子供のピアノレッスン時間はどれくらいが良いのか?60分は長い?
こんにちは。横山美和ピアノ音楽教室です。
お子さんのピアノレッスン時間について疑問に思われることはありますか?
ちなみに、私のレッスンは30分、45分、60分、それ以上と年齢やレベル、目的によって変わります。
ざっくり言うと、幼児は30分、小学生以上は45分~!
ピアノのレッスン時間として低学年の子供に45分のレッスンは長いと感じる方もいらっしゃいます。
しかし決してそんなことはありません。
今回は、小学1年生の生徒が45分どころか60分ちゃんと集中してレッスンを受ける様子をご紹介します。
もくじ
最初は30分も集中力がない
もちろん、初日から60分のレッスンができるということは稀です。
幼児であれば30分、低学年は45分~スタートします。
しかし、ずっとピアノの前に座りピアノを弾くというわけではありません。
- 基礎トレーニング
- リズム
- 音読み
- 音を聴く(音当てクイズ)
- ワーク
- ピアノの曲数曲
1回のレッスンで最低これくらいは行います。
ざっと見ただけでも30分では終わらないと思いませんか?
同じことをじっと座ってやるとなると幼児、低学年には厳しいかもしれません。
しかし、目先を変えて内容盛り沢山!でおこなうピアノレッスンを体験すれば30分なんてあっという間!
ここで1つ「指を動かすための基礎トレーニング」をどのように行うかご紹介します。
指のための基礎トレーニング(幼児・低学年の場合)
指番号を覚える
まず1~5までの指番号を覚えます。
「この指何番?」など当てっこしながらやります。
良い形の手を作る
弾力性のあるボールやお手玉を使い手の形を覚えます。
お手玉遊びは反射神経やリズム感を鍛えるためにも有効です。
指先の感覚を感じる
- ままごと用の木製のぶどうのおもちゃを使い一つづつ指先でぶどうをつかむ遊び
- ビー玉を指先でつかむ遊び
- おはじきをはじく遊び
- 指を左右に動かす遊び
- 指先を使った遊びはとてもたくさんあります!
ブロック、折り紙など小道具もたくさん用意して楽しくできます。
2番の指を使って打鍵の練習
まずは2の指を使って良い音を出す練習
やり方は、私の真似をすることからスタート
指の基礎練習だけで20分くらい経つことも…(;^ω^)
子供は遊びながらできる、興味があるものに関してはいつまでもやり続けることができます。
逆に、興味がないと見向きもしない!Σ( ̄ロ ̄lll)
そんな時は、手を変え品を変え、その子が一番興味を示す方法をいくつも生み出すのことが指導者の役目です!
30分があっという間に感じれば、60分もあっという間!
ほとんどの生徒が30分では時間が足りず、45分、60分に変わっていきます。
もちろん、長くやればよいというものではなく、その日の調子によっては30分も持たない!という日もあります。
そんな時は無理に45分レッスンするよりも、30分で切り上げ、調子が良い時に残り15分をプラスして60分にするなど臨機応変に行います。
また、30分レッスンよりも45分、60分レッスンの方が、確実に上達スピードが速いです。
同じように、月2回より週1回、週1回より週2回の方が上達します。
あくまでも私の私感ですが、 上達とレッスン時間、回数は比例する と感じています。
低学年であってもやり方によって45分、60分のレッスンをすることは可能です。
もちろん、毎日の練習は絶対ですよ(;’∀’)(練習せず週2のレッスンに通えば上達するということではありません)
お教室選びの基準として、レッスン時間を視野に入れることはとても大事なことだと思います。
子供のピアノレッスン時間はどれくらいが良いのか?60分は長い?
1 最初は30分も集中力がない
2 指のための基礎トレーニング(幼児・低学年の場合)
3 30分があっという間に感じれば、60分もあっという間!
何はともあれ、時間よりもお子さんが集中して楽しく取り組める時間を設定することが一番大切ではないでしょうか。