新年の目標を立てよう!ピアノの先生がおススメする目標の立て方
こんにちは。広島市安佐南区❛GRIT❜ やり抜く力を育てるピアノ教室 横山美和ピアノ音楽教室です♪
明けましておめでとうございます。
新しい年を迎えて気持ちを新たにピアノもプライベートも充実させたいと思っています。
さて皆さんは「新年の目標」を立てられましたか?
- 今年はこの曲にチャレンジするぞ
- ダイエットを成功させる
- 資格を取る
しかし、目標を立てても実際に達成できる人は1割程度とも言われています。
その理由は
- 目標が大きすぎる
- 具体的な目標になっていない
- 目標はあるが計画がない
せっかく立てるなら、上手く目標を立て実現できる方が良いですよね?
今回はピアノの先生がやっている「新年の目標の立て方」についてお話しします。
もくじ
新年の目標が達成できない理由
前述した「目標が達成できない理由」について詳しくみてみましょう。
- 目標が大きすぎる
- 具体的な目標になっていない
- 目標があるが計画がない
目標が大きすぎる
今の自分をよく観察してください。
今年立てた目標は果たして1年で達成できるものでしょうか?
- ピアノコンクールで優勝する
- 1年で20kg痩せる
ピアノを始めたばかりの人が1年でピアノコンクールに入賞するには相当な努力が必要。
55kgの人が1年で20kg痩せるのは現実的ではありません。
目標が今の自分にとって大きすぎる、または現実的でない場合ほぼ100%達成できません。
- ピアノコンクールで優勝する→1曲人前で演奏する
- 1年で20kg痩せる→1年で5kg痩せる
見方を少し変えれば達成しやすくなりますね。
具体的な目標になっていない
目標があいまいな場合も達成しにくいでしょう。
例えば
- ピアノを始める
- 本を100冊読む
- チェルニー30番の練習曲を1年で終わらす
この目標、一見きちんとした目標に見えますよね?
しかし、「期限・期間」がないのです。
「いつから?」「何をする?」
ピアノを始めるためにいつまでに何をするのか?
- 1月にピアノを購入する
- 2月までに教室を見つける
- 練習する時間を確保する
このように期限や期間を決めないと人間いつまで経ってもやりません(-_-;)
「本を100冊読む」という目標は期間が決まっていそうですが具体的ではありません。
1年で100冊よりも「1週間に1冊、月に3冊」など短いスパンで細かく設定する方がベター!
「チェルニー30番の練習曲を1年で終わらす」という目標もおなじ!
「1年で終わらす」より「月に2曲終わらす」の方がモチベーションがキープできます。
目標はあるが計画がない
毎年目標だけ立てて満足していませんか?
- ショパンのバラード1番を弾けるようにする
- 運動を習慣化する
「ショパンのバラード1番を弾けるようにする」そう思って年明け早々楽譜を開いて練習開始!
はたして1年後に弾けるようになったでしょうか?
そんな経験ありませんか?(私は何度もあります(;’∀’)
これは「計画」がないことが問題。
- 1ヶ月でどこまで譜読みするのか?
- そのために毎日どれくらい練習するのか?
- 1年の間に数回か本番を入れる
厳しいようですが、「1年で弾けるようになればよいな~」ではほぼ間違いなく弾けません!
まずは、「計画」をしっかり立てること!
そして一番有効なのは「本番」
人前で演奏するとなると否応なしに練習します!
演奏の場がなければ、ストリートピアノやYouTubeを利用すれば良いですよね(*^^*)
「運動を習慣化する」も同じで具体的な計画がありません。
週にどれくらいどんな運動を取り入れるのか、無謀な計画ではなくスモールステップで出来る計画を立てましょうね。
「スモールステップ」とは、目標を細分化して簡単な内容から小刻みに達成していくことで、最終目標に近づいていく育成手法です。
目標は『大・中・小』の3つに分けて考えよう
目標は大・中・小の3つに分けることがおススメです。
『大』…7月にある○○コンクールで入賞する
『中』…コンクールまでに2回本番を入れる
『小』…コンクールの課題曲を3月中に暗譜
さらに『小』目標を細分化します。
・1月中に提示部を仕上げる
・1週間でここまで譜読み
そして『中』目標も具体的に。
・5月の発表会で弾く
・6月にストリートピアノで演奏
このようにスケジュール帳に先取りして書いていくのです。
ゴールから逆算することで、今月は何をするべき?今日は何ができる?と今必要なことが分かりますね?
やるべきことが明確になり目標達成もしやすくなりますよ(*^-^*)
また、目標は途中で変わってもOKです。
きっと目標を達成する過程で方向転換することが出てきます。
「曲を変えた方が良いかも」
「最初に受ける予定のコンクルーより別のコンクールが良いかも」
その時はすぐに方向転換しましょう!
目標とは過程が大切なことは皆さんお分かりだと思います。
わたしの目標は1年後に変わっていることがよくあります。
しかし、軸や方向性は変えないようにしています。
- 新年の目標→「〇〇コンクールに入賞する」
- 一年後→「コンクール入賞ではなく小さな演奏会を開いた」
でも、途中で演奏会の話しが出て来たので60分のプログラムを用意。
結果コンクールにこだわるよりレパートリーが増え実力が上がった!
このように目標は「何のために?」という目的が大切。
それが自分の「軸」になります。
軸があれば方向性が大きくズレることはなく、結果的に大きなものを手にすることになります。
目標を立てる際は、自分の「軸」を大切に設定しましょう!
新年の目標を立てよう!ピアノの先生がおススメする目標の立て方:まとめ
1 新年の目標が達成できない理由
2 目標が大きすぎる
3 具体的な目標になっていない
4 目標はあるが計画がない
5 目標は『大・中・小』の3つに分けて考えよう
新年の目標を立てるのは楽しいですよね。
ぜひ今年も素敵な目標を掲げて充実した1年をお過ごしください。
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