ピアノ発表会が終わった後が大切!次の本番までの目標設定について

こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
ピアノ発表会やコンクールなど本番が終わると一気に気が抜けるということはありませんか?
しかし、次の本番までの時間の使い方はとても大事です。
今回は、発表会が終わった後の時間の使い方や目標設定についてお話しします。
本番後の適切な目標設定が大切
仮に、年1回発表会はあるとしましょう。
次の発表会までまだまだ時間があると思っていても、早い方で5か月前~小さなお子さんの場合でも2か月前に選曲し準備に入ります。
そう考えると、次の発表会の曲を練習し始めるまでの残り時間は、7か月~10か月。
この期間を何となく過ごすか、上手く利用するかで、ステップUPするか否かに大きな差がでると思います。
そこで、適切な目標を立て、上達できるよう、「目標の立て方」を年齢、レベル別に例を挙げてみます。
年齢、レベル別の目標
- 選曲までに1冊教本を終わらす
- 1週間で仕上げる曲数を増やして読譜力を強化(1週間で10~20曲の強者も!)
- たくさんの曲聴く音楽鑑賞の時間をお家で作る
- 指の強化!ハノンを1日5曲
子供の場合はスモールステップが効果的、この年齢のお子さんにとって7か月は結構長い…
目標は常に少し頑張ってできるところを目安に設定しましょう。
- スケール・アルペジオ全調制覇!
- 弾きたい曲に必要なテクニックの習得(細かい指裁き、オクターブの連打、筋力UP、音色の操作など)
- 初見力の強化
- 楽曲分析
少し年齢が上がれば、目標をもう少し上に設定しても良いでしょう。
次の発表会で弾きたい曲があれば、それに向けた準備をすると良いです。
この曲を1年後に弾く自分をイメージしてみるのも効果的ですよ。
今足りないものは何か?を客観的に考えることが出来ます。
どうなりたいか?どんな演奏をしたいか?
次の本番ではどんな演奏がしたいか、将来どうなりたいかを見据えることはとても大事です。
時間は誰しも平等であり有限です。
上手な目標設定や時間管理を身に付けることは、将来、受験や会社のプロジェクトにも役立つ脳力が身に付きます。
今教えている生徒さんたちには、ピアノを通して、この目標設定、時間の使い方に意識を向けて欲しいなと思っています。
もちろん、小さなお子さんの場合は自分で設定することは難しいと思いますので、先生、ご両親が手助けする必要がありますが、小学生であれば、一緒に考えることができます。
ぜひ、時間を作って次の項目を参考に話し合ってみて下さいね。
例
- 弾きたい曲はあるか?
- ピアノを弾ける時間はどれくらい?
- どんな演奏をしてみたいか?
- 何が苦手か?