必ず来る生徒がピアノ教室を辞める日!その時の私の気持ちとは?
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪
今日は最近感じた私の想いを綴ってみました。
ご興味あればどうぞ読み進めて下さい。
ピアノ教室を始めて20年以上経ちました。
本当にあっという間の20年です。
これまで多くの出会いと別れがあり、すべての生徒さんとの出会いが私にとってかけがえのないものです。
ところで、ピアノ教室に通う子供の平均年数はどれくらいだと思われますか?
大体、7,8年、長くても15年ぐらいではないかと思います。
残念ながら多くの場合、4.5歳から始めて中学入学前後でピアノを辞めてしまいます。
これを長いと感じるか?短いと感じるか?
私は最近、とても短いなと感じるようになりました。
本当にあっという間なんです(*_*)
そんな中、一人一人と向き合ってレッスンをしていると、必ず来るとは分かっていても「別れ」はいつも淋しい…
そして、以前は必ず心がモヤモヤとしていました。
- 私はこの子に真摯に向き合えたのかな?
- ピアノを好きになってくれなかったのかな?
- もうピアノを弾くことはないのかな?
正直、ネガティブな気持ちになることがほとんど(;^_^A
もちろん、お引越し、進学など物理的な継続できない理由もあるので、私が落ち込む必要はないのですが、それでも自責の念にかられることがしばしばありました。
しかし、最近は少し自分の気持ちに変化があります。
いちいち、落ち込まなくなったのです!
これは、歳を重ねてメンタルが図太くなったせいもあるのですが…
こんな感じで考えるようになりました。
- 別れは必ず来る、その時後悔しないよういつも全力で生徒と向き合おう
- ピアノを好きになる人もいれば好きになれない人もいる、必ずピアノを好きにさせる、上達させると思わない。
- どんな状況であっても一緒に勉強できた時間は大事な時間だった。
- どんな生徒も7.8年しかないと思う。だからこそ、それまでに生涯ピアノが弾ける演奏力を身に付けてもらえるレッスンをする。
今までは、私の力不足で退会するのではと勝手に落ち込んでいましたが、そう思うことは一切辞めました。
別れは必ず来る、それまでにできることを精一杯やる。
それしかできることはないし、お別れを淋しいと思う必要もないなと思うようになりました。
それにご縁がある子とは長く一緒に勉強できているのも事実です。
「ご縁」がある、という言葉を昔は信用していませんでしたが、歳を取ったせいか最近しみじみ感じます(;^ω^)
この時期は、卒業、入学の関係で3月末で退会します。というお話しが多い季節。
毎回悲観していても仕方ない!
最後のレッスンまでしっかり向き合ってレッスンしていきたいと思います!