ピアノ教室に通う子供が、ピアノを「好き・楽しい」と思う瞬間とは?
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
「大好きでずっとピアノに座っています」
「レッスンに通うのを楽しみにしています」
ピアノを習うお子さん全員がこう思ってくれれば指導者冥利につきますが…
実際はどうでしょう?
「練習もあまりしないし、辞めたいと思っている」
「好きでも嫌いでもないみたい」
「発表会ではやる気が出るけど、それ以外の練習は…」
残念ながら、現実はこちらが圧倒的に多い…(´;ω;`)
でも、せっかく習っているのなら一人でも多くの子供たちにに好き・楽しいと思う瞬間を増やしてほしい!
今回は、子供にとってピアノが好き!楽しい!と思う瞬間はどんな時か?についてお伝えします。
もくじ
ピアノで褒められた時
誰でも褒められて嫌な気持ちになる人はいませんよね?
「ピアノをやっていて何が楽しい?」と聞くと多くのお子さんがこのように答えてくれます。
「先生に褒められた時」
「ママに上手だねって言われた時」
「お友達にすごいと言われた時」
このように、誰かに認めてもらえた時に嬉しい、楽しいと感じる子供がとても多いのです!
「褒めて伸ばす」と言いますが、やはり、褒められると自信が付きます。
それがモチベーションとなりたくさん練習するようになる。
弾ける曲が増えれば、楽しいと思う習慣が増えますね(^▽^)/
褒められると肯定感が高まることで楽しいと思える
ピアノが弾けるようになった時
次に多い回答はこちら↓
「難しい曲が弾けた時」
「曲が仕上がった時」
「本が終わった時」
このように何かに達成感を感じた時に楽しいと感じるようです。
自分の力(一定量の練習)によって何かをやり遂げ、達成感を味わうと楽しいと感じるのです。
また、「100曲マスターシート」を活用すると、視覚的に達成感を感じることができこのシートを何枚も貯めることが楽しいと思うお子さまもいらっしゃいます。
「100曲弾けた」という事実は大きな達成感がありもっとたくさん弾きたいという意欲に繋がります。
ピアノ、音楽教室の発表会に出ること
人前で演奏することが楽しい!
- 髪をセットしてドレスを着る
- 大勢の人の前で拍手を浴びる
- がんばって練習した曲を披露する
- 良い緊張感
発表会はピアノを習っている人だけが体験することができる貴重な場です。
- 長い時間をかけて練習しても本番は1回‼
- ドキドキしながら、舞台袖で待つ緊張感。
- 弾き終わった後のなんとも言えない幸福感。
わたしもピアノをやっていて良かったと思う一番の瞬間は「舞台で演奏する時」です。
もちろん、人前で演奏することが苦手で苦になるお子さんは無理に参加される必要はないと思います。
人前に出ることだけがピアノをひく喜びでは決してありません。
しかし一方で、一度本番を味わうと病みつきになると言うお子さまもいます。
発表会参加は、パフォーマンス力、度胸、表現力など、たくさんの刺激を受け様々な能力に働きかけることも魅力ですね。
ピアノの練習をしなくて良い時
ピアノを辞めたい理由は様々ですが、「練習が嫌い、練習をしたくない」という声がほとんどです。
しかし、よくよく話を聞くと
「実はピアノは好き」と答えるお子さんが多いのも事実。
- 練習=嫌い
- ピアノ=好き
残念ながら練習せずにピアノは弾けるようになりません。
ですので、練習によって弾ける技術を身につけないと楽しいと思える日は来ない…
しかし、ピアノを弾くだけが練習ではありません。
ワークで譜読み練習、リズムたたき、うた、楽語を覚える、など、直接弾く以外に出来ることがありますね。
小さな子供の場合、毎日練習するためには親御さんがの協力が不可欠です。
いかに「練習と思わせずに練習させるか」嫌なことを無理やりやるより、楽しいこと、好きなこと、興味を示すことから練習すれば少しづつでもピアノに興味が持てる時が来ます。
練習が嫌だと思うお子さんには辛抱強く待つことも大事ですね。
ピアノの練習が好き
「とにかくピアノを弾くことが好き!」という子供もいます。
この場合は、こちらが何かしなくてもどんどん上達しピアノの楽しさをすぐに知ることができます。
「好きこそものの上手なれ」
と言いますが、好きなこと、興味があることをしているときは大人でも楽しいですよね(^▽^)/
しかし、このパターンのお子さんに私が注意していることがあります
- 頑張り過ぎて手を痛めていないか
変な弾き方で長時間練習すると必ず故障する、そうならないよう、正しいテクニックの習得を目指す。 - 壁にぶつかった時に乗り越えられる精神力はあるか
コンクールでなかなか入賞できないお子さまには、挫折してもやり抜く力が付くよう精神面のサポートをする。
好きなことがあるのは素晴らしいこと、その気持ち7,お子さんの好きが持続できるようサポートするのはわたしの仕事です。
ピアノは楽しいばかりではないけれど…
ピアノは楽しいばかりではありません。
むしろ、辛い、大変、しんどいと思うことの方が多いかもしれません。
しかし、楽しい、好きの気持ちをたくさん感じさせてあげることが何より大切だと思います。
ピアノは自己表現のツールであり、生涯に渡って付き合えるパートナーになり得る素敵な相棒です。
多くのお子さんがピアノを通してたくさんの楽しい、好きを見つけてくれると幸いです。
広島市のピアノ教室に通う子供が、ピアノを好き・楽しいと思う瞬間:まとめ
1 ピアノで褒められた時
2 ピアノが弾けるようになった時
3 ピアノ、音楽教室の発表会に出ること
4 ピアノの練習をしなくて良い時
5 ピアノの練習が好き
6 ピアノは楽しいばかりではないけれど…
ピアノは楽しいばかりではないけれど、多くのお子さんにとって音楽、ピアノが人生の楽しみになるようレッスンしています。