高校3年生、受験生になってもピアノを続ける理由
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
春は卒業、進学、進級と様々な環境が変わる季節です。
卒業でお別れすることは多々ありますが、進級でお別れすることもあります。
一番多いのは中学3年生、高校3年生になるタイミング!
この時期、受験に専念するという理由でピアノを辞めてしまう方もいらっしゃいます。
受験生だからこそピアノが息抜きになればと思うのですが、それは人それぞれ。
そんな中、高校3年生という一番大変な学年になっても引き続きピアノを続ける方がいます。
今年は2名の新高3生が在籍していますが、二人とも今のところピアノを続けてくれるとのこと。
本当に嬉しい限りです。
高校生は忙しい!
それにしても受験生は本当に忙しい…(;’∀’)
毎週末に模試があり、日々の授業の後は塾や補習授業。
いつ寝るの??身体は大丈夫?と老婆心が働きますが、当の本人達は、「まぁ大丈夫です(⌒∇⌒)」とあっけらかん!
若いってすばらしい~!と思います。
こんなに忙しいとピアノを弾く時間なんてないと思うので「無理せずレッスンで弾けば良いよ」と言っていますが、彼女たちは上手く時間を使って少しでも練習して来てくれます。
しかし、これは簡単なことではありません。彼女たちはピアノを弾く技術を身に付けているから出来ることなのです。
逆に、このスキルがあるから続けることができるのだと思います。
ピアノを続けている子供に共通すること
- 楽譜を読むスキルがある
- ある一定の技術がある
- 時間の使い方がうまい
- ピアノが好き
あくまでも私感ですが、この4つが共通点だと思います。
どうしても技術がないとピアノ練習が進まずそれよりも勉強が優先されるでしょう。
ですので、このブログで再三申し上げていますが、小学6年生までにピアノを弾く最低限の技術を身に付けるべきなのです。
次に、時間管理が上手いと言うこと‼
忙しい受験生でも5分10分の時間はあるはず、その時間を上手く使ってピアノを弾くところも共通しているように思います。
「全然練習していません」という彼女たちが全く練習せずに来ることはほぼありません。
文武両道という言葉がありますが、彼女たちを見ていると本当にそうだなと思います。
(ピアノ以外に習い事や部活をしている子も多いので…)
最後に、やっぱりピアノが好きと言うこと!
高3の1年間はお休みしようと思うと言っていた子が、数か月後にやっぱりピアノが弾きたいので月1で続けますと回数を減らすなどして通ってくれます。
それを聞くと本当に嬉しく、「ピアノが好き、弾きたい」という気持ちが真摯に伝わります(^^)
受験生がピアノ続けることは大変なことです。
続けることが「正」だとは思いません。やはり人生の大事なターニングポイントになる大学受験を優先するべきです。
でも、ピアノを続けることを選んでくれた彼女たちのことは心から応援し、ピアノも引き続き上達できるようサポートしたいと思います。
今日の一言