受験生の子供が無理なくピアノ練習するための3つの方法
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪
受験生をお持ちのご両親、そして、受験生の皆さん、最近、ピアノを弾いていますか?
- 「勉強が忙しくてピアノどころではない」
- 「気分転換にピアノを弾きたいけどそんな時間がない‼」
- 「練習時間が短くなってどんどん弾けなくなるのが不安」
そんな受験生の皆さんへ。
ここでお伝えする3つのポイントを知れば、短い時間で効率よく練習することが可能なんですΣ(・ω・ノ)ノ!
今回は、受験生がピアノ練習するための3つのポイントについてお話しします。
もくじ
受験生のピアノ練習3つのポイント
・5分
・1フレーズ
・集中
まず、この3つのキーワードを覚えて下さい!
では、順に詳しくご説明しましょう。
【キーワード1:5分】隙間時間の活用
受験生は寝る間も惜しんで勉強しています。
「起きている時間はすべて勉強!」なんて思いますよね。
でも、人間が集中できる時間には限りがあります。
50分勉強、10分休憩というサークルが良いという話しを耳にしたことはありませんか?
勉強、勉強・・・と根詰めることが決して効率が良いとは言えません。
それに、どれだけ忙しくても5分の時間も取れないなんてことはないのではないでしょうか?
そこで、勉強の合間に「5分」だけピアノを弾く時間を作ってみましょう。
練習は長時間やらないと意味がない、と思っている人もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
隙間時間を見つけて5分弾くだけでも立派な練習です。
しかも、「休憩の合間、気分転換に5分ピアノ弾く」ことで脳をリラックスさせ勉強の効率も良くなるとも言われているのです。
ピアノも弾けて、勉強もはかどれば一石二鳥ですね!
・ピアノの蓋を開け楽譜を置いておく
・決めた時間以上弾かない
まず、ピアノを弾くために準備しないと、となると面倒です。
ピアノの蓋を開けて、楽譜も置いておけば座るだけでOK‼
いつでもすぐ弾ける状態にしておくことは意外と重要です!
そして、つい5分以上弾きたくなってもそこは我慢。
今は「受験勉強」が第一!
ピアノばかり弾いて怒られては元も子もありませんね(;^ω^)
弾きたくても5分~10分で終了!
また50分勉強して弾くという繰り返しで勉強にもメリハリができます。
【キーワード2:ワンフレーズ】曲全体を通して弾くよりも部分練習を優先
時間がないけど新しい曲を練習したい。
そんな時は、通し練習ではなく1フレーズずつ練習しましょう。
1フレーズは大体4小節~8小節区切りです。
なぜ1フレーズ練習が良いかというと??
- 通して弾いたら5分で終わらないことがある
- 5分あれば1フレーズ弾けるようすることが容易
短い曲でも新曲は譜読みをしながら弾くので時間がかかるうえ疲れます。
気分転換にピアノを弾いているのに疲れてしまってはどうしようもありませんね(;^_^A
新曲や勉強中の曲は「1フレーズに分けて部分練習」
実はこれが一番早く仕上がる方法なんです。
つい、「時間がないから最後まで弾かなくちゃ!」と思いますよね?
だけど、時間がない中、適当な譜読みで通し練習ではいつまで経っても弾けません。
パズルのピースを埋めるように、1つずつ確実に繋げていく方が結果早く仕上がるのです。
・5分で4小節~8小節を目安に弾く
・1日で1フレーズ弾ければ良し
・よくばらない
受験生のピアノ練習で大切なことは
よくばらず、短いフレーズを確実に弾けるようにすること。
時間のある時に、弾きたい楽譜を見てフレーズ分けをしておくと良いですよ!
【キーワード3:集中】だらだらピアノを弾かない
気分転換にピアノを弾けと言ったのに、集中しろって何だ~!
と思われましたか?(;^_^A
ここで言う「集中」とは適当に弾かないという意味です。
5分1フレーズを何となく弾くとか、何度も繰り返すのではなく「ゆっくり、集中して、1回」弾く方がよっぽど良いと言うこと。
ピアノ練習は「質より量」と「量より質」の使い分けが大事。
受験期は時間がない分「量より質」を優先させるべき。
極端な話、一音もミスらずゆっくり1回弾く方が、だらだら繰り返すよりよっぽど練習効果があります。
5分をどう使うかは自分次第!
ミスをしな練習を習得すると、その後譜読みが早くなります。
時間がない今だからこそ「質」を上げる練習方法を目指しましょう!
・1小節だけでも良い
・一音も間違えずに弾く
・テンポはカメのように遅く
1フレーズに分けることをおススメしましたが、1フレーズ集中することが難しければ1小節でも良いのです。
「一音も間違えない、テンポはカメのように‼」
自分が集中できる量を設定して無理なく練習しましょう。
時には好きな曲を思いっきり弾く!ピアノとの付き合い方は人それぞれ
時間がある時は、好きな曲を思いっきり弾きましょう。
練習のためではなく、自分のために、弾ける曲、弾きたい曲を片っ端から弾くとストレス発散に!
受験生にとってピアノはあくまでも楽しんで弾けることが一番大事。
以前、教室に進学校に通う生徒さんがいました。
彼女は、どんなに勉強が忙しくても毎日30分の練習を欠かしませんでした。
彼女は月1回のレッスンも休まず、出した課題をちゃんと熟していました。
どうやって時間を作るの?と尋ねると…
「勉強ばかりで時間がないということはないです。30分くらいなら時間はあります」
「それにピアノを弾くことが楽しいです」
彼女はピアノが大好きで、ピアノがあるからこそ勉強も頑張れると言っていました。
しかし、すべての方にとってピアノがストレス発散やリラックスになるとは限りません。
スポーツや読書をしたいと思う子もいるでしょう。
それなら好きなことをやれば良いのです!
ピアノとの付き合い方は人それぞれ。
無事に入試が終わった後、またピアノも再開すれば良いのです。
- 受験生だけどピアノを弾きたい
- ピアノを練習したいけど練習の仕方に悩んでいる
そんなお悩みをお持ちなら、ぜひここでご紹介した3つのポイントを試してみて下さいね。
受験生の子供が無理なくピアノ練習するための3つの方法:まとめ
今回のポイント
1 受験生のピアノ練習3つのポイント
2 【キーワード1:5分】隙間時間の活用
3 【キーワード2:ワンフレーズ】曲全体を通して弾くよりも部分練習を優先
4 【キーワード3:集中】だらだらピアノを弾かない
5 時には好きな曲を思いっきり弾く!ピアノとの付き合い方は人それぞれ
受験生の皆さん、ピアノと上手く付き合って無事受験を乗り切って下さい。