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書き込みだらけの楽譜になっていませんか?ピアノの楽譜を見やすくするコツとは?

 
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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し、毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。現在、ロシアピアニズムに基づくピアノ奏法を坂元あゆみ氏に師事。
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こんにちは。広島市安佐南区  横山美和ピアノ音楽教室です♪

今、練習している楽譜を一度開いてみてください。

先生が書いた注意書き、自分で書いた指番号や音符への印、気をつけるところに引いた線……。

気がつけば、楽譜が書き込みだらけになっていませんか?

最初は鉛筆で書いていたのに、何度も同じところを間違えるうちに赤鉛筆、青色、黄色……。

「これ、何のために書いたんだっけ?」

そんな状態になってしまうこともありますよね。

でも、楽譜は何も書かずにきれいなままにしておけばいい、というわけではありません。

ピアノの楽譜への書き込みは、演奏をより良くするためにとても大切です。

大切なのは、「たくさん書くこと」ではなく、「あとから見ても自分が分かるように書くこと」。

書き込み方を少し工夫するだけで、楽譜はぐっと見やすくなり、練習もしやすくなります。

今回は、私自身の楽譜も例にしながら、ピアノの楽譜を見やすくする書き込みのコツについてお話しします。

 

書き込みだらけのわたしの楽譜

わたしの学生時代の楽譜を見て下さい。

書き込みだらけの楽譜3

書き込みだらけの楽譜1

書き込みだらけの楽譜2

書き込み楽譜

 

お恥ずかしながら、今見ても何が何だかさっぱり分かりません(;^_^

 

この楽譜には問題点がたくさんあります。

  • 殴り書きが多すぎて重要な注意が分からない
  • 字が汚い、読めない
  • 囲みやブレスを何度も上書きしていて見づらい
  • 全部の音に指番号を書くのは意味不明
  • 注意事項を書きすぎている

 

この時期に師事していた師匠は、たくさん書き込みをされる方ではありませんでしたので、この書き込みを書いたのは9割「私本人」です。

私は、書き込みがあればあるだけ、練習した気になったり、上達した気になったりしていたように思います。

 

当時の私に出会えるのなら「この楽譜を見て意味わかるの?ちゃんと頭は整理できているの?」と自分に問いたいです。

 

人は視覚から入ってくる情報が一番分かりやすいため、「書く」ことは非常に重要。

中には「書かなくても覚えれる」という方もいますが、人間の記憶力は当てになりません。

 

学校で連絡帳を書く、お買い物リストを書くなど、書くことで忘れ物が少なくなるのと同じように、書くことで、頭の中が整理され、覚えておきたいことを意識しやすくなります。

 

では、「良い楽譜の書き込み」とはどのような書き方でしょう?

 

理想的なピアノの楽譜の書き込み方

書き込みのやり方、書き方に良い悪いはありません。

自分が一番分かりやすい方法で書けば良いと思います。

しかし、私の楽譜のように「これは何のこと?」という書き込みでは意味がありませんね。

 

それでは次に、ダメな書き込み方、おすすめの書き込み方についてお伝えしましょう。

 

避けたい書き込み方

  1. ぐるぐる何度も囲む
  2. 殴り書き
  3. よく分からない線
  4. 文字が多い
  5. 指番号や音を書きすぎる
  6. 色が多い、ボールペンなど消せないもので書き込む

 

1.ぐるぐる何度も囲むように丸をしたくなる気持ちはよーく分かります。

何度も同じ音を間違うと、イライラしてつい ぐるぐるぐる…

でも、これをすると音符が見えづらくなったり、結局どの音なのか分かりにくくないります

 

2.自分が読めれば良いと思って汚い字で書くのもあまりおススメしません。

わたしは字が汚いのがコンプレックスです。

特に、楽語などをローマ字表記した際、自分の字なのに読めないなんてことは多々あります。

 

3.縦軸を合わせたい時、リズムの曖昧さを指摘する時に縦線を書くのですが、書きすぎると結局どこ?となります。

縦線は書かない方もいると思いますので、あくまでわたしのクセでしょうが…

 

4.注意事項をメモ書きで書きすぎるのもいかがなものでしょうか?

もちろん参考になる時もあるのですが、「わたしは勉強しています!」という先生へのアピールのようで書くことを止めました(;’∀’)

 

5.音や指番号を書きすぎるのはもっともよくありません。

とにかく見づらい、全部に指番号や音を振ったところで見ません。大事な箇所だけ書くようにしましょう。

 

6.何色も色を使うと、目印になって良さそうですが、効果が期待できるのは基本は1~2色。多くても3色程度に。

「黒→赤→青」くらいに留めて下さい。

何色も使っているのに直らない場合は、色を増やすより「何が原因で間違えているのか」を考えてみましょう。

 

また、楽譜にボールペンなど消せないものを使うのはNGです。

あとで指番号を変えたいときなど消せないと困ります。

 

おすすめの楽譜の書き込み方

  1. 大事なところは一重で書く
  2. 色は基本は1~2色。多くても3色程度に。
  3. 自分なりの記号を使う
  4. 付せんを使用

 

1.ぐるぐる何重にも〇をしたり、何度も線を上書きしないこと。濃いえんぴつで、しっかり〇をすれば十分です。

2.基本はえんぴつで書く、何度も間違う、とても重要なことを書く際に色えんぴつを使用する

3.「文字で書く、ミスを全部マルする」書き方は見にくい楽譜になりやすいです。

そんな時、自分なりの記号を使うとスッキリしますよ。

わたしの場合、ルバートは「~」音のミスは「✖」などで書き込んでいます。

楽譜の書き込み

 

4.「付せん」は本当におススメです(*^^*)

 

付せんを使用するメリットは?

  • 目立つ
  • 取り外し可能

 

書くよりも圧倒的に目立ち、そして邪魔です‼

邪魔なのでさっさと直して取り外したくなります。

 

目立つことで直すことを忘れない効果も!

弾けるようになれば、取り外せるので注意を書き換えることも簡単。

小さな付せんは貼るだけで、ミスタッチの印変わりになりますよ!(^^)!

 

今は色々な付せんが販売されているのでぜひ使いやすいものを探してみて下さい。

楽譜には付せん

これは1年前に先生が書いてくださったもの。

なぜか剥がせない付せんがあります、ここはまだ幻想的にひけないのでしょう…(-_-;)

 

書き込みされた楽譜は財産

楽譜の書き込みは何のためにするのでしょう?

書き込みがなくても演奏できるし、何も書いていない方が弾きやすいと思う方もいらっしゃるでしょう。

 

私はよく生徒に、「楽譜はあなたのものなのよ」と言います。

それは、楽譜は自分で書き込んで自分の頭で整理していくからこそ作品をより理解できると思うから。

「ピアノを弾く」とは作品と向き合い理解することです。

 

そう考えれば書き込みされた楽譜は「財産」です。

自分で書き込んだ楽譜や作品には愛着が沸きます。

その時の感情や何度も練習した思い出が詰まった楽譜は一生の宝物になるでしょう。

 

作品に愛情を持って向き合えるよう、今弾いている楽譜をもう一度よく見てみて下さい。

 

最後に

楽譜への書き込みは、自分が楽譜を読み、作品を理解し、演奏をより良くするために必要なものです。

ただし、何でも書けばいいというわけではありません。

  • 大切なところを分かりやすく書く
  • 色や記号を使いすぎない
  • 指番号や音を書き込みすぎない
  • 付せんなども上手に活用する
  • 弾けるようになったら、必要のなくなった書き込みは少しずつ減らす

このように、**「あとから自分が見ても分かる楽譜」**を作ることが大切です。

そして、書き込みを続けていくうちに、先生に言われたことを書き写すだけではなく、**「自分はここをどう弾きたいのか」「何に気をつければいいのか」**を自分で考えられるようになっていきます。

私は生徒たちに、よく「楽譜はあなたのものよ」と伝えています。

たくさん練習して、考えて、悩んで、音楽と向き合った跡が残った楽譜は、その人だけの大切な財産です。

今使っている楽譜を、ぜひ一度開いてみてください。

  • 書き込みが多すぎないか
  • 逆に必要なことが何も書かれていないか。

そして、「この楽譜を見れば、今の自分が何を練習すればいいのか分かるかな?」と考えてみましょう。

自分で考えて作り上げた楽譜は、きっとこれからのピアノにもつながっていきます。

楽譜を「読む」だけでなく、「自分の音楽を作るための道しるべ」として大切にしていきましょう。

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ピアノのレッスンでは、ただ音を間違えずに弾くことだけを目指しているわけではありません。

楽譜を自分で読み、考え、必要なことを書き込みながら、少しずつ**「自分で音楽を作っていく力」**を身につけてほしいと思っています。

そのためには、先生から教えてもらったことをそのまま覚えるだけではなく、自分の楽譜を自分で育てていくことも大切です。

一人ひとりのペースや個性を大切にしながら、楽譜の読み方から音の出し方、表現まで丁寧にレッスンしています。

  • 「楽譜を読む力を身につけたい」
  • 「ただ弾くだけではなく、音楽を深く学びたい」

そんな方は、ぜひ横山美和ピアノ音楽教室のレッスンについてもご覧ください

 

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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し、毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。現在、ロシアピアニズムに基づくピアノ奏法を坂元あゆみ氏に師事。
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