一人でピアノの舞台に立ってみよう!

こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
先日、小さな演奏会がありました。
そこに参加した生徒の一人Aちゃん4年生が今回初めて一人で舞台に上がりました。
これまでは、足台の設置、椅子の調整など、私が一緒に上がり準備が出来た状態で演奏を始めていたのですが、成長とともに足台が必要なくなったため、今回は椅子の調整を自分で行うよう提案してみました。
当日、私が仕事の都合で行けないこともあり、「一人でやってみる?」と提案したところ、彼女はやる気マンマン!
少し不安はありますあが、ご両親の了解も得て挑戦することにしました。
何度も練習し、バッチリに!
あとは「当日、自信を持って演奏してね」と伝えました。
演奏会当日の様子
さて、当日…
ハプニングがいくつかあったようです(;^_^A
- 前の人の足台が片付いていなかった
- 椅子が思いのほか前過ぎた
- 楽譜を見る予定だったが、暗譜で演奏した
まず、私が反省するべきことがあります。
- 椅子の高さ調整の練習はしていたけれど、椅子の距離調整まで教えていなかった。
- 足台があったら、使わないことをスタッフの人に伝えることを言っていなかった。
椅子の距離については、毎回適度な位置に私が設置していました。
しかし、違和感があれば、その都度彼女が前後に動かすことをしていたのであまり気にしていませんでした。
それが、失敗( ;∀;)
椅子の距離はとても大切です、かなり前で演奏したようで、弾きにくかったと口にしていました。
そして、足台については、前の方が片付けて下さると勝手に思っていましたが、何が起こるか分からないのが本番…
これもご両親にお伝えするべきでした。
ご両親には、お伝えしきれなかったことをお詫びし、次回に繋げましょうとお話ししました。
しかし今回のことは、彼女にとってとても良い経験だったようで、一人でできたことが自信になったようです。
今まで先生やご両親が付き添って舞台に上がっていたのに、急に一人で上がることとなると不安を覚えるお子さんもいらっしゃいます。
しかし、いつまでも誰かが付き添ってくれるわけではないし、これは自立の一歩だと思っています。
もちろん、あまりにも不安感が大きく、演奏に支障がきたすだろうと思う場合は一人にしませんが、少しづつ「自立」を促すこともお子さんにとって大きな成長となるのではないでしょうか。
次は来年1月の発表会が本番です。
それに向けて彼女の成長がこれからますます楽しみです。
今日の一言
