ピアノ教室に通う子供と行きたい!クラシックコンサートの注意点
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ教室です。
小さいころから本物の音楽に触れて欲しい。そう願う親御さんは多くいらっしゃいます。
幼少期から「本物」に触れることは、感性を磨くうえでとても良い体験と言えるでしょう。
ピアノを習われているのであれば、ぜひ、親子でコンサートや演奏会に足を運んで頂きたいと思います。
「クラシックコンサートなんて敷居が高くて…」
「子どもが騒いだらどうしよう?」
「演奏中のマナーが分からない」
今回は、お子様連れでも安心!
クラシックコンサートに出かける時に知っておきたい注意点についてお伝えします。
もくじ
クラシック音楽の演奏会とは?
クラシックのコンサートにはどんなものがあるのでしょうか?
①管弦楽演奏会(オーケストラ)
オーケストラの独立した演奏会です。交響曲・交響詩といった大曲のほか、ピアノ・ヴァイオリン等のソリストが協奏曲・アリアなどで共演することもあります。
②オペラ
クラシックコンサートで一番規模が大きいのがオペラです。歌手、合唱、オーケストラを含む総合芸術で、舞台装置・照明・衣装等、数多くのスタッフが共同作業で作り上げるものを、一人の指揮者が指揮して上演します。
➂リサイタル
ピアノリサイタル、ヴァイオリンリサイタル、弦楽四重奏といった形で、独奏、室内楽中心で、少人数の演奏者で開催される演奏会がリサイタルです。
それぞれ特徴がありますが、初めて小さなお子さまを連れて行かれる場合、
ファミリーコンサート、子ども向けコンサートを企画しているオーケストラの演奏会 がおすすめ♪
特に、アマチュアオーケストラなどは、地域に根付いたコンサートを企画している団体が多いです。
お友達が所属している方などは軽い気持ちで足を運べますね。
演奏会情報は、クラシックコンサートの情報サイト、地域の情報誌、公共施設の掲示板などで探すと良いですよ。
クラシックコンサート(演奏会)の注意点(子供編)
一番気になるのはマナーではないでしょうか?
- 敷居が高い
- 何を着て行けば良い?
- 子どもが騒ぐかも…
もちろん、最低限のマナーは守らないといけませが、あまり不安になる必要もありません。
マナーに気を取られて演奏を楽しめないのでは意味がありませんからね。
①お子さまが騒いでいないか?飽きていないか?
本格的なクラシックコンサートの場合未就学児の入場が制限されている場合があります。
しかし、そうでない場合でもあまり低年齢のお子さまを本格的なクラシックコンサートやリサイタルに連れて行かれることは避けた方が良いでしょう。
(もちろん、興味があり、おとなしく最後まで聴いていられる場合は良いです。)
演奏会は2時間~3時間と長丁場。
最初は良くても、徐々に飽きてきて騒ぎだすこともありますね。
「飽きて来たな」と思ったら、休憩中を利用して早めにロビーへ行きましょう。
基本的に演奏中の出入りは厳禁!
しかし、騒いでいるのにその場に居座るのは非常識です。
周りの方のご迷惑にならないようそこは配慮すべき。
「最初のコンサートは最後まで聴けなくてもいいわ」という気持ちで聴きに行きましょう。
②お子さまも楽しめるコンサートを選ぶ
前述した通り、本格的なクラシックコンサートに連れて行かれてもほとんどのお子さまが最後まで聴くことが出来ません。
なんせ、大人でも眠くなってしまいますから…(;’∀’)
ファミリーコンサートは時間も短く、お子さまが楽しめる演出をあちこちに散りばめている参加型コンサートです。
一緒に踊ったり歌ったりとお子さまも十分楽しめます。
コンサートを選べば大人も子どもも良い時間が過ごせますね♪
➂座席を選ぶ
座席の位置は重要です。
もちろん、真ん中で全体が見渡せる場所に座ることができれば良いですが。
真ん中のデメリットは出入りがしにくい…
周りの方に遠慮しながら出入りしたり、騒ぎだしてもすぐに席を立つことができません。
それに比べ、出入り口に近い後方や横の端の席はおススメです。
後ろ、横、端どこからでも演奏会は楽しめます。
コンサートホールはどの席からでも観覧できるよう作られているのでその点は問題ありません。
それより、すぐに出入りできないストレスを感じる方がツラい…。
他にも、ホールやコンサートによっては親子室を解放している場合があります。
これは防音室になっているので、外に声が漏れない。
お子さまの声を気にせずに親御さんも演奏を聴くことができますよ‼
④何を着ていく??
服装に決まりはありません。
しかし、せっかく足を運ばれるのなら、少しおしゃれをして行きましょう。
お子さまも、普段きないお気に入りのワンピースや蝶ネクタイなんて付けてもらったら、ワクワクしますよ。
絶対に避けて頂きたいのは
- ジャージ
- サンダル
- ジーンズ
- 短パン
タキシード、イブニングドレスをお召しになる必要はありませんが、コンサートは非日常体験であり、演奏者への敬意も払うべき。
極端にカジュアル過ぎるのはいかがなものでしょう???
コンサートの後は、家族みんなでお食事に行かれるのもよいですね。
年に1回でも、ご家族みんなでコンサートに行く。
お子さまの感性だけでなくマナーも身に付きます。
クラシックコンサート(演奏会)に行く前に
いきなりコンサートに連れて行くのは心配。
それならまずは、テレビで放送されているクラシックコンサートを見せてあげるのはどうでしょう?
クラシックコンサートの雰囲気だけでも感じさせてあげて下さい。
少しづつ興味が出始めてから、計画しても遅くないですね。
また、普段から音楽を聴く習慣があると興味が持ちやすいです。
- 車の中でCDをかける
- お食事の中に音楽をかける
- 今勉強している作曲家の音楽を聴いてみる
好きなアーティストの音楽やアニメの曲も素敵ですが、たまにはクラシックを聴いてみるのも新鮮ですよ。
本物の音楽を体験することが一番の情操教育
本物を体験させてあげることほどお子さまの感性に働きかけることはありません。
コンサートは、五感を刺激し、ダイレクトに音が身体に伝わります。
特にオーケストラやオペラの迫力は体験した人にしか分からない感動があります。
早い時期からお子さまに感動体験を与えることは一番の情操教育ではないでしょうか?
ぜひ、一度クラシックコンサートに出向いてみましょう。
ピアノ教室に通う子供と聴きたい!クラシックコンサートの注意点:まとめ
1 クラシック音楽の演奏会とは?
2 クラシックコンサート(演奏会)の注意点(子供編)
3 クラシックコンサート(演奏会)に行く前に
4 本物の音楽を体験することが一番の情操教育
いかがでしたか?
クラシックコンサートは決して敷居が高いものばかりではありません。ご家族皆さんでぜひお楽しみください。