第6回☆親子クッキングシリーズ【病気にかからないために!免疫力を高める食事】
こんにちは。広島市安佐南区 ❛GRIT❜ やり抜く力を育てるピアノ教室 横山美和ピアノ教室です。
親子クッキングシリーズ↓
第1回☆親子クッキングシリーズ【3歳で出来る簡単調理とおすすめレシピ①】
第2回☆親子クッキングシリーズ【5歳のお子さまへ!キッチンを実験室に☆】
第3回☆親子クッキングシリーズ【夏休みのランチにおススメ☆】
第4回☆親子クッキングシリーズ【頭の良い子に育つ朝ごはんのススメ】
第5回☆親子クッキングシリーズ【お子さまの野菜嫌いを克服しよう!】
親子クッキングシリーズです。
この記事を楽しみにしているという生徒さんからのお声を頂き調子に乗って第6回目を迎えました。
お子さまの成長のために食は本当に大切です。
この記事で食に対する考えが少しでも変われば良いなと思っています。
今回は、「免疫力」についてです。
今だコロナウイルスの終息の見通しは付きません。
いつ自分がなってもおかしくない状況で、やはり免疫力が強いか弱いかは大きな差。
「食事・睡眠・運動」のバランスを整え規則正しく生活することが一番の免疫力UP法だそうです。
今回は、お子さまの免疫力をあげる食事方法についてお伝えします。
腸内環境を整える
免疫力UPにはまず腸内環境を整える
「免疫力」とは、私たちの身体を病気から守るために必要な力のことです。
その免疫機能を多くつかさどるの場所はどこだと思いますか?
それは、「腸」。
免疫力を高める=腸内環境を整える
腸内には細菌がたくさんあり「善玉菌・悪玉菌・日和見菌」の3つに分けられます。
【腸内細菌の主な特徴】
- 善玉菌・・・有害な菌の増殖を抑制 免疫機能を正常に維持するなどの働き
- 悪玉菌・・・腸内バランスを整えるために必要だが多すぎると毒素やガスを発生させ免疫力を下げる
- 日和見菌・・・一番数が多く、善玉菌と悪玉菌のうち数が多いほうに加勢する
腸内細菌のバランスを保つには、善玉、悪玉、日和見のバランスを
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にすることが理想です。
腸は第2の「脳」
腸内環境を整えるということは、実は脳にとっても非常に良いこと‼
脳は神経の集合体ですが、腸も同じように独立した神経系を持っておりそれが「第2の脳」と言われる所以。
免疫力にとっても脳にとっても大切な腸内環境。そのためにはどのような食事を心がけたら良いのでしょうか?
善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を多く摂取することです。
おすすめは「発酵食品」
発酵食品は善玉菌、日和見菌が多き含まれ発酵を終え死滅しても良い栄養になると言われています。
日本食は発酵食の宝庫
- みそ
- しょうゆ
- 麹
- 納豆
- 漬物
たくさんの植物性発酵食品がありますね(*´▽`*)
- ヨーグルト
- チーズ
- 発酵バター
- カビ付けの鰹節
これららは動物性発酵食品です。
植物性と動物性を偏らず食べることで良い腸内細菌を増やすことが出来ます。
一つお気をつけ頂きたいことは、漬物やしょうゆを購入する際パッケージや材料をよく見ることです。
添加物で人工的に発酵を止めたもの、発酵食品風のものなどまがい物も多い。
きちんと発酵されたものを食べないと乳酸菌は生きていません。
腸内環境を整えるためにもう一つ大切なもの「食物繊維」
腸内細菌のエサになる食物繊維やオリゴ糖を含む食材を意識して召し上がって下さい。
【子どもの免疫力UPにおススメ食材】
- フラクオリゴ糖・・・玉ねぎ、アスパラガス、ゴボウ、ばなな
- キシロオリゴ糖・・・たけのこ、とうもろこし
- 大豆オリゴ糖・・・大豆、きなこ
腸内環境のためには悪玉菌を増やさないことが一番。
高たんぱく、高脂質の欧米型の食事に偏らないことも大事ですね。
その他に気をつけること
粘膜強化の見方ネバネバ食品
コロナウィルスの感染も粘膜感染と言われています。
粘膜強化のためには大切な栄養素は
- ビタミンA
- たんぱく質
- ムチン
ビタミンAはお肉に多く含まれますが、特に豊富なのは「レバー」です。
ムチンは人間の体にある成分で、胃腸や鼻の粘膜に存在しており粘膜を菌から保護する役割があります。
ムチンが多い食材はネバネバ系!
- 納豆
- オクラ
- なめこ
- 山芋
意識して取ることをおススメします。
野菜の芯や葉を食べよう
野菜には「生長点」と言われる部分があります。
収穫後も生きようとして細胞分裂を繰り返している部分で根や茎、先端部です。
野菜を買ったらまずその生長点を切ってしまいましょう‼
- 玉ねぎなら頭の部分
- 白菜、キャベツの芯
- 大根、ニンジンの葉
これらは捨ててしまうのではありません!
この部分にこそ栄養が詰まっています。ぜひ葉や芯の部分をお子さまに食べさせましょう。
みじん切りにしてハンバーグやギョーザのタネにまぜたたり、チャーハンの具として炒めてしまえばお子さまも抵抗がなく食べられますよ。
第6回親子クッキングシリーズ:まとめ
1 腸内環境を整える
2 日本食は発酵食の宝庫
3 その他に気をつけること
免疫力を上ゲて病気になりにくい強い体を目指しましょう。
わたしの毎日お味噌汁と納豆を食べていますよ!(^^)!