広島市のピアノ教室の先生が伝授!練習しない子供を練習好きにする方法
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
もう辞めさせたほうが良いのかしら?
でも辞めてしまうなんてもったいない!
少しの工夫で改善されることがあるんですよ。
最初のうちは興味を持って意欲的に練習していたのに、最近全然練習しない。
毎日「練習しなさい!」と言うことに疲れ果てます。
これからお話しするポイントを実践して見てください。
少しのコツで練習しないお子様が、毎日積極的に練習に取り組むようになるはずです。
もくじ
ピアノを習う時の大事な心構えについて
まず、大前提として
「自ら進んで練習するお子さんはほとんどいない」
ということをご理解下さい。
- 「自分からやりたいと言ったのに?」
- 「レッスンの時には毎日練習すると約束していたのに?」
- 「自ら練習する意欲が出るまで口出ししたくない」
- 「親が口出し擦ることかしら??」
そのお気持ちも分かりますが、ここはグッとこらえて、その考えはきれいさっぱり捨て去りましょう‼
毎日練習することはたとえ5分であっても大変なこと。
大人でも新年に掲げた目標をどこまで継続することができますか??
(私の運動習慣なんて3日も持ちません(;’∀’))
小さなお子さんに毎日練習する習慣を身に付けることは根気がいることです。
だからこそ、ご両親ののサポートは不可欠。
まずは、これからお伝えするポイントをできるところから実践して見てください。
劇的に変化することは難しいですが、確実に練習に対するモチベーションが変わるはずです。
ピアノの練習場所を見直す
皆さん、ピアノの置き場所について考えたことがありますか?
実はピアノの置き場所と環境は重要なポイントです。
例えば、リビングに置いてある場合、
同じ部屋にテレビが付いている、おもちゃが出たまま、家族が宿題や作業中など気が散る原因がたくさんあるとマズい。
まず、リビングで練習するのであれば気を付けたいことは?
- テレビをきる、
- 目につくおもちゃなどは片付ける、
- なるべく他のご家族がいない時間帯に練習する
次に、子ども部屋や別の部屋にある場合。
- 子供を一人にさせないこと
- 必ず一緒にお部屋に入り横でサポートする
いずれの場所でも、ピアノの上や周りに整理整頓し余計な物は置かない。
いつでも気が向いた時に弾けるようピアノの蓋を開けたままにするという考えもありますが・・・
この方法はあまり効果的でないように思います(;’∀’)
始めるときに蓋を開けて準備、終わったら閉めて片付けるというメリハリも大切です。
ピアノ練習時間と練習内容を決める
時間と練習する順番や内容を決めましょう。
「いつ、どれだけやるのか」を明確にしておくことが大切です。
出来るようなら一週間のスケジュールを組むと良いです。
【習い始めて1年の小1女の子の一週間】
習い事 | 時間 | 内容 | |
月 | なし | 17:00~17:15 15分 | バーナム1曲 バスティン1曲 リズム |
火 | 英語 | 18:00~18:15 15分 | バーナム1曲 バスティン1曲 リズム |
水 | バレエ | なし | リズム |
木 | なし | 17:00~17:15 15分 | バーナム1曲 バスティン1曲 |
金 | ピアノ | 16:30~16:45 15分 レッスン17:30 30分 |
バーナム1曲 バスティン1曲 |
土 | なし | 10:00~10:15 15分 17:00~17:15 15分 |
バーナム1曲 バスティン1曲 リズム ワーク |
日 | なし | 10:00~10:15 15分 17:00~17:15 15分 |
バーナム1曲 バスティン1曲 リズム ワーク |
この生徒さんの場合、基本は15分でお休みの日は30分、バレエの日は遅く帰ることもあり練習はお休みというスケジュールを組まれています。
もちろん、この通りできないこともあるそうですが、練習する習慣は確実に身についています。
大切なのは!
- 大事なことはリズムを崩さない
- どうしてもしんどい時は無理せず、次の日少し時間を増やすなどしてトータルで見ていく
- 時間割を目につくところに貼る
ぜひ、お子様と相談しながら時間割を作ってみてください。
子供のピアノ練習に親も付き添う
初めにお伝えしたように、子供一人で練習することはまず無理です。
私は、個人差はあれど小学校中学年くらいまではご両親のサポートが必須だと考えます。
これは、手取り足取り教えこむ、出来るまで何度も弾かす、出来ないことを怒るということではなく、練習内容を把握し、隣で聴いてあげることが何より重要です。
では、どのようなサポートが理想的でしょうか。
①練習内容を把握する
宿題の箇所、注意点を知って下さい、楽譜やノートに先生の書き込みがあります。
②弾けないところでイライラしているお子様への対応
「片手にしたら?」
「リズムはどう?」
「休憩したら?」
イライラして怒るのではなく、アドバイスしてあげる程度です。
それでもおお子様自信イライラしてきたら、今日はおしまいにしようと止めることも重要
逆に弾けるまで付き合うことも場合によっては効果的です。
その時は「よく頑張ったね」とたくさん褒めてあげて下さい。
➂褒める
一番重要なことは 「聴いて褒める」スマホをいじりながら傍にいるのではなくちゃんと聴いて、上手だねと褒めてあげて下さい。
お母さんはちゃんと聴いてくれていると分かれば、お子様のやる気もアップします。
毎日傍にいることが難しければ一日おきでも構いません。
無関心、子ども任せが一番危険ですよ‼
ピアノ練習で大切なのは「継続」
お子さんの練習に悩んでおられる親御さんは大勢いらっしゃいます。
以前、お母様自信が悩んでしまい涙を流される方もいらっしゃいました。
お母様も一生懸命なんですよね(*´ω`)
せっかくピアノを習われるのであれば、お子さんもご両親も楽しんでやって頂きたい‼
ピアノが楽しいとは、ピアノを弾く技術を習得し、生涯に渡り音楽の楽しさを体感することです。
ピアノが弾けるようになるには、継続した練習しかない‼
それは楽しいことばかりではありませんが、苦しいからこそ出来た時の喜びも大きい。
練習しないお子さんを見捨てず、あきらめず、一緒にピアノと向き合えることが理想ですよね。
今回のポイントを見直し、出来ることから改善してみてください。
広島市のピアノ教室の先生が伝授!練習しない子供を練習好きにする方法:まとめ
1 ピアノを習う時の大事な心構えについて
2 ピアノ練習場所を見直す
3 自宅でのピアノ練習時間と練習内容を決める
4 子供のピアノ練習に親も付き添う
5 ピアノ練習で大切なのは「継続」