毎日どれくらいピアノを練習したら良いか?(幼児・小学校低学年の子供の場合)
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪
大体どれくらい練習すれば良いのかしら?
親御さんのお悩みの中で特に多いのがお子さんのピアノ練習時間問題です。
ピアノは毎日練習しないといけない習い事です。
残念ながら週に1度レッスンに通っただけで弾けるようになるものではありません。
では、子供の理想的な練習時間とはいったいどれくらいでしょうか?
今回は、幼児、小学校低学年の理想的なピアノ練習時間についてお話ししたいと思います。
もくじ
理想的な子供のピアノ練習時間はどれくらい?と、その前に!
まず、練習時間の長さより大切なことがあります。
それは習い始めて半年~1年の間で「毎日ピアノを弾く習慣を付ける」ことです。
最初から「毎日1時間練習させる」など目標を高く持ちすぎると必ず挫折します。
まずは、毎日5分~10分(年齢に合わせて)は必ず練習させることを目標にして下さい。
もしかすると、始めはピアノの前に座るだけで精一杯かもしれません。
それでも構いませんので、毎日ピアノに向かうことを続けて下さい。
また、小さなお子さんの場合、一人で練習することはまず無理だと思います。
しばらくは、ご両親が練習に付き合うつもりでいて下さい。
ピアノの練習習慣が身についたら、少しずつ時間を増やす
練習習慣が付いてきたな、と思ったところで徐々に時間を増やすと良いでしょう。
5分→10分→20分→30分…
5分~10分ほど、徐々に延ばして、最終的に毎日45分~60分の練習時間が取れれば理想的です。
しかし、現実はなかなか厳しいですよね(;^ω^)
たくさんの習い事や日々の生活でピアノ練習まで手が回らないというのもよく分かります。
ですので、次に、忙しい毎日の中で、上手くピアノ練習時間を組み込むいくつかのヒントをご紹介します。
時間を細切れにして使う
一気に60分練習する時間を取ることは現実難しい、そして低年齢であるほど集中力が持たないことがほとんどです。
ですので、朝20分、夕方20分、お風呂に入って10分など短い単位で練習すると良いでしょう。
そして、毎日60分練習することはとても大変なことだと思います。
1日60分と考えるのではなく、平均して週300分(週5日60分)を目安にするなど、週単位で考えるのもおススメです!
まずは30分を目指して練習
毎日45分~60分が理想的ではありますが、幼児や始めたばかりの子供にはハードルが高いですね。
集中していない状態で、無理やり60分弾き続けても何も意味がありません。
無理せず、お子さんに適した時間割で進めてあげましょう。
例えば↓
- ピアノを弾く練習/15分
- リズムたたきやワーク/15分
こんな感じで30分を目指すとすんなりこなせるお子さんが多いように思います。
ワークやリズム課題がないお教室の場合は、習っている曲のリズムをたたく、宿題の曲をドレミで歌うなどおススメです。
毎日練習する覚悟を持ってピアノを習わせて下さい
実際、毎日平均的に練習されるお子さんの方が上達も早く、長くピアノを続ける傾向にあります。
週に2,3日10分程度の練習では残念ながら上達スピードは遅く、ピアノをやめた後は一曲もピアノが弾けないなんてこともあります。
これでは、高いお月謝を払って習わせる意味がなくなりますね。
何度も申しますが、ピアノは、毎日練習しないと上達しない習い事!
「とりあえず先生に預けておけば良いわ!」
これでは時間とお金のムダです。
それをよく理解された上で習い始める方が、お子さんにとっても良いことだと思います。
逆に、練習すればするほど楽しくなるのがピアノです!
「毎日60分なんてあっという間」と思えるようになれば、ピアノは人生の良きパートナーともなり得ます。
そう思えるお子さんが一人でも増えるといいなと願っています。
毎日どれくらいピアノを練習したら良いか?(幼児・小学校低学年の子供の場合):まとめ
1 理想的な子供のピアノ練習時間はどれくらい?と、その前に!
2 ピアノの練習習慣が身についたら徐々に時間を増やす
3 毎日練習する覚悟を持ってピアノを習わせて下さい