子供がピアノ教室を嫌がる5つの理由と対策
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
子供がピアノ教室に通うのを嫌がるようになった。
最初は順調にレッスンが進み、子供も楽しんで通っていたはずなのに、最近レッスン前になると行くのを拒むように・・・
このようなお悩みをお持ちの親御さんは多いのではないでしょうか?
せっかくピアノ教室に通うのであれば、お子さんに楽しんで通ってもらいたいですよね。
「ピアノ教室が嫌になる」それには必ず原因があります。
ですので、その原因を知り、適切な対策を取ればお悩みも解決するかもしれません。
今回は、子供がピアノ教室に行きたくなくなる理由についてお話します。
もくじ
子供がピアノ教室を嫌がる5つの理由
- 練習していない
- 練習したけど上手く弾けない
- 先生に怒られる
- レッスンが楽しくない
- ピアノより他にやりたいことがある
上記5つが主に考えられる理由です。
では、順にご説明しましょう。
ピアノの練習をしていない
根本的に練習不足ではピアノは弾けるようになりません。
練習不足→弾けない→レッスンで怒られる→楽しくない→行きたくない
練習不足はピアノが嫌いになる一番の原因。
ピアノに対して多少興味が薄くても、ある程度練習ができていれば、まず、子供が教室に行きたくないということはないと言って良いでしょう。
練習をきちんと熟す生徒で、「ピアノ教室に行きたくない」という子に出会ったことはないと言っても過言ではありません。
要するに、教室に行きたくない一番の原因は????
練習不足Σ( ̄ロ ̄lll)
対策
まずは、子供に「練習習慣」をきちんと身に付けさせましょう。
家での練習方法や環境をもう一度見直してみませんか?
- 生活ルーティーンの中に適切な練習時間が組み込まれているか
- 練習を子供任せにしていないか
- 怒りながら練習させていないか
- テレビをつけたまま練習していないか
いかがですか?
毎日練習していても、練習内容や時間配分が適切でないと効果が薄れます。
①子供の年齢や実力、宿題の量、課題の数を把握し適切な練習時間を設定してください。
短すぎても長すぎてもよくありません。
②「練習しなさい!」と言ってほったらかしにしていませんか?
小さな子供の場合、間違った練習をしてしまうこともあります。
せっかく練習していてもそれでは意味がありません。
毎回でなくても良いので親御さんが練習に付き合うことで練習の効果がUPします。
➂ついつい熱が入り、弾けないところを何度もやらせていませんか?
熱心にされることは悪いことではありませんが、怒りながら練習させるとピアノ嫌いになることも…
弾けなくても今日はここまでと一旦練習を止めることも大切。
④テレビやゲームを付けたままま練習していませんか?
子供は集中力がありません。
周りで音がしたり、余計な物が視界に入ると一気に集中切れに。
その環境で練習しても身にならず、ただピアノの前に座っていという状態。
練習環境も非常に重要な要素ですので今一度考えてみましょう。
練習したけど上手く弾けない
練習をしていても「上手く弾けない」ということもがピアノ教室に行きたくない原因になることもあります。
例えば…
- 練習内容、環境の問題
- 宿題量やレベルが合っていない
【練習していない】の項でお伝えしたように、練習時間を確保していても短すぎたり、練習の中身が薄い場合「練習した」と思っているのは本人だけということも…
また、その子にとって課題が多すぎたり、レベルが高すぎることも考えられます。
お習いの先生の指導法もあるのであくまでもわたしの意見ですが。
難しすぎる課題は場合によっては子供のやる気をなくすことも。
難しい課題を出すくらいなら、その子にとって少し簡単な課題を多く出す方が良いと思います。
子供さんに適切な課題が与えられているかを判断するのは難しいですが一度ご相談されると良いでしょう。
対策
①練習内容や時間が適切か考える。(前述)
②宿題やレベルが子供に合っているか判断する
- 譜読みに時間がかかり過ぎる(音読みができない、リズムが分からないなど)
- 新しい曲は親と一緒でないとほとんど譜読み出来ない
- 1日で練習する課題が終わらない
このような状態であれば一度お習いの先生に相談してみましょう。
ピアノの先生に怒られる
練習していない→弾けない→怒られる
ピアノ教室に行きたくなくなる一番の原因は練習不足とお話ししました。
弾けていないと怒られるので当然行きたくありませんよね・・・・( ;∀;)
ピアノ教室の先生にはいろいろなタイプの先生がおられ指導法も千差万別。
もちろん練習していなくても注意せず、優しい先生もいらっしゃいます。
しかし、私は練習していないことを良しとする先生では上達は見込めないと思います。
ピアノを習う一番の目的は、ピアノを弾けるようになることです。
それは「練習したくない」ということは「ピアノを習う目的」からは外れてしまうのではないかと思うからです。
もちろんこの問題に関しては様々なお考えがあるのであくまでも私個人の考えとしてご理解下さい。
先生に怒られるということが行きたくない理由ならば、まずは「毎日練習するを習慣化すること」です。
ピアノレッスンが楽しくない
「練習もしてある」「宿題の曲も弾けている」
でも…
「ピアノ教室に行きたくない」ということが稀にあります。
その原因として考えられるのことは、レッスン自体が楽しくないということ。
- 怒られるわけではないけどレッスン中楽しくなさそう…
- レッスンが単調で同じことしか言われない
- どんな演奏でも合格になる
ピアノが嫌いなわけではないけれど、レッスンに楽しさや面白さを感じてない場合があります。
対策
まず次の2点を再確認してください。
- 先生との相性
- レッスンが単調
①小さな子供でも相性はあります。
根本的に先生と相性が悪いということが…
子供さんのレッスン中の様子はどうですか?
笑わない、お話ししないなど。
そのような場合は一度子供さんと話してみると良いかもしれません。
②単調なレッスンとはどんな感じでしょうか?
- 30分ずっとピアノに座ってピアノを弾くだけ。
- 先生から特に注意を受けたりアドバイスもない。
- 先生がピアノを弾かない。
良く弾ける生徒に対してそれ以上のアドバイスがない先生のレッスンは向上心がある子供からしてみれば楽しいはずがありませんね。
子供さんのレベルに対応してくれる先生やお教室を検討することも考えてはいかがでしょうか?
ピアノより他にやりたいことがある
練習も毎日頑張っている、以前より弾けるようになっている。
でも、行きたがらない・・・
もしかすると、ピアノより他にやりたいことがあるのではないでしょうか?
以前、教室に通っていたMちゃんのお話しです。
最近、なんとなくつまらなそうだなと思って「ピアノは嫌いなの?」と聞いてみたことがあります。
嫌いじゃないけど、あまり好きじゃない。
ピアノはお母さんに言われたからやっているけど、
本当は、絵画教室の方が楽しいの!
彼女は、ピアノを弾くより、もっと絵を描きたいと望んでいました。
私はお母様とお話しして、ピアノ練習の時間を減らせるレッスン内容に変えることを提案しました。
彼女はピアノが辞めたいわけではなかったので、練習時間が減った分、絵を描く時間にあててもらえるように。
その後、Mちゃんはレッスンの度に素敵な絵を描いて持って来てくれ、ピアノ教室に行きたくないと言うことも減ったのです。
このように、他にやりたいことがあるのにそれを我慢してまでピアノを弾くことはないです。
ピアノを習うことは素晴らしいことだと思いますが、すべてのお子さんマッチするわけでは決してありません。
他にやりたいことを見つけた時は、「ピアノを辞める、セーブする」という選択もアリ‼
その子にとって一番ベストな習い事をさせてあげることが一番です。
子供がピアノ教室を嫌がる5つの理由:まとめ
1 ピアノ教室を嫌がる5つの理由
2 ピアノの練習をしていない
3 練習しているけど上手く弾けない
4 ピアノの先生に怒られる
5 ピアノレッスンが楽しくない
6 ピアノより他にやりたいことがある
子供がピアノ教室を嫌がる理由は必ずあります。
まずは、なぜ行きたくないのか?原因を知ることから始めてみましょう。