ピアノ発表会・コンクール前日の過ごし方|練習方法と本番当日の準備を講師が解説
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪
- 「発表会の前日は、どのくらい練習したらいい?」
- 「暗譜が心配で、何度も通して弾きたくなる」
- 「緊張して眠れなかったらどうしよう」
発表会やコンクールの前日は、高揚感と不安が入り混じり、いつも以上に練習したくなる方も多いでしょう。
しかし、前日に長時間弾きすぎると、身体が疲れたり、かえって不安が強くなったりすることがあります。
大切なのは、練習量を増やすことではなく、これまで積み重ねてきたことを落ち着いて確認し、心と身体を本番に向けて整えることです。
今回は、私自身が実践しているピアノ発表会やコンクール前日の練習方法と、当日の準備についてご紹介します。
お子さんにも大人の方にも取り入れていただける内容です。
ピアノ発表会・コンクール前日の練習で大切なこと

- 朝一番に一度だけ通して弾く
- ウォーミングアップ
- ゆっくり楽譜を見て弾く
- 暗譜が不安なところを片手で確認
- イメージトレーニング
朝一番に一度だけ通して弾く
朝、一度だけ発表会の曲を弾きます。
起床直後は、まだ身体や指が十分に動きにくい状態です。
本番前も、十分な指ならしができず、緊張で身体が硬くなることがあります。
その状態を感じるために朝一番で弾いてみるのです。
ほとんどの場合、思ったように弾けませんが…
そこでショックを受けることはありません(゚д゚)!
「あぁ~こんな感じね(;’∀’)」と気楽に構えましょう。
焦ってそこから弾きまくるなどは絶対禁物!
朝ご飯を食べて、いつも通り過ごしましょう。
ここで大事なことは「緊張状態の身体の感覚を経験する」ということだけΣ(・ω・ノ)ノ
弾く前にストレッチをしよう!
このように、少し対策を考えるだけで気持ちが楽になりますよ。
いつものウォーミングアップを行う
いつもの練習時間になったら、毎日やっているウォーミングアップからスタートです。
・スケール、アルペジオ全調
・ハノン抜粋して数曲
・バッハのインヴェンションかシンフォニア2.3曲
毎日行う練習をいつも通り弾きます。
今日は発表会の曲だけ弾きまくる、というのは避けた方が良いと思います。
なぜいつも通りが大事かというと、「気持ち」の問題です。
いつものルーティンを繰り返すことで、心も落ち着き、焦って弾くことも少なくなります。
あなたがいつも必ず弾く曲やエチュードならなんでもOK(*^^*)
まずはリラックスして弾ける状態を作りましょう。
楽譜を見ながらゆっくり確認する
本番前の一番気になることと言えば「暗譜」
暗譜の確認を、何が何でもやりたいと思う気持ちはよく分かります。
しかし、それは少し危険かもしれません( ;∀;)
万が一、そこで暗譜が飛んだ場合どうでしょう?
パニックになりませんか?
そこで、まずは…
- 最後に注意されたことは?
- 気になる部分はない?
- 今さらだけど気が付くことは?
改めて楽譜を見ると景色が違って見えたり、今さら気が付くこともあります。
落ち着いて一度ゆっくり再確認してみましょう!
最後に先生に注意されたことなどは意外と頭に残ってないこともあります。
先生のメモ書きや印を見直して確認しておきましょうね。
気になる個所には、付せんを貼る、色えんぴつで印をするなど視覚的に頭に入れるよう工夫すると効果的です。
暗譜が不安な箇所だけを確認する
ある程度確認できたら、一度だけ本番と同じように暗譜で通してみましょう。
その際、暗譜が不安になった場所やミスタッチが気になった場所があれば、曲全体を繰り返すのではなく、その部分だけを取り出して確認します。
暗譜が不安なときの確認方法
- 右手と左手を別々に弾く
- 両手でゆっくり弾く
- 曲の途中や後半から弾き始める
- 万が一止まっても再開できる場所を決めておく
- 和声やフレーズの流れを頭の中で確認する
前日に何度も通して弾くより、曖昧な部分を短時間で丁寧に確認する方が効果的です。
ただし、前日に必死に練習すると返って逆効果になることも!
あまり不安に思わず、「ちゃんと確認したから大丈夫」と思う気持ちも大切です。
不安な気持ちはみんな同じです。 100%完璧な状態はあり得ないこと!
ここまで練習して来たことに自信を持ち、ほどほどでストップしましょう。
本番のイメージトレーニングをする
最後に、もっとも大事なことはイメージトレーニングです。
明日、会場についてから帰るまでをイメージしましょう
- 受付をして会場に入る
- ブザーがなって発表会が開演する(自分の番になる)
- 舞台袖に立つ
- 自分の名前が呼ばれる
- 舞台に出てお辞儀する
- ピアノの前に座る
- 深呼吸して弾き始める
- 弾き終えてお辞儀をする
- 拍手がたくさん
- 舞台袖に戻る
- 演奏終了
その時どんな気持ちになるでしょう?
大事なのは「上手く弾けた自分」だけをイメージすること!
失敗する場面を繰り返し想像するよりも、落ち着いて舞台に出て、最後まで演奏する自分を具体的に思い描きましょう。
メンタルはとても大事な部分です。
「自分は絶対に大丈夫」と何度も心の中で唱えましょう。
きっと明日の発表会は大成功です(*^^*)
ピアノ発表会・コンクール前日、当日の過ごし方(番外編)

最後に、練習以外で私が前日そして当日行っていることをご紹介します。
何か興味があるものがあればぜひ取り入れて下さい。
発表会前日に避けたいこと
発表会やコンクールの前日は、不安から普段以上に練習したくなるものです。
しかし、次のような過ごし方は、かえって身体や心の負担になることがあります。
- 何度も最初から最後まで通して弾く
- ミスをするたびに最初からやり直す
- 急に新しい指使いや表現へ変更する
- 夜遅くまで練習する
- 失敗した場面ばかり想像する
前日は、新しいことを身につける日ではなく、これまで練習してきたことを落ち着いて確認する日です。
「もう少し弾きたい」と感じるくらいで練習を終え、手や身体を休ませることも本番への大切な準備になります。
発表会前日の持ち物と生活面の準備
①ドレス、靴、ハンカチの確認
ドレスにほつれがないか確認、靴を磨く、ハンカチはお気に入りのものをカバンの中へ
②一度だけ録画(録音)する
何度も確認することはありませんが、一度だけ録画し聴いています。
これは、緊張感を持つために行っています。
➂興奮して寝れなくても気にしない
前日は緊張で寝付けないこともありますが、寝れなくてもあまり気にせず過ごすようにしています。
でも、身体は休めた方が良いので横になるだけでもOK‼
発表会当日の過ごし方
①家を出る前にウォーミングアップをする
私は、当日演奏する曲を1,2回ゆっくり弾きます。
曲を弾くことよりも、ストレッチ、スケールなどのウォーミングアップを重視します。
②しっかり食べる
私の場合緊張で食欲がないということはありません。
ですので、本番の日の朝ご飯をしっかり食べます。
また、本番直前にお腹いっぱいになるのは避けたいので、小さいおにぎりやバナナ、軽く食べたいときはチョコレートなど持参します。
ピアノは体力勝負!
朝に、エネルギー源をしっかりとることも大切ですよ。
➂「絶対上手くいく、私は大丈夫」と常に心の中で唱える
最後は気持ちが重要!
舞台に上がる直前まで「私は大丈夫」と自分に言い聞かせます。
まとめ
ピアノ発表会やコンクールの前日は、練習量を増やす日ではなく、これまで積み重ねてきたことを落ち着いて確認する日です。
楽譜を見ながらゆっくり弾き、不安な箇所だけを丁寧に確認したら、少し早めに練習を終えて身体を休ませましょう。
本番では、完全に緊張をなくすことはできません、しかし、緊張していても、これまでの練習を信じて舞台に立つことが大切です。
ここまで努力してきた自分を信じて、舞台を楽しんでください。
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