ピアノのペダル練習、ペダルを使用すれば演奏の幅が広がります。
こんんちは。横山美和ピアノ音楽教室です。
ピアノには3本のペダルが付いています。
向かって右から
- ダンパーペダル、ラウドペダル
- ソステヌートペダル(グランドピアノの場合)
- ソフトペダル(ウナ・コルダ)
それぞれ、機能ペダルを踏むと、振動する弦を止めるダンパーという部分上がり、離鍵しても音が止まらず(響き続ける)という効果があります。
ペダルを使い始める時期は、人それぞれだと思います。
補助ペダルを使えば、早いお子さんだと5歳くらいでもペダルを使用できます。
初めてのペダル練習
現在、発表会で初めてペダルを踏む生徒が数名います。
年齢や曲によって、踏む箇所や頻度は様々です。
まず、足の置き方、踏み方を練習します。
一音を使って、足と手のタイミングを練習します。
そして、初めてペダルを使う場合、1,2か所、例えば、最後の伸ばしの音などで踏んでもらうようにしています。
この場合、響かせたい音を打鍵すると同時に踏んで、離鍵と同時に上げれば良いだけ!
慣れてきたら、レガートペダルと言われる奏法、所謂、踏みかえを練習します。
レガートペダルは、難しい奏法です(-_-;)
レガートペダルのやり方を簡単に説明すると、「踏み変えたい音を弾くと同時に(響きを変えたいところ)ペダルを上げすぐに踏む」
このコツをつかむまでが難しく、苦戦します。
しかし、これを難なくこなせる方もいます。
昨日は、小4の生徒が初めてペダルを練習したにも関わらず、とても勘がよく上手に出来たので、全曲通してペダルを踏むことにしました。
1度で出来るお子さんは、なかなか少ないので、とても勘がよく運動神経が良いのだなと感心しました。
難しいペダルですが、練習すれば必ず出来ることです。
そして、ペダルが使えるようになれば、演奏の幅が広がります。
本来、ピアノはペダルありきの楽器です。
小さいお子さんにも積極的に取り入れ、ピアノの演奏技術を高めて頂きたいと考えます。
それに、ペダルを使うよ、と言うとみんなとても喜びます(^^)
それが、練習意欲に繋がれば一石二鳥ですよね。