小さな子供でも大丈夫!オンラインピアノレッスンの実態をご紹介
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪
コロナウィルスの影響で自粛生活が続き、ピアノ教室もお休みという所が多かったのではないでしょうか?
ピアノ教室は、人数は多くないものの、密室で距離も近い状態で行うため、やはり対面レッスンには抵抗がありますよね。
当教室でも、5月からオンラインレッスンをはじめ、緊急事態宣言解除後も何名かの生徒さんがオンラインレッスンを希望されています。
でも
「興味はあるけど、オンラインレッスンってどうなんだろう?」
と思われる方も多いはず‼
「小さな子でも受けれるかしら?」
「準備するものは?」
「費用はどれくらいかかるの?」
人は初めてのことにどうしても抵抗を持ってしまいますよね。
そこで今回は小さなお子様向けオンラインレッスンの実態についてお伝えしたいと思います。
もくじ
オンラインピアノレッスンでまず準備するべきものは?
オンラインレッスンなんて何から準備すれば良いのかしら?
オンラインレッスンのために改めて用意するものはほとんどありません。
わたしの教室ではZoom無料アプリを使用しています。
(Zoomとは、テキストチャットやビデオ会議、画面共有などが可能な企業向けのサービスのこと)
SkypeやLINE電話も検討しましたが、Zoomを選択した理由はその利便性‼
たとえばSkypeでは、参加者全員がSkypeアカウントを作成し、主催者(教室側)と参加者(生徒さん)が互いにアカウントを承認することでようやく準備が整います。
一方、Zoomは、参加者がZoomアプリを持っていなくても、主催者(教室側)が送ったURLを開くだけで参加が可能です。
また、アプリのダウンロードだけしてある状態であれば、サインアップ(登録やログイン)をしなくて良い点がパソコンが苦手な方にも使いやすいと思い採用。
- スマートフォン、ipadなどのタブレット端末またはノートパソコン(マイク&音声出力があるもの)
画面が大きく、安定しているノートパソコンでの利用をオススメします。 - スマートフォン、タブレット、ノートパソコンを置くもの(三脚、棚、台、譜面台など)。
演奏する姿を横から撮影して頂くために必要です。本を積み重ねる等でも代用できます。 - Zoom という無料のアプリでレッスンを行いますのでそちらをダウンロードして下さい。
androidダウンロード
iPhone・iPadダウンロード - Wi-Fi環境
通話は無料ですが通信量がかかります!
そのためWi-Fi 環境があると良いです
60分の通信量は約300MB(60~500MB)
準備はこれだけ( ゚Д゚)
教室では本稼働する前に体験会を実施。
体験会をすることで不安な部分を解消し、本稼働にスムーズに入ることができます。
幼児のオンラインピアノレッスンの実例
では、レッスンを始めて3か月の年長さんのレッスンを例に挙げてみます。
未就学児、低学年の生徒さんにはなるべく傍にご両親に付いて頂くことをお願いしています。
生徒情報 | 5歳児 女の子 明るくハキハキとしている 練習は毎日きちんとできる お母様の付き添いあり |
レッスン時間 | 30分 17:00~17:30 ノートパソコン使用 |
使用教材 | バーナム ミニブック エドナ メイ バーナム著
よいこのぴあの2 遠藤蓉子著 みんなだいすきリズムのほん1 丸子あかね著 リズムカード ノート ワークなど |
①時間になったら事前にお送りしているURLから参加
・この時ネット環境が悪かったり、操作ミスで上手く参加できないことがあります。
諸々の問題はこちらをご覧頂ければ分かりやすく解説されています
⇒Zoom会議への参加
参加確認できたら、安全性を考えロックをします。
②ご挨拶と宿題の確認
ご挨拶と先週の宿題を確認します。
対面と違い表情が伝わりにくいので、いつもより大げさに‼
ゆっくり、はっきりしゃべること、そして笑顔 笑顔
③宿題の曲を弾いていく
○オンラインでできる指導ポイント
・手の形や体の使い方を指導
・音間違えとリズムの指摘
・強弱、スタッカートなど簡単な奏法の指導
○オンラインではし難い指導
・音色の違い
・細かいタッチの弾きわけ
上記のように、細かい音の違いを聴き分けることはオンラインでは難しい。
でも、小さなお子様のレッスンであれば、まだそこまで求めないので、ほとんど対面レッスンと同じことが可能!
④ソルフェージュトレーニング
ピアノから離れて、しかも、画面を見ながらおこなうこのレッスンはお子様に大人気(*^-^*)
YouTubeがお好きなお子様は多いですよね。
・リズムカードを見せてたたく
・音名カードで音を言う
・こちらでピアノを弾いて音当て
画面上でゲームをする感覚で、楽しみながらできるのはオンラインならでは。
⑤次の宿題の確認とご挨拶
次回の宿題を確認して、さようなら
ワークやノート課題は、写真で送って頂いたり、お近くであればポストに投函してもらい確認。
いかがですか?
通常のレッスンとほとんど変わりありませんよね?
オンラインピアノレッスンのデメリット
対面レッスンとほぼ変わりなくレッスン出来ることをご理解いただけましたか?
しかし、デメリットももちろんあります‼
- 音が途切れてしまう
- 身体や手の使い方を直接触れて指導できない
この2つが一番のデメリット。
☆そこで解決策としてこちらをご提案↓
1.事前に動画を送って頂き添削する。
動画であれば、演奏が途切れることなく、こちらもじっくり聴くことが可能。
2.レッスン後にアドバイス動画を撮影してお送りする。
手や、身体に焦点を当てて撮影することで、対面レッスンよりも分かりやすいというお声もあります。
このように、デメリットもありますが、他の方法で十分カバーできます。
オンラインピアノレッスンは新時代のピアノ教室
コロナウィルスは今後の生き方について深く考えさせられる出来事でしたね。
これからは多様な時代。
ピアノレッスンも従来の対面方式だけでなく、あらゆるニーズに対応していく時代になります。
オンラインレッスンはその先駆け!
もちろん、対面レッスンが安心して行える日を心待ちにしています。
一方、オンラインレッスンのメリットを上手く活用していけば、もっとピアノレッスンが身近になると思います。
ぜひ一度オンラインレッスンも体験してみてくださいね。
小さな子供でも習うことができるオンラインピアノ教室ってどんな感じ?:まとめ
1 オンラインピアノレッスンでまず準備するべきものは?
2 幼児のオンラインピアノレッスンの実例
3 オンラインピアノレッスンのデメリット
4 オンラインピアノレッスンは新時代のピアノ教室
オンラインピアノレッスンでも、対面レッスンと同じような効果が得られることを実感していただけましたでしょうか?オンラインピアノレッスンのメリットを活かしていく方法を知っているピアノ教室を選ぶことがポイント!
ぜひうまく活用して、新しいレッスンライフを体験してみましょう。
オンラインピアノレッスンは難しくないですよ!
こちらも合わせてお読みください↓