「ピアノを辞めたい」と言っていたYちゃん!今、音楽の授業で毎回ピアノを担当するようになりました
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
今日はピアノを始めて7年になる小学4年生のYちゃんのご紹介から。
彼女は3歳からピアノを始めました。
最初は、練習が嫌で辞めたい、ということもあったのですが、昨年コンクールに挑戦した辺りから急成長!
持ち前の勘の良さと器用さで、どんどん上達しています(^▽^)
そんな彼女、最近は毎回音楽の授業でピアノを担当したり、クラスの代表でピアノ演奏をしたりしています。
ピアノは武器になる、という本が出版されていました。
彼女を見ていると本当にそうだなとつくづく感じます。
今回は、彼女のご紹介とピアノが自信に繋がるということについてお話しします。
もくじ
ピアノを辞めたい時期は必ずある
ピアノは決して楽な習い事ではありません。
週1回のレッスンで上達できるものではなく、日々の練習は必要不可欠。
また、すぐに成果が出るものでもないので地道な努力しかない。
子供にとって、「ピアノを辞めたい」と思う瞬間は一度や二度ではないはずです。
- 親子喧嘩が絶えない
- 練習不足で怒られる
- 発表会は緊張する
- 覚えることが多い
理由は様々ですが、多くの子供が一度は辞めたいと思う時期が必ず訪れます。
ピアノを辞めたいと言い出した時は?
最初にお話ししたYちゃんも、5歳くらいの頃に1度辞めたいと言って来ました。
お母様に練習のことで怒られるのが嫌だという理由でした。
あるあるですね(;^_^A
しかし、彼女はこの時から器用で練習不足でもある程度弾けていたので、「今やめるのはもったいない!」と思い、お母様抜きで彼女とお話ししました。
- 練習にママが口出ししないでも毎日少しでもやる!
- レッスンは一人で受ける
- それでも嫌なら辞める
この条件ならもう少し頑張ると納得してくれました。宿題の量を減らし、一旦教本レベルも下げて、一人で練習できる環境を作りました。
その後、波はあるものの徐々に上達スピードも上がり昨年あたりから、飛行機が離陸するスピードで上達しています。
「あっ!トンネル抜けたな」(急に弾けるようになる瞬間)と思いました。
ピアノは不思議なもので、ずっと上り調子で上達する子、ずっと低迷して急上昇する子、急上昇したけど伸び悩む子、本当に人それぞれ。
しかし、経験上、どんな子でも必ずトンネルを抜ける瞬間があるのです。
だからこそ、一時の迷いで辞めるのは勿体ないと思います。
さて、Yちゃんですが、その後「辞める」と言って来たことは一度もありません(*^^*)
それどころか、コンクールで入賞、音楽の授業で毎回ピアノを担当する、発表会は毎回ノーミスと優等生な生徒さんになっています。
もちろん、踏み留まったけれどやっぱり無理だった、となる場合もあります。でも、それはそれで良いのではないでしょうか?向き不向きは絶対あるので無理に続ける必要は全くありません。
しかし、一度は踏みとどまって解決策を考えることは決して無駄ではないはず!
辞めることは簡単、それよりも、どうすれば続けられるかを模索することで子供の未来が変わるかもしれないのです。
習うだけでは意味がない、ピアノが弾けることが自信になる
「ピアノが弾けるは武器になる」数年前、良く耳にした言葉です。
武器というと、なんだかなと思いますが(;^ω^)
それで、ピアノを習えば良いんだと漠然と思われている方も多くいますがそれは間違いです。
ピアノは続ければ続けるだけ上達しそれが自信になります。でもそれは、継続と日々の練習を怠らなかった場合のみ。
例えば、中学入学時点でピアノを習っていた子は半数ぐらいいるようです、でも、きちんと弾ける子がどれくらいいると思いますか?
一概には言えませんが、一クラスに数名です。
その中でも、ピアノ伴奏ができるなどある程度演奏できる子は1人か2人…(-_-;)
ピアノは習っているだけで武器になりません。
ですので、正しい練習が出来ないのであれば早急に辞めても良いと思います。他に、興味があることを伸ばしてあげる方がその子のためです。
Yちゃんも、「辞めたい」と言った後、まったく練習せずに、やる気もなければきっと辞めていたでしょう。
彼女がここまで成長できたのは、あくまでも彼女自信の継続と努力でしかありません。
今、子供がピアノ続けるかどうか悩んでいる親御さん、まず、続けるのであれば、ピアノは習うだけでは意味がないということをご理解下さい。
そして、続けるために「練習環境を上手く作れるか?」を考えて下さい。それができれば、きっとピアノが武器になる日が来るのではないでしょうか?
「ピアノを辞めたい」と言っていたYちゃん!今、音楽の授業で毎回ピアノを担当するようになりました:まとめ
1 ピアノを辞めたい時期は必ずある
2 ピアノを辞めたいと言い出した時は?
3 習うだけでは意味がない、ピアノが弾けることが自信になる