子どものピアノコンクールは意味がある?参加するメリットと注意点を解説
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪
- 「先生からコンクールを勧められたけれど、本当に参加した方が良いの?」
- 「うちの子にはまだ早いのでは?」
と迷われる保護者の方は少なくありません。
ピアノコンクールは、必ずしも全員が参加しなければならないものではありません。
しかし、お子さんによっては大きく成長するきっかけになることもあります。
ひと昔前は音大生やピアニストを目指している人が受けるイメージが強かったコンクール。
しかし、今はコンクールも多種多様。
レベルや年齢に応じて、ある意味誰でも参加できる身近なイベントに変わり、コンクールを受ける方は年々増加しています。
では、コンクールは何のために開催され、何のために受けるのでしょう?
今回はお子さんを対象としたコンクールについて私の考えをお話しします。
ピアノコンクールに向いている子、向いていない子
まず、ピアノコンクールには、お子さんの性格や成長段階によって向き不向きがあります。
ピアノコンクールに向いている子とは?
- 人前で演奏することが好き
- 目標に向かってコツコツ努力できる
- 結果だけでなく、練習の過程も楽しめる
- 思うような結果が出なくても、次につなげようと前向きに考えられる
このようなお子さんは、コンクールという目標を持つことで、演奏面でも精神面でも大きく成長することがあります。
コンクール参加を急がなくてもよい子とは?
- 本人がコンクールに興味を持っていない
- 保護者や先生に勧められ、無理をして参加しようとしている
- 本番へのプレッシャーが強く、大きな負担になっている
このような場合は、無理に参加する必要はありません。
コンクールへの参加を考える際には、年齢やピアノ歴だけでなく、お子さんの性格や個性、本人の気持ちを見極めることがとても大切です。
焦って参加を決めるのではなく、お子さんの意思を尊重しながら、その子にとって良いタイミングを先生と相談して決めていくことをおすすめします。
子どもがピアノコンクールを受けるメリット
コンクールの目的や趣旨は何か?
- ピアノ学習者およびピアノ指導者の学習・研究の一つの目標となること。
- 国際感覚を持った指導法の研鑽。
- 優れた音楽的才能の発掘・育成。
- ピアノ教育レベルの地域間格差解消、全国的な音楽文化の普及と向上。
全国的規模のコンクールで、群を抜いて1番規模が大きいコンクール
「ピティナ・ピアノコンペティション」
このコンクールの趣旨には上記の内容が記載されています。
コンクールによって多少の違いはあれど、どのコンクールも概ね趣旨目的は同じ↓
- ピアノ学習者の経験と目標のため
- 音楽文化の普及と向上
- 優れたピアニストの発掘
コンクールは、ピアニストや音楽大学を目指す人にとっては演奏の場数を踏んで経験値を上げる大切な場。
上位入賞すれば、その後の演奏活動に大きな影響を与え、海外で学ぶチャンスや演奏会のバックアップなど演奏家としての可能性が広がります。
では、お子さんがコンクールを受けるメリットとは?
- コンクールという目標に向かって取り組むことができる
- 自分の演奏レベルを知ることができる
- 他の先生からのアドバイスがもらえる
- 人前で演奏する経験を得られる
しかし!コンクールはタダではありません。
練習時間、レッスンの回数も一気に増えます。
「お金、時間、練習」いつものレッスンの何倍も大変。
何が身に付くの?
仮に入賞した場合、トロフィーや賞状、演奏会出演のチャンスといった目に見えて分かる対価があります。
しかし、世の中そんなに甘くない…
予選突破を果たしても、本選まで進むのは極わずか…
入賞しないと何の意味もないじゃない??
そんなことはございません。
コンクールの一番の対価は 経験と成長
コンクールは入賞するしないに関係なく貴重な経験ができます。
ちなみに、皆さんは「PDCAサイクル」という言葉をご存じですか?
PDCAとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の頭文字を取ったもので、継続的に品質を管理するための手法です。
コンクールは「計画→練習→振り返り→改善」を繰り返す絶好の機会です。
PDCAを繰り返すことにより
- やり抜く力
- 計画性と実行力
- 自己分析能力
- パフォーマンス能力
など、多くの非認知能力の発達が期待でき、コンクール参加によって大きく成長したお子さんたち多く見てきました。
ただし、入賞することだけを焦点を当てることは非常に危険です。
入賞は努力の先に付いてくるもの、コンクールの対価は 経験と成長 であることをお忘れなく!
子どもがピアノコンクールに参加する時の注意点
コンクールに参加することは経験として意味があることです。
しかし、手あたり次第に受ければ良いということではありません。
コンクール参加を考える際、注意して頂きたいことを2つあげておきます。
①入賞だけを目的にしない
入賞することだけを目的にするのであれば参加は控えるべき。
初めてのコンクールは右も左も分からず受けてしまうことが多いですが、2回目以降は入賞することが最大の目的になってしまう方が多い。
特に、親御さんの熱が入り過ぎてしまうとお子さまはプレッシャーに押しつぶされてしまいます。
入賞してもしなくても、それまでの過程に意味があること、お子さまの頑張りをしっかり認めてあげることが大切です。
間違っても
- 「練習しないからダメだったのよ」
- 「もうコンクールなんて受けさせない」
- 「どうしてあんなミスをしたの?」
などマイナス発言は絶対にNG!
コンクールはお子さんの成長と経験のために参加するもの、成長の芽を潰すことだけはしないでください。
②目的、技量に見合ったコンクールに参加する
とは言ってもせっかくコンクールに参加するのであれば「入賞させてあげたい」と思うでしょう。
コンクールのレベルや内容は様々です。
- 予選ではたくさんの方が入賞できる
- 課題曲が初心者でも受けやすい
個々に合ったコンクールを先生とご相談され、決めるべきです。
くれぐれも、「お友達が大きなコンクールに参加しているからうちの子も」とならないように。
比較することはお子さんの自尊心を傷つけかねません。
適切なライバル意識があることは良いことですが、度が過ぎるのは困りものです。
また、入賞したいがために、いつまでも自分のレベルより低いコンクールを受けているのもお金と時間のムダです。
お子さんのレベルや成長度合いを把握し、最適なコンクール選びを心掛けてください。
ピアノコンクールは子どもの経験と成長のためにある
ピアノコンクールは、入賞するためだけのものではありません。
目標に向かって努力すること、本番で演奏すること、結果を受け止めて次につなげること。そのすべてがお子さんの大きな成長につながります。
もちろん、すべてのお子さんがコンクールに参加する必要はありません。
大切なのは、お子さんの性格や目標に合わせて無理なく挑戦することです。
当教室でも、一人ひとりの成長に合わせてコンクールへの参加をご提案しています。興味のある方は、お気軽にご相談ください。
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