お家のアップライトピアノをもっと効果的に使って練習する裏ワザ
こんにちは。広島市安佐南区❛GRIT❜ やり抜く力を育てるピアノ教室 横山美和ピアノ音楽教室です♪
お家の楽器は何をお使いですか?
- グランドピアノ
- アップライトピアノ
- 電子ピアノ
- キーボード
多くのご家庭で使用されている楽器は、アップライトピアノまたは電子ピアノではないでしょうか?
電子ピアノは構造がまったく違う電子楽器ですので今回は置いておいて…(;^ω^)
多くの方がお持ちのアップライトピアノについて、もっと効果的に使用し練習する方法についてお話しします。
もくじ
アップライトピアノとは?
まずアコースティックピアノには2種類あります。
- グランドピアノ
- アップライトピアノ
縦型のピアノのことを「アップライトピアノ」と呼びますね。
アップライトピアノ(英: Upright piano)は、ピアノの形態の一種で、フレームや弦、響板を鉛直方向に配置した打弦鍵盤楽器の一種である。グランドピアノと多くの共通要素を有する。
アップライトピアノは、フレームや弦、響板を鉛直方向に配し、上下に延びるように作られている。グランドピアノよりも場所を取らないため、グランドピアノを設置する場所の取れない家庭や、学校の教室、小規模の演奏会場などに広く設置されている。
グランドピアノとは構造が違いますが、電子楽器よりもタッチの違いや音の響きを作ることができるのが魅力!
詳しいアップライトピアノの説明がありますのでぜひご参考に↓
アップライトピアノを効果的に使うキーワードは「フタ」
アップライトピアノの「フタ」が開くことをご存じですか???
そう思ったあなた!
「初耳だ」なんて方もいらっしゃると思います。
だってここは、メトロノームや写真、楽譜やお掃除道具が置いてあるところ(;’∀’)
な~んて方も多いですよね?
グランドピアノのフタが全開になっているところは見たことありますよね?
演奏会や発表会ではフタが開いています。
レッスン中は、音量の問題からほとんどの場合フタは閉めてあると思いますが…
ピアノの音の「響き」を聴くには全開で弾く方が良いのです。
同じようにアップライトピアノのもフタを開けた方が「響き」がよく、より良い音を聴くことができます。
ピアノのフタを開けて練習するメリットは?
- 響きが良くなる
- ペダルの使い方が良くなる
- タッチの方法が変わる
ピアノの練習は楽曲を弾けるようにするのはもちろんですが、どのように演奏するかが大切。
ただ、楽譜通り弾くだけではダメ!
- 指のテクニック
- 音の出し方
- 音の響かせ方
- 身体の使い方・・・
その他多くのことを習得していくことがレッスンや練習の目的です。
それを少しでも効果的に行うために
「音の響き」「音の鳴り方」が極めて重要。
それが「フタ」を開けることによって閉めて弾くよりも「音」がよく聴こえるようになります。
聴こえ方が変わると自分の演奏が良くなったと感じる方が多いはず。
例えば、
グランドピアノで弾いた時
ホールで弾いた時
フルコンサートピアノで弾いた時
同じ演奏しても全く違って聴こえた経験はありませんか?
それは「音響」が関係しているからです。
日々の練習から少しでも「音響」環境を整えて練習することで耳も育ち、出す音も変わってきます。
アップライトピアノのフタを開けるだけの簡単なことですのでぜひやってみて下さい。
アップライトピアノの「フタ」を開ける時の注意点
デメリットは「音が大きくなる」こと。
日ごろから遠慮して演奏しているのにフタを開けて弾いたら「うるさい」と思われてしまうかも…
周りに迷惑がかかるとピアノ自体弾けなくなるかもしれませんね。
住宅環境、ご家族の意見も踏まえて「フタ」を開けるかは検討してください。
例えばこんな代案を考えるのはいかがでしょう?
・毎日ではなくても良いので週1回数分でもフタを開けて練習する
・レンタルスタジオなど音の問題がない場所では店員さんに了解を得たうえで、フタを全開にして練習する
毎日の練習に「音の響き」を考慮する時間を設けるだけで自分の演奏が変わるはずです。
お家のアップライトピアノをもっと効果的に使って練習する裏ワザ:まとめ
1 アップライトピアノとは?
2 アップライトピアノを効果的に使うキーワードは「フタ」
3 ピアノのフタを開けて練習するメリットは?
4 アップライトピアノのフタを開ける時の注意点
ピアノのフタを開けるだけの簡単な裏ワザ。ぜひお試しください(*^^)v