音楽家はお料理上手で美食家が多い!食と音楽の共通点とは?
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
音楽家に料理上手や美食家が多いと言われますが、わたしの周りにも料理上手で美食家の音楽仲間が多い。
- 仲良しS先生は、いつもプロみたいなお料理をチャチャっと作ってくれます。
- 尊敬している男性ヴァイオリニストも料理上手で何度もごちそうになりました。
- 名ピアニストであった中村紘子さん、ショパン弾きで有名な横山幸雄さんも料理上手で美食家。
- 作曲家ロッシーニに関しては彼の名前にちなんだ「トゥルヌドー・ロッシーニ」というメニューがあるほど。
- 逆に料理研究家さんでプロ並みにピアノを弾ける方がいらっしゃっいますよ。
もちろん、わたしも美味しい物には目がないですし、食べることもお料理も大好きです(^▽^)/
今回は「音楽と食」の意外な共通点についてお話しします。
音楽と料理の共通点
音楽と料理は全然別物のようで実は共通点があります♪
- 作りたい料理をイメージする
- 工程を考え、調理していく
- レシピ通りに。何度も作って慣れてきたら、アレンジしてみる
- 食べてくれる相手を思って作る
これをピアノに置き換えると????
- 弾きたい曲の完成形をイメージする
- 表現したい演奏になるよう練習する
- 楽譜を正確に読んだうえで自分なりの解釈を加える
- 聴衆に音楽を伝えたいと思って演奏する
いかがです?
音楽と料理って似ていませんか???
他にも料理には感性やセンスが必要!
食材選び、下処理、切り方、味付け、盛り付け、テーブルセッティング、BGM…
では、それをピアノに置き換えると?
選曲、読譜能力、テクニック、ニュアンス、音色、テンポルバート、デュナーミク、演奏会の衣装や雰囲気作り…
例えば、同じカレーを作っても一人として同じものはできませんよね。
- 始めてカレーを作る小学生
- 何度も作ったことのあるお母さん
- カレー屋のシェフ
- インドのお母さん
4人とも絶対同じにはなりませんがそれぞれ良い味がでて美味しそう‼
新しいスパイスや面白い食材を加えれば、同じ人が作ってもより良いものが出来上がるかも?
そして、失敗しても何度も繰り返し作ることで自分のものになり美味しくなる。
(((o(*゚▽゚*)o)))ピアノにも共通点が一杯(((o(*゚▽゚*)o)))
100人いたら100人とも違う演奏になりますよね。
各々が持っているテクニック、感性、表現力、経験の数で演奏に違いが生まれる、そして、何度も練習や本番を繰り返すことで自分の財産となるのです。
わたしはレッスン中、頻繁にこのお話しをします。
このように、料理とピアノを結びつけると分かりやすいのではないでしょうか。
料理で子どもの脳を育て、大人の脳を活性化させる
調理による脳の活性化を証明したのは、『脳を鍛える大人の音読ドリル』などで知られる脳研究の第一人者、東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授。川島教授は、大阪ガス(株)との共同研究により、光トポグラフィを用いて、調理中の脳活動の計測実験を実施。その結果、調理中には脳の前頭連合野が活性化することをつきとめたということです。
料理は五感をフル活動させ想像以上に頭を使う作業です。
スムーズに調理するために常に先読みし段取り良く作業しなければなりません。
「目」で食材を見極める
「耳」で調理音を確認し
「鼻」でにおいを感じ
「舌」で味を感じる
「心」家族みんなで食事を楽しむ♡
「食」は人を良くすると書きますね。
まさに、食こそお子さまの人間形成に最も重要な要素‼
さらに大人の脳も活性化されるなんて、なんて素晴らしいのでしょう。
自粛生活や長期お休み中にお子様とお料理をしてみましょう。
子どもも大人も頭が良くなるなんてこんな魅力的な作業はないですよ(*^-^*)
食育の大切さ
わたしは、ピアノを弾くことで子供たちに豊かな感受性を養ってほしいと思いながらレッスンをしています。
そんな中で音楽の他に「食育」というテーマに非常に興味を持っています。
食育とは、様々な経験を通じて、食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てることである。2005年に成立した食育基本法においては、「生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきもの」と位置づけられている。
「食べる力」=「生きる力」を育むことに繋がります。
わたしがピアノを通して伝えたいことと同じ。
音楽と料理に様々な共通点があるからこそ「食育の重要性」についても今後お伝えできればと思います。
音楽家はお料理上手で美食家が多い:まとめ
1 音楽と料理の共通点
2 料理で子どもの脳を育て、大人の脳を活性化させる
3 食育の大切さ
料理はマインドフルネスとも精通しています。
ストレス解消にも効果的ですよ。