広島市安佐南区・ピアノレッスン

ピアノコンクールの嬉しい結果報告と感じたこと

2023/12/20
 
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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。ピアノ指導歴20年。
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こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。

先日、べーテン音楽コンクールの地区本選が行われ、課題曲部門に参加した2名の生徒が銅賞を受賞しました。

5月から準備を始め、予選、本選、地区本選と3回の本番がありました。

途中、曲を変えたり、同じ曲を長く弾き過ぎて崩れてしまったり、結果に涙したりと様々なドラマがあったのですが、最終演奏を終えた二人は、晴れ晴れとし「今までで一番良く弾けた」と自信を持って言ってくれたことに成長を感じ、思わず涙腺が緩んでしまいました。

 

コンクールに参加することとは

コンクールは結果がすべてではありません。

長期間、曲と向き合い完成度を上げる地道な練習を続ける根気力、特殊な環境での緊張感に耐えるメンタルも必要です。

正直、ピアノは競うものではない、真摯に音楽と向き合い、自分の演奏をするだけ、というのが理想ですが、やはり、競争の場に身を置くと人間、欲が出てきます(;^ω^)

「金賞がとりたい!」と思う気持ちが出てくるのが正直な気持ちでしょう。

そんな結果が欲しいと思う心を理解しながら、親御さんと二人三脚で歩むのがコンクール。

子供のコンクールについては賛否両論ありますが、「本人、親御さん、指導者」の3人が同じ方向を向き、同じテンションで進めることが大切だと思っています。

今回、4名がコンクールに参加しましたが、皆さん、ご両親が非常に協力的でお子さんを上手くサポートして下さいました。

お陰で子供たちが卑屈にならず、のびのびとコンクールに挑戦でき、指導者として大変感謝しております。

私はコンクールに毎年参加させることはほとんどありませんが、今回参加した生徒には、この経験を活かしピアノを弾くことにもっと前向きに取り組んでくれると嬉しいなと思います。

 

ピアノ発表会に向けて始動開始!

さて、次回の発表会は来年3月31日です。

コンクールが終わり気が抜けちゃうかなと思いましたが、二人とも発表会の曲や次の課題に積極的に取り組んでいます。

きっと練習してないよな…と思いましたが、やる気満々の二人を見て私の方が反省…( ノД`)

常に先を見据えて準備する力も、ピアノを習うメリットですよね!

きっと、発表会では素敵な演奏が聴けることと今から楽しみです。

彼女たちの今後を楽しみに、私も常に前を向いて精進したいと思います。

今日の一言

コンクールは結果を求める場ではなく、成長する場である

 

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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。ピアノ指導歴20年。
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