子供のピアノ練習で大切なことは、何を直すか!
こんにちは。横山美和ピアノ音楽教室です。
この原因の一つにお子さんが「何を直すべきか」が分かっていないということがあります。
残念ながら、毎日ピアノを弾いている=練習 とは限りません。
練習時間が長くても、やるべきこと、直すべきことが分からず、ただ弾き続けているだけでは弾けるようになりません。
逆に、短時間でもやるべきこと、直すべきことが分かっていれば、思った以上の成果が期待できます。
レッスン後、楽譜に書いてある、メモ、注意書きをよく見る
では、初めての曲をレッスンで弾いたとしましょう。
週1回のピアノのレッスンで先生がやることは、譜読みに付き合うことではありません。
譜読みは基本的に、お家でやるべきことです。
最低でも「音、リズム、指番号」が見れていることが最低条件です。
もちろん、最後まで弾けなくても良いし、完璧に弾けなくても良いのです。
しかし、楽譜を前に呆然、全く弾けない状態でレッスンに持っていくことは避けて下さい。
そこから先生は、ミスタッチ、リズムの違い、弾けていない個所の練習方法、フレーズ感、身体の使い方などを指導します。
その内容は、年齢や個々のレベルによって異なりますが、必ず何かアドバイスをされるはずです。
その際、メモや付せんに注意書きなどをされる先生が多いのではないでしょうか?
さて、そのメモ書きをきちんと見ていますか?
なかなか上達しないお子さんの多くは、レッスンで言われたことを忘れている、または、理解していないのです。
ですので、初めのうちはご両親がレッスン後にメモや注意書きを確認し、「ここを直すのよ、ここを練習するんだよ」と一言声掛けをしてあげると良いと思います。
また、ある程度年齢が上がったら、「今日は何を注意された?新しい宿題はある?」と聞いたあげれば、お子さんがレッスン内容を思い出すキッカケとなるのではないでしょうか。
このように直す個所を優先して練習するクセが付けば、短時間でも効果的な練習ができるようになります。
まずは、「何も考えず弾き続ける」をやめて、「何をどう練習するか?」を分かってから練習するようにしてみて下さい。
レッスンで何度も直す箇所や内容を話てもらす
ちなみに、私は何回言っても直らない生徒の場合、「今週は何を直してくる?」「先生のメモはどこに書いてある?」説明してくれる?と何度もレッスン中に確認します。
こうすることで、何が分かっていないのかが私も確認できるので、もう一度お話しすることができます。
なかなか上達しないな…と思われているご両親、ぜひ、練習内容を一緒に確認し上手く練習できるようサポートして上げて下さい。