とても大切な「良い耳」を育てるピアノレッスン「綺麗いな音」を聴き分ける方法とは?
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪
私がレッスンで大切にしていることの一つに「聴く耳を育てる」ということがあります。
ピアノは誰がどのように弾いても音が出る楽器です。
しかし、美しくきれいな音を出すためにはそれを「知る」必要があります。
そのためには日々の練習と、適切な指導が必要となります。
今回は、美しいピアノ演奏を目指すために私がお子さんに行うやり方についてお話しします。
「綺麗なピアノの音」を知ることが大事
「きれいな音ってどんな音???」
- オルゴールの音
- 鳥の鳴き声
- お母さんが歌うお歌
- 鈴の音
子供は、きれいな音の定義を実にたくさん持っています。
しかし、ピアノを弾くとなると変な力みや、叩くような打鍵をしてしまい「綺麗な音」とはほど遠い演奏になりがちです。
そこで、まずはピアノで出す「綺麗な音」を体験すること、知ることが必要になります。
やり方はとっても簡単!
ピアノレッスン初日からできるやり方ですのでぜひお試しください。
「綺麗なピアノの音」を知る方法
楽譜から離れて、先生の音を聴き、真似弾きをする
これだけです( ̄▽ ̄;)
まずは1音から始めます。
- 叩くように弾く
- かすれるような音で弾く
- 優しいタッチで弾く
- 手に重さを乗せ、響きのある音で弾く
何種類か先生の思い付くバリエーションで真似弾きさせて下さい。
その際、毎回「どんな感じ?」と聞いてください。
子供はとても素直です。
- 叩いた音の時→「汚いよ~、コワい感じ!」
- 優しいタッチで弾いた時→「きれいな音、優しい音だね」
聴くことに集中すれば「綺麗な音」を区別することは容易にできます。
そして、「綺麗な音」がお子さん自身で出せるようになったら、次はぜひ「ダンパーペダル」を使って下さい。
響きが広がると子供は必ず笑顔になります(*’▽’)
ピアノって素敵な楽器だな!と思ってくれれば大成功です。
この方法を繰り返すうちに、お子さんに「綺麗な音」がインプットされます。
そこから、実際に演奏に戻った時、同じように「綺麗な音、美しい音」で弾くことができるようになるのです。
指が早く動くこと、楽譜が読めること、リズムが分かること、ピアノを弾くにはたくさんのことが必要です。
しかし、「良い音を聴ける耳」を育てることが私は一番大事だと思っています。
ご家庭でもできる方法ですので、家族みんなで色んな音作りをやってみることをおすすめします。
お子さんが先生役になっても面白いですよ!ぜひお試しください。
とても大切な「良い耳」を育てるピアノレッスン「きれいな音」を聴き分ける方法とは?:まとめ
1 「綺麗なピアノの音」を知ることが大事
2 「綺麗なピアノの音」を知る方法