ピアノ講師が新しい生徒との出会いで大切にしていること
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
ピアノを教えていて良かったと思うことはたくさんありますが、その一つに、新しい生徒さんとの出会いがあります。
ご縁あって私のところへ来てくださる生徒さんとは末永くお付き合いしたいと思っています。
今回は、私が新しい生徒さんとの最初のレッスンで大切にしていることをご紹介します。
もくじ
新しい生徒さんとのレッスンで大切にしている2つのこと(幼児の場合)
様々な年代の方と出会いがありますが、今回は幼児さんの場合についてお話しします。
①たくさんの指導案を用意して、子供をよく観察する
最初のレッスンでは、とにかくたくさんの指導案を考えます。
それは、1パターンの指導案では子供に対応できないからです。
過去、用意した指導案に一つも興味を示さず、何もできないまま終了…という経験を何度もしました。
その結果、とにかく引き出しは多いに越したことはないと痛感!
今は、ピアノ、リズム、ソルフェージュ、ワーク、知育、歌、簡単なリトミックなど…
ドラ〇えもんのようにたくさん武器を持っているので、何もできないまま終わるということはほとんどなくなりました。
それから、子供をよく観察することを心掛けています。
「どんなお子さんだろう?」
「何に興味を持つだろう?」
同じ年齢でも、子供たちは実に様々ですね。
- 活発で何にでも興味を示す子
- 恥ずかしがり屋で、お母さまの陰に隠れてしまう子
- じっとしていられず、なかなかお話しが聞けない子
それによって今この子はどんなことなら一番ノッてやってくれるかなを見極めます!
ピアノに興味津々
ピアノを弾くことに時間をかける
ピアノを触る、音の場所を知る
色塗りや書くことがしたそうだな
ワークを中心に、知育教材をプラス
リズムカードや音符トランプで遊ぶ
からだを動かしたり、歌ったりしたい
歌を中心に、リトミック的なことをおこなう
子供は、気に入ると何度も同じことをやりたがりますよね!
最初のレッスンでは、楽しいをたくさん体感してもらいたいので、出来る限り子供が興味を示すものを中心にレッスンを進めるようにしています。
②ルールを守って、メリハリをつける
レッスンが楽しいと思ってもらえることが一番大事だと思っていますが、すべて子供のペースというワケにはいきません。
メリハリをつける、ルールを守るを最初のレッスンできちんとお伝えします。
- レッスン前後に挨拶をする。「お願します」「ありがとうございました」
- 楽器や道具は大事に扱う 乱暴に扱った時は厳しく注意します。
- 爪を短く、手はきれいに!
- 教材は自分で持って来て自分で準備する
- お返事は「はい」(シャイな子もいるのでこれは徐々に…)
この5つを徹底するようにしています。
レッスンが楽しいと感じてくれることは大切ですが、それは好き放題やるとは違います。
このルールも、年齢や性格によってすぐにできるお子さんと時間がかかるお子さんがいますが、様子をみながら身に付けてもらうよう心掛けています。
最初はピアノレッスンが楽しいと感じてもらうことが一番大事
新しいことを始める時は、楽しみの反面、不安もあるでしょう。
特にお子さんの場合、なかなか慣れずレッスン室に入るまで時間がかかることもあります。
また、その日の体調などでレッスンにならないこともしばしば…(;’∀’)
だからこそ、その日1つでも「楽しかった、また来たい」と思えることができるようレッスンしたいと思っています。
たくさんの教室や先生の中から私を選んで下さったことは、本当に運命で奇跡だと感じます。
小さな生徒さんたちの成長を楽しみに、そして、「ピアノを習って良かった」と思ってもらえるようレッスンをすすめていきたいと思います。
ピアノ講師が新しい生徒との出会いで大切にしていること:まとめ
1 新しい生徒さんのレッスンで大切にしている2つのこと(幼児の場合)
2 最初はピアノレッスンが楽しいと感じてもらうことが一番大事
春は出会いもありますが、同時に別れの季節でもあります。
長くレッスンに通ってくれた生徒とお別れするのは本当に淋しいですが、新たな門出と笑顔で送り出してあげたいなと思います。