広島市安佐南区― ロシアピアニズムで学ぶピアノレッスンー

子どもに生演奏を聴かせるメリットとは?「良い耳」と音楽性を育てる大切な時間

 
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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し、毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。現在、ロシアピアニズムに基づくピアノ奏法を坂元あゆみ氏に師事。
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こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。

今から20年以上前、私が学生だった頃。

「音楽を聴く」といえば、もっぱらCDでした。

私はPOPSやジャズにはあまり興味がなく、クラシック音楽ばかり聴いていました。

勉強している曲や「いつか弾いてみたい」と思った曲を見つけると、値段を気にせずCDを買っていたので、今思えばかなり贅沢なことをしていたなと思います。

今では、音楽配信サービスやYouTubeなどで、いつでも好きな音楽を聴けるようになりました。

クラシック音楽も無料で聴けるものが多く、本当に便利な時代です。

では、ピアノを習っているお子さんにとって、「生の演奏を聴くこと」にはどんな意味があるのでしょうか?

YouTubeや音楽配信サービスで演奏を聴くことも、もちろん大切な学びになります。

けれど、実際に演奏会へ足を運び、目の前で鳴る音を身体で感じる経験には、画面越しでは得られないものがあります。

  • 大きな音、小さな音。
  • 楽器によって違う音色。
  • ホールいっぱいに広がる響き。
  • 演奏者の息づかいや、音楽が生まれる瞬間。

こうした経験は、お子さんの**「聴く力」や音楽を感じる力**を育て、やがて自分自身のピアノ演奏にもつながっていきます。

今回は、ピアノを習っているお子さんにぜひ知ってほしい、「生演奏を聴く」という経験の大切さについて、お話しします。

 

初めてクラシックの演奏会に行くなら?

ピアノリサイタル

「ピアノを習っているのだから、まずはピアノの演奏会へ行ったほうがいいのかな?」

そう思われる方もいらっしゃるかもしれません。

もちろん、好きなピアニストの演奏を聴いたり、知っている曲を実際の音で聴いたりすることは、とても良い経験になります。

ただ、初めてクラシックの演奏会へ行くお子さんには、私はオーケストラの演奏会もおすすめします。

オーケストラには、ヴァイオリン、チェロ、フルート、クラリネット、ホルン、トランペット、打楽器など、たくさんの楽器が登場します。

それぞれの楽器によって音色や音の大きさ、響き方が違うため、実際に目の前で聴くことで、

  • 「この音はどの楽器かな?」
  • 「こんな音がするんだ!」

と、自然に音への興味が広がっていきます。

特に大きなホールで聴くオーケストラは、音が耳だけではなく、身体全体に響いてくるような感覚があります。

これは、生演奏ならではの魅力です。

子ども向けの演奏会を選んでみる

「クラシックの演奏会は、子どもには少し難しそう……」

そんな心配をされる方もいらっしゃるでしょう。

でも、最近は小さなお子さんでも楽しめる演奏会がたくさんあります。

例えば、

  • 親子で楽しめるコンサート
  • 子ども向けに解説をしてくれる演奏会
  • 映画音楽やアニメ音楽などを取り入れたコンサート
  • ピアノやヴァイオリンとオーケストラが共演する協奏曲
  • 演奏者が楽器について紹介してくれるコンサート

などです。

最初から「本格的なクラシックを静かに2時間聴く」という必要はありません。

お子さんが「楽しかった!」と思える演奏会を選ぶことが一番です。

 

ピアノリサイタルももちろんおすすめです

もちろん、ピアノリサイタルにも素晴らしい魅力があります。

ピアノ一台から、こんなにも豊かな音色や表現が生まれる。

そのことを実際に目の前で体験することは、ピアノを習っているお子さんにとって、とても貴重な経験です。

ただ、初めての演奏会であれば、無理に長時間の本格的なリサイタルを選ぶ必要はありません。

まずは、「生の音を聴くって、こんなに面白いんだ!」と思える経験を作ってあげましょう。

そして、興味が出てきたら、少しずついろいろな演奏会へ足を運んでみる。

そうすることで、聴く音楽の幅も自然に広がっていきます。

 

「生の音を聴くことで、ピアノの表現力は変わる?」

生の演奏会へ足を運ぶ大きなメリットは、**音を「耳だけでなく身体全体で感じられること」**です。

YouTubeや音楽配信サービスでは、いつでも好きな音楽を聴くことができます。

もちろん、それらも音楽を学ぶうえでとても便利なものです。

しかし、実際の演奏会場で聴く音には、画面やスピーカーから聴く音とは違うものがあります。

  • 大きな音が身体に響く感覚。
  • 小さな音がホールの奥まで消えていく感覚。
  • 楽器同士の音が重なり、一つの音楽になっていく瞬間。

こうした経験は、実際にその場に行かなければなかなか味わえません。

そして、この「身体で感じた音の記憶」が、ピアノを弾くときの表現にもつながっていきます。

子供のクラシックコンサート

 

「フルートのような音」「歌うような音」がイメージできるようになる

ピアノを弾いていると、

  • 「ここは歌うように」
  • 「フルートのような音で」
  • 「弦楽器のように」

といった表現をすることがあります。

でも、実際にその音を聴いた経験がなければ、どんな音を目指せばいいのかイメージするのは難しいですよね。

たとえば、フルートの音を実際に聴いたことがあれば、「このメロディーをフルートのように歌わせてみよう」と、音のイメージを持ってピアノを弾くことができます。

耳で知っている音が増えるほど、ピアノで表現できる世界も広がっていく。

私は、これが生演奏を聴く大きな意味の一つだと思っています。

お子さんは「経験」がそのまま音楽性につながる

お子さんの場合は、知識として教えるよりも、実際に体験してもらうことが大切です。

  • 「オーケストラってこんなに大きな音がするんだ」
  • 「ヴァイオリンってこんな音なんだ」
  • 「生のピアノってこんなに響くんだ」

そんな経験が、少しずつお子さんの中に蓄積されていきます。

そして、その経験はすぐに結果として現れなくても、何年か後にピアノを弾くときの音色や表現、音楽の感じ方として表れてくることがあります。

だからこそ、ピアノを習っているお子さんには、ぜひ「練習する時間」だけでなく、本物の音楽に触れる時間も作ってあげてほしいと思います。

どんな演奏会を選べばいい?親子で楽しむことから始めよう

「子どもを演奏会に連れて行きたいけれど、最後まで静かに聴いていられるかな?」そんな心配をされる方もいらっしゃると思います。

でも、最初から本格的な演奏会を選ぶ必要はありません。

大切なのは、お子さんが音楽を楽しめることです。

例えば、

  • 親子向けのクラシックコンサート
  • 子ども向けに解説がある演奏会
  • 1時間程度の短いコンサート
  • オーケストラのファミリーコンサート
  • ピアノやヴァイオリンなど、好きな楽器の演奏会
  • 映画音楽やアニメ音楽など、知っている曲が含まれている演奏会

などから選んでみるとよいでしょう。

「クラシックを勉強させなければ」と考えなくても「生の音を聴いてみよう」くらいの気持ちで十分です。

知っている曲が演奏されれば、それだけでも子どもは興味を持ちやすくなります。

そして、演奏会の途中で少し飽きてしまったとしても、それほど気にする必要はありません。

最後まで完璧に聴くことが目的ではないからです。

  • 「あの楽器、どんな音だった?」
  • 「一番好きな音はどれだった?」
  • 「ピアノとヴァイオリンは、音がどう違った?」

演奏会の帰り道に、そんな話をするだけでも立派な音楽体験になります。

演奏会では「聴き方」を教えすぎない

小さなお子さんには、「静かにしなさい」「ちゃんと聴きなさい」と言い続けるよりも、まずは音楽を楽しむ経験を大切にしてあげてください。

  • 「あの音、きれいだったね」
  • 「大きな音でびっくりしたね」
  • 「あの楽器、面白かったね」

そんな感想を親子で共有するだけでも、音楽への興味は少しずつ育っていきます。

音楽を聴くことは、正解を当てる勉強ではありません。

  • 美しいと感じる。
  • 面白いと感じる。
  • 不思議だと感じる。
  • 身体に響く音に驚く。

そうした一つひとつの経験が、お子さんの「聴く力」を豊かにしていきます。

まとめ|生演奏を聴く経験が「良い耳」と豊かな音楽性を育てる

音楽を聴くことが、以前よりずっと身近になりました。

YouTubeや音楽配信サービスを使えば、世界中の素晴らしい演奏を、いつでも好きなときに聴くことができます。

こうした便利な環境は、音楽を学ぶうえでも大きな助けになります。

その一方で、実際に演奏会へ足を運び、その場でしか感じられない音を体験することも大切です。

  • 大きな音が身体に響く感覚。
  • 小さな音がホールの中へ消えていく感覚。
  • さまざまな楽器が重なり、一つの音楽になっていく瞬間。
  • 演奏者の息づかいや、会場の空気。

こうした経験は、単に「音を聴く」だけではありません。

目で見て、耳で聴いて、身体で感じる。

そんな五感を使った音楽体験になります。

ピアノの上達には「弾く練習」だけでなく、良い音をたくさん聴く経験も欠かせないと考えています。

だからこそ、ピアノを習っているお子さんには、ぜひ機会を見つけて演奏会へ連れて行ってあげてください。

「楽しかったね」「この音、きれいだったね」

そんな経験の一つひとつが、お子さんの音楽の世界を広げてくれるはずです。

 ピアノを上手に弾くために、たくさん弾く。そして、たくさん聴く。 

この両方を大切にしていきたいですね。

*ピアノで音を聴く力を育てる!「良い耳」が音楽性を伸ばす理由

*「良い耳」を育てるピアノレッスンとは?子どもの音楽性を育むために大切なこと

当教室では、ピアノを「弾けるようになること」だけではなく、自分の音をよく聴き、音楽を感じて表現する力を大切にしています。

小さな頃からさまざまな音楽に触れながら、一人ひとりの「聴く力」を育てていきます。

  • 「きれいな音でピアノを弾けるようになってほしい」
  • 「音楽を心から楽しめる子になってほしい」

そんな方は、ぜひ横山美和ピアノ音楽教室のレッスンについてご覧ください。

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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し、毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。現在、ロシアピアニズムに基づくピアノ奏法を坂元あゆみ氏に師事。
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