他者への思いやりが生まれる証拠ですね。

 

連弾をレッスンに取り入れると、連弾が大好きになる子が多い。

やはり、音楽は皆で共有し楽しめる素晴らしいものなのだといつも実感します。

 

ピアノを習う前でもできる連弾曲集

「ピアノを習わせたいけど子供にまだ興味がなさそう」

「ピアノ教室に通うか迷っているけど、それまで家で出来ることはないかな?」

 

もし、お家に鍵盤楽器があるのならぜひ子供さんと連弾をしてみて下さい。

教室に通わなくても、簡単な連弾楽譜が楽器店にはたくさんあります。

 


一緒にピアノを弾く楽しみを知ることで子供の興味が沸くことは大いに考えられます。

 

ピアノが弾けなくても、歌いながら一本指で音を鳴らすことだって立派な連弾です。

一緒に音楽を奏でる経験をさせてあげて下さい。

 

音楽は一人で体感する楽しみもありますが、やはり他者と共有する楽しみの方が感動が大きいように思います。

 

 

ピアノ教室の先生おススメ!子供と一緒に楽しむ「連弾」の効果とは?:まとめ

今回のポイント

1 ピアノ連弾の効果
2 ピアノ連弾に挑戦してみよう!
3 ピアノを習う前でもできる連弾曲集

ピアノ連弾は、ピアノが弾けなくてもできます。

家族みんなで一緒に楽しめるのでぜひご家庭でも挑戦してみて下さいね。

 

 

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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。ピアノ指導歴20年。
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