ピアノレッスンで「めんどくさい、疲れた、できない」は禁句です!
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
小さなお子さんはいつもきちんとレッスンを受けられるとは限りません。
- 機嫌が悪い
- 眠い
- 遊びたい
- ご両親と離れたくない
- 練習していない
少し成長するとこのようなことも少なくなりますが、小さなお子さんに「レッスンだからきちんとしなさい」と言ってもなかなか難しいこともあります。
大泣きしてレッスンにならないこともしばしば…しかし、2,3度ならまだしもそれがずっと続くとレッスンになりませんね。
その時は、もう少し時期を見て始めましょう?かとご提案する場合もあります。
大泣きしてレッスンならない場合は、時期を見送るで対応しますが、そうではなくレッスンには来るけど…
- いつまでたっても、ダラダラ、グダグダ
- 何をやるにも「面倒くさい、できない、疲れた」
これに関してわたしは決して見逃せません!
今回は、わたしはがレッスンで見逃さない子供の口グセと言葉の発し方についてお話しします。
「面倒くさい、できない、疲れた」は禁句!
子供は、面倒くさいからレッスン行かないと言ったところでそれがまかり通るわけありませんよね。(大体ご両親に怒られます(;^_^A)
しかし、嫌だなと思っている状態でレッスンに来でも、大体やる気がなく集中力もありません。
もちろん、たまになら今日は調子が悪いんだろうなとゆっくり目のレッスンに変えます。
しかし、毎回口グセのように「面倒くさい、できない、疲れた」を連呼する場合は許しません🙅
そのようなお子さん対して、怒る、見逃すのではなく、きちんとお話しすることが大事だと考えます。
そして、次のことを理解し、約束してもらいます。
- ピアノレッスンはお勉強する場、疲れたと言って休憩する場所ではないということ
- 「面倒くさい、できない」と言う前にまずやってみること
少し厳しすぎると思われるかもしれませんが、、ピアノレッスンはあくまでも学びの場であって遊ぶところでも休憩する場所でもありません。幼稚園、保育園の延長ではないということを理解して欲しいと思います。
ところで、こういうお子さん、実は意外と話せば分かります。
怒るのではなく、きちんと対話すればどんなに小さな子でも納得してくれます。子供だから仕方がないと思わずこちらがきちんと話す姿勢を見せれば子供は納得してくれるのではないでしょうか?
発する言葉で意識も変わる
言葉って大事だと思いませんか?
少し難しい曲でも言葉の発し方次第で子供の意識が変わるように思います。
わたしは新しい曲を渡すとき、次のような言葉を意識して話します。
- この曲は素敵な曲だよ
- ここは難しいけど、できたらかっこいいよ
- 難しいけど、○○ちゃんなら大丈夫
反対にこんな言葉をかけられたらどうでしょう?
- たくさん練習しないと弾けないよ
- ○○ちゃんには難しすぎるかもね
- 今の練習時間じゃ足りないよ
やる気なくなりますよね(-_-;)
難しい曲でも、「挑戦してみよう、やってみよう、きっと弾ける」と前向きに伝える方がやる気がでます。
それは、自分で発する言葉も同じ。
「やりたくない、できない、嫌だ~」というより、「やってみる、頑張ってみる、弾けるようになりたい」と言う方が前向きに取り組めます。
「やりたくない」が口グセになっている場合、一先ず、親御さんや先生側が口に出す言葉を前向きな言葉にするよう心掛けるだけでお子さんの意識も変わってくると思います。
今日の一言
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
マザーテレサの言葉より