子供の習い事としてピアノ教室の優先順位が低い場合にお願いしたい2つのこと
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪
お子さんはピアノ以外にどんな習い事をされていますか?
- 塾
- 英語
- バレエ
- 水泳
- サッカー
- 体操教室
今はたくさんの習い事があり、一週間毎日習い事!なんていうこともあるでしょう。
そんな日々の中で、ピアノの練習時間を取ることが非常に難しくなっているのが現状ではないでしょうか。
しかし、ピアノは他の習い事と違い「毎日の練習」が必須。
これはピアノの優先順位が低い場合であっても避けられません。
今回はピアノの優先順位が低くい場合にお願いしたい2つのことについてお話しします。
もくじ
子供の習い事の優先順位
「ケイコとマナブ.net」が2017年10月に発表した調査結果をご覧ください。
・1週間のうちに習い事に通う日数は、週1日が最多で36%。続いて週2日が29%。週3日以上通っている子どもは35%にものぼる。多くの子どもたちが小学校に上がる前には習い事を始め、週2日以上通っている子どもも珍しくないことが分かります。
・子ども1人あたりの習い事の個数は、全国平均で1.92個。
・この個数を、首都圏における平均で見ると、2015年1.97個→2017年2.04個に増加。
・この個数を、年齢別平均で見ると、未就学児1.62個→小学校低学年2.02個→小学校高学年で2.14個。
小学生以上の子供の場合平均して2日以上は習い事をしていることが分かります。
たくさんある習い事の中で優先順位があるのは致し方ありません。
例えば、
- 子供が好きな順 サッカー→ピアノ→塾
- 必要順 塾→英語→ピアノ
- 費用の高い順 →塾→ピアノ→絵画教室
ピアノは塾のようにすぐに成果が見えるものではありません。
費用対効果が低いと感じれる方も多いのではないでしょうか?
お子さんの将来を考えたら、学業優先は親であれば正直なお気持ちだと思います。
しかし、せっかくお金と時間を使うのであれば、やはり子供にとって意味のある習い事になって欲しいですよね。
ピアノ教室に通うことだけを目的にしない
ピアノの優先順位が低いご家庭からよく耳にするご意見がこちら↓
「ピアノは習い事の一つなので楽しめれば良いです」
「練習する時間がないのでレッスンで何とかしてください」
「息抜きで通わせているので本人の希望に合わせて下さい」
ピアノを習う目的が「ピアノを弾けるようにする」ではなく「ピアノ教室に通うこと」になってはいませんか?
残念ながら、教室に通うだけで弾けるようになるほど簡単じゃないのがピアノ…
もちろんまったく上達しないというわけではありませんが、想像される1/10も上達しません。
実際このような状態でレッスンに来ても、つまらなそうにして、決して息抜きになっているとは思えないのです。
いつまでたっても先に進まないし、弾けない…
あぁ嫌だ…
忙しい毎日の中で「ピアノは息抜き、楽しめれば良い」というのであれば尚更「弾けることで息抜きになる」ようにしてあげることが一番。
忙しい子供にとってピアノを習うメリットは「好きな曲を弾いて音楽を楽しむ」ことにあると思います。
弾けるようにするためには、5分でも良いので毎日練習するしかありません。
そして、練習する時間がないのでレッスンで弾けるようにしてほしいという気持ちも分かります。
しかし「練習する時間は少ないけど少しだけ頑張った」という気持ちは必要です。
何とかして!と他人任せでは、ピアノに楽しみも面白さも見出せません。
子供のピアノ練習を習慣付ける
親御さんにお願いしたいのはたった一つ!
毎日5分の練習習慣を付けてあげて下さい
毎日の生活で本当に5分~10分の時間を取ることは不可能でしょうか?
- 朝ごはんの前5分
- お風呂に入る前5分
- 夕食前5分
- 寝る前5分
隙間時間を上手く活用すれば5分の時間を作り出すことはできます。
忙しいを理由に「練習習慣」がついていないことが練習から遠ざけている一番の原因ではないかと思います。
子供の練習に付きっきりになる必要も、ガミガミ怒る必要もありません。
子供さんと話し合い、決まった時間ピアノの練習をしようと声をかけてあげて下さい。
ポイントは?
- 子供と練習時間を決める
- 最初は毎日声をかける
- 練習したら褒める
この3つだけΣ(・ω・ノ)ノ!
一緒に時間を決めることで、子供に自主性を持たせます。
最初は思うように練習できないと思いますが、気長に毎日声をかけてあげて下さい。
練習ができたらたくさん褒めてあげましょう。
小さなことですが、この一歩を踏み出すか踏み出さないかで大きく変わります。
一度練習習慣が身に付けば、ピアノとの関わり方も変わるのではないでしょうか?
ピアノの優先順位を上げてほしいというお願いでは決してありません。
せっかく習うのであれば、ピアノを習うことがプラスになるようにしたいと思うからです。
練習が少しでも出来るようになればゆっくりでも上達していきます。
その時はきっと、ピアノが息抜きになり楽しみに変わるはずです。
習い事としてせっかくピアノを選んだのだから
数ある習い事の中でなぜピアノを選ばれましたか?
- 頭が良くなると聞いたから
- お友達が習っているから
- 楽譜くらい読めてほしいから
- 情操教育の一環として
もしかしたら、本人がやりたいと言ったわけではにかもしれませんね。
その場合、子供のやる気を見出すには時間も根気も必要です。
しかし、適当にやらせようと思って習わせているわけではありませんよね?
何か子供のためになればと思ったはず!
わたしはどんな理由であれ
「習い事としてピアノを選んでくれたことを嬉しく思い、良い選択ですね」とお伝えします。
それは、選んだということは、少なからず興味があり縁があったからだと思うからです。
そんなご縁を大切にするためにも、毎日少しの練習時間を設けることから始めてみましょう。
子供の習い事としてピアノ教室の優先順位が低い場合にお願いしたい2つのこと:まとめ
1 子供の習い事の優先順位
2 ピアノ教室に通うことだけを目的にしない
3 子供のピアノ練習を習慣付ける
4 習い事としてせっかくピアノを選んだのだから