子供にピアノを習わせたのは失敗だったかもと思った時に読んで下さい。
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪
- 子供の意思でピアノを習わせたのに全然練習しない
- 毎日親が練習に付き合わないといけないのがしんどい
- レッスンに行くのを嫌がるようになった
- 毎回のレッスンで泣いて帰って来る
ピアノを習っているとたくさんの壁にぶち当たります。
辛いことや、しんどいこともあります。
そんな時、「子供にピアノを習わせたのは失敗だったかもしれない」と思ってしまうこともありますよね?
もし、そう考えているなら少し立ち止まって続きをお読みください。
もくじ
習い始めたきっかけは?最初からピアノが嫌いな子供はいない
習い始めたきっかけは何でしたか?
- 音楽が好きみたいだから
- 子供がピアノに興味を持ったから
まず、お子さん自らやりたいと思って始めた場合。
- 楽譜が読めるようになってほしい
- 音楽を通して感性豊かな人間に育って欲しい
- 一つのことを長く取り組める忍耐力を養いたい
- 絶対音感を身に付けたい
こちらは、親の希望、情操教育の一環として始めた場合です。
理由やきっかけは何であれ、ピアノを習い始めた当初の気持ちはどうでしたか?
- ワクワクして楽しみだった
- 毎日ピアノに触っていた
- 新しいことに興味津々
- 〇をもらえると嬉しかった
このように、最初から嫌だ、辞めたい、楽しくないと思っているお子さんはいないのです。
ご両親も最初から練習に付き合うのが億劫、弾けない子供にイライラする、なんてことはなかったはずです。
しかし、どんどんレベルUPして曲が難しくなるにつれて問題が出てきます。
「弾きたくない~」
「練習より遊びたい~」
「難しいから嫌だ~」
このようにピアノが苦痛になる…
親御さんも練習しない子供に腹が立ち、一緒に練習しても泣く子供に疲れる。
結果、もう無理… やめたいΣ( ̄ロ ̄lll)
現在、このような状況に陥っている親御さんが少なくありません。
では、なぜ最初はやる気満々だったピアノが、途中から苦痛の対象に変わるのでしょうか?
子供に期待し過ぎる、完璧主義をやめる
「もう練習させることに疲れた、練習しない子供にイライラする」このように思っていませんか?
- レッスンで出された課題は1週間で出来るようにしないと
- 毎日練習させないと
- ○○ちゃんと比べて進度が遅いからもっと練習させないと
最初は子供が楽しくピアノを弾ければ良いと思っていても、途中から「欲」が出てしまい、その結果、ついつい完璧を求めてしまっている。
しかし、少し考えて下さい。
レッスンの課題を1週間練習してくることは、あくまでも、先生とお子さんの「おやくそく」です。
決して、お母さんと先生の「おやくそく」ではありません。
それなのにどこかで「親の宿題」だと感じていませんか?
弾かせないと、練習させないと…
まずその思い込みを捨てましょう。
ピアノの練習をしないのは本人の問題。
その結果、注意されるのは子供です。
正直言うと、お母さんが嫌がる子供に一生懸命練習させたところで、子供の成長は微々たるもの…
結局、自ら理解し練習しない限りいつまで経っても一人で弾けるようになりません。
お母さんがいないと弾けない子供になって欲しい訳ではありませんよね?
だったら、親が疲弊するほど練習に付き合う意味はありません。
「練習しなくて良いの?」と声をかけるくらいで様子をみましょう。
「完全放置プレー作戦」です。
親がやるべきことは、レッスン後の対応、先生に怒られた後が肝心。
「今週ちゃんと練習した?練習してないと弾けないし、先生にも怒られるよね?」
「今週は練習して行けば良いんじゃない?」
「練習しなさい」よりも
「練習した方が良くない?やらないとどうなる?」
常に 子供に考えさせる問いかけ をして下さい。
そして、徐々にお子さんの意思で練習するよう仕向けましょう。
ほとんどのお子さんは、基本的に練習をしたくありません。
練習しないから辞めさせるではなく、どうしたら意欲的に練習に向かうのかを考えてみて下さい。
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すぐに効果が出なくても焦らず成長を見守っていくことでお母さんの負担が減るのではないでしょうか?
子供が「ピアノ教室に行きたくない」と言う時は?
練習はしているはずなのに、最近、ピアノ教室に行きたくないと言うようになった。
親御さんの希望でピアノを始めた場合によくある傾向。
真面目で素直なお子さんは、きちんと練習し、上達します。
それなのに「辞めたい」と思っている原因は何でしょう?
- そもそもピアノに興味がない、楽しいと思えない
- 実は先生の指導に着いていけていなくて辛い思いをしている
- 練習するより他のことをやりたい(遊びたい、スポーツ、絵画など)
練習も嫌がらずにやるのになぜ?となりますよね?
でも、実はお子さんにいろいろな思いがあるかもしれません。
- ピアノが上手くなっても楽しいと思えない
- 先生が期待し過ぎて、実はレッスンに着いていけてない
- 他に興味があることがある、練習するよりそちらを優先したい
まずは、お子さんの話しを聞いてあげましょう(^▽^)/
その上で、ピアノが嫌いなわけではないならやめるのは、次期早々。
なぜなら、対処法はいくらでもあるからです。
- 楽しいと思えないなら、先生にご相談して弾きたい曲をレッスンに入れてもらう
- 実力以上のことを要求されていると感じるなら、そのことを先生にお話しする、または先生を変える
- やりたいことがあるなら、練習時間の配分を考えてそれもやれるようにする。
あれもこれも手を出していたらどれも身に付かないという意見もありますが、わたしは金銭的に余裕があるならば、やりたいこと全部やってみれば良いと思っています。
その結果、ピアノの練習が少し減っても問題ないのでは?
音大に行く、プロを目指すなら話は別ですが…
いろいろな経験をする方が圧倒的に人間力が上がります(*^-^*)
☑子供が、ピアノ以外にことに興味を持っている。
☑クラシックよりもポップスを弾きたい。
まずは子供の意思を確認し、先生にご相談してみましょう。
辞めるよりも良い解決策がきっと見つかるはずです。
無駄な経験はない!失敗から学ぶこともある
ピアノを習わせて失敗だったと思うこともあるかもしれません。
でも、経験したことに価値がないなんて絶対ありません。
もし、ピアノに対して「嫌いだった、辛かった」という思いしか残らなかったとしても、習ったことに必ず意味はあります。
失敗したと思っても
- ピアノは嫌いだったけど、楽譜は読めるようになった
- ピアノではなくてギターが好きだと分かった
- ピアノを習ったから合唱伴奏に選ばれた
失敗から学ぶこと、得るものもあるはずです。
ピアノを習わせたことを失敗と思うより、習うことのメリットに目を向ける。
辞めることよりも続けること、どうやったら楽しくなるかを考える方が価値があるのではないでしょうか?
子供にピアノを習わせたのは失敗だったかもと思った時に読んで下さい。:まとめ
1 習い始めたきっかけは?最初からピアノが嫌いな子供はいない
2 子供に期待し過ぎる、完璧主義をやめる
3 子供が「ピアノ教室に行きたくない」と言う時は?
4 無駄な経験はない!失敗から学ぶこともある
何事も経験したことに失敗なんてないと思います。
辞める前に、今出来る改善策を考えていきましょう。