受験生とピアノ、辞める?続ける?

こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
現在、中学3年生の生徒が2名、高校3年生の生徒が1名在籍しています。
受験生になるとピアノを辞める子が多いですが、他方、受験生でも続ける子がたくさんいます。
続ける子と辞める子の違いは何か?
単純にピアノが好きか、嫌いか、これだけだと思います。
「好きだけど、練習時間がないので辞めます」という方もいらっしゃいますが、それは本心ではなく、先生への社交辞令だと思います(;^_^A
一定期間お休みするということはあっても、本当に好きならば「辞める」という選択肢がないのがピアノが好きな子です。
もちろん、練習時間も減るし、ピアノの優先順位が下がるのは当たり前、それでも、ピアノを弾くことが息抜きになる、ピアノを辞めたところで勉強時間が増える訳ではないから両立できる、というのが彼らです。
ちなみに、そう言える彼らは、「基礎力と練習習慣」がきちんと身に付いています。
残念ながらピアノは、中学までで辞めてしまうと、ほとんどの場合、その後、弾くことがなかったという方が多いです。
しかし、高校まで続けた場合は、大人になっても趣味でピアノを弾く方が多く、しばらく弾いていなかったとしても、スムーズに再開することができるでしょう。
これは、決してピアノを辞めることが悪いということではなく、ピアノを習い、弾けるようになるには、短期的な目線では無理で、長期間かけて勉強しなければ弾けないということです。
逆に、どんなにスローペースでも長く続けていけば、好きな曲が弾けるようになります。
今、受験生でピアノを続けるか辞めるか悩まれている方、好きならば、続けることをおすすめします。
練習時間が減っても良い、お休みしても良い、続けてさえいれば、一生涯ピアノが心のより所になるのではないでしょうか。
今、在籍している中学生以上の生徒は、皆ピアノが好きです。
昨今、ピアノを辞める時期は、小学生が一つの区切りになっているように思いますが、本当はその先が大事!
逆に、「ピアノが嫌い、苦痛」と思うなら無理に6年生までやる必要なないと思います。
他に好きなこと、得意なことに時間やお金をかけるべきです。
辞めるも、続けるも本人次第、だけど、「好き」なら続ける!
まずは、本人の気持ちを確認してみて下さいね。