お子さんのピアノレッスンを続けるかお悩み中の親御さんへ、私の子供時代のピアノについてお話しします。
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
ピアノの練習をしないお子さんを見て、「もうピアノをやめさせよう…」このように思われることも少なくないのではないでしょうか。
そんな悩める親御さんに「先生は幼少期、どんなレッスンを受けていたのですか?」「毎日練習されていましたか?」と聞かれることがあります。
私は何度もお話ししているように、決して真面目で優秀な生徒ではありませんでした。
練習嫌いで、毎週怒られている子供…所謂、劣等生( ̄▽ ̄;)
そんな私の子供時代のレッスンについて今日はお話ししたいと思います。
参考までに、こんな感じでも大丈夫なんだと思って頂けると幸いです。
初めてのピアノレッスン
私が最初に習った先生は近所の若いピアノ先生でした。
母に連れられてお家に伺うと、2階に大きなグランドピアノがありました。
ピアノが大好きだったわけではないので、正直、当時のピアノレッスンの記憶はほぼありません。
ほとんどない記憶を頼りに最初にやった教本を思い出してみました↓
- バイエル
- バーナム
- ラーニングトゥプレイ
- 連弾曲集
たぶんこんな感じ。
好きな教本や曲があるわけではなく、与えられた曲をしぶしぶ弾いていました。
当時の私の練習時間は、週に20分~30分くらいだそうです(母情報)
前日、ひどい時は、当日焦って弾いていく程度。
ですので、先生の雷が落ちるのは日常茶飯事でした。
ただ、連弾は割と好きだった記憶があります。
先生やたまに母と一緒に弾くのは嬉しかったのでしょう。
ピアノレッスンの様子は?
「怒られた記憶しかない」Σ( ̄ロ ̄lll)
ピアノを始めてから、最初の4,5年は、本当に練習嫌いで毎週怒られていました。
そんな私が、ピアノ楽しい!と思えるようになったのは小学校3年生頃からです。
それまでは、正直楽しいなんて思ったことがありませんでした。
当時のレッスン時間は60分!
この年齢にしては長かったと思います。
基本的に練習していないので、弾けるはずがありません。
譜読みを先生に付き合って頂くことがレッスンになっていました。
ここで一つ私の劣等生エピソードをご紹介しましょう(←偉そう(;’∀’))
先生のご都合で3か月ほどレッスンが休講になったことがありました。
案の定その間、全くピアノを弾かず遊び呆けていた私…
休み明けのレッスンで、最大級の雷を落とされ
結果、バイエルを最初からやり直し。
それでも、へっちゃらな私はこの後もしばらく練習しない子供でした(´;ω;`)
しかし、先生は劣等生の私に対して、厳しく、しかし、あきらめずにレッスンしてくださいました。
今思えば、よく破門にならなかったなと先生に感謝しております。
大きな声では言えませんが当時は「くそばばぁ~」(失礼)と常に思っていました(;’∀’)
なんでこんなに練習しない子供だったのか?
毎週泣いて帰るのに、絶対やめるとは言わない幼いわたし…
ちょっと頭がおかしかったのか??((´∀`*))
今でも不思議でしかたありません。
練習しない子供だったけどピアノでお仕事しています
こんな私ですが、現在、ピアノを生業にしています。
これまで紆余曲折ありましたが、今はピアノが好きです。
ピアノを弾けて良かったと、心底思っています。
ですので、現在、お子さんが全然練習しない、興味がないと困っているご両親にお伝えしたい。
やめることは簡単です。
だったら、今すぐにやめるのではなく、気長に習わしておくことも一つの選択肢ではないでしょうか。
練習しないのにお月謝を払うなんて…と思われる気持ちもあると思います。
でも、本当にどうなるか分からないと私は身を持って感じています。
ピアノを習い始めて数年で結論を出すのは少し早すぎかもしれません。
ぜひ、もっと気楽に考えて、お子さんのピアノと向き合って頂きたいと思います。
最後に、劣等生の私にあきらめず指導してくれた先生、ピアノ習い続けさせてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです。
今日の一言
練習しない時があってもあまり気にせず、長い目で見てください。
1 初めてのピアノレッスン
2 ピアノレッスンの様子は?
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