ピアノ練習に行き詰った時は「課題の洗い出し」をしてみよう
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
365日ピアノの課題が尽きることはないと思います。
しかし、今一番自分に必要な課題が何か、分かっている方は少ないように思います。
特に、練習に行き詰っている時は、「課題の洗い出し」をすると、闇雲に練習することも減り練習効率が上がります。
今回は、ピアノ課題の洗い出し方法についてお話しします。
ピアノ練習のための「課題の洗い出し方法」
用意するもの
- ノート
- ペン
- 美味しい飲み物やお菓子(私の場合)
やり方
- ノートに思い付くままの課題を書く
- 同じような内容をまとめる
- 課題を5つまで決める(5つ以上にしない)
1ノートに思い付くままの課題を書く
とにかく思い付くままにどんどん書きます。一曲に付き1ページくらいと考えて下さい。
- 譜読みを進める
- 指番号見直し
- 10小節目弾きにくい
- フレーズの捉え方
- 左手の響き、重心になる音
- 響き???
- 溶かすような
- 速いパッセージの強化
箇条書きでどんどん書く!
同じようなことを書いても構いません。とにかく書くです。
2同じような課題内容をまとめる
書き終えたら、同じような内容の課題がないか確認してください。
【例】
- 10小節目弾きにくい=速いパッセージの強化=指番号の見直し
- 響き???→溶かすようにとアドバイスされた
このように同じ個所にいくつも課題があったり、同じことを指していたりすると思うのでそれをまとめて下さい。
3課題を5つまでに絞る(5つ以上にしない)
まとめたら課題を決めていきましょう。
あまり多くない方がいいと思います。それは、あまり多く課題を作っても対応しきれない場合があります。(わたしです( ̄▽ ̄;))
私は最高でも1曲につき5つまでとしています。
①10小節目からのパッセージを弾けるようにする
②左手の重心になる音を考え、響きが溶けるようにする
➂譜読みを最後まで終わらす(今週中)
あとは、課題を潰していくだけ!期限を決めるともっと効果があるかもしれませんね。
ちなみに、この課題が出来なくてもいいし、翌日には課題が変わることもあります。
あくまでも目安としてあまり深刻に考えずに行ってくださいね(^^)
課題の洗い出しの効果
何から手を付けていいか分からない。
このような時に課題の洗い出しは効果的です。
一旦書き出して見るとスッキリするので、やるべき優先順位も分かりやすいでしょう。
練習に行き詰ってしまった時はぜひ一度試してみて下さい。
現在のわたしの課題
昨日わたしも課題の洗い出しをしました。
現在のわたしの課題はこちら↓
- 曲のまとまり(フレーズ)を考える
- 左手の響きを溶かすように弾く(基盤の音はどこか?)
- 曲にイメージを持てるようにする
- レガート奏法の習得
毎月洗い出しをしますが、実は最近課題があまり変わらない…(-_-;)
成長しないのかなと情けない気もしますが、変わらないということが分かることも大事だと思っています。
ピアノ上達に近道はありません。現状を受け止め、淡々と練習するのみです。
今日の一言