広島市安佐南区♪ピアノレッスン

中学生以降もピアノを続ける子が増えた理由

2023/08/05
 
ピアノを生涯続ける
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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。ピアノ指導歴20年。
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こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。

3月はピアノ教室にとって、別れの多い季節です。

特に中学校入学を期にピアノを辞めてしまう方が多いのが現状。

しかし近年、中学生、高校生、大学生と進級があってもピアノを続けてくれる子が多い(*^^*)

この現象は、わたしにとってとても嬉しいことです。

 

では、なぜ近年ピアノをやめる子が減ったのか?

今回は、中学生、高校生になってもピアノを続ける子が増えた理由についてお話しします。

 

中学生以降もピアノを続ける3つのコツ

  • 中学生になるまでに読譜力が身に付いている
  • 月のレッスン回数を減らす
  • 好きな曲、弾きたい曲を練習に入れる

他にもありますが特にこの3つが大事です。

 

中学生になるまでに読譜力が身に付いている

これが一番大事な条件!

ピアノをやめてしまう多くの理由は、楽譜が読めないことです。

 

①楽譜が読めない→②練習しない→③弾けるようにならない→④楽しくない→⑤やめるΣ( ̄ロ ̄lll)

 

この負のループにはまると、確実に中学入学時にお辞めになられます…

それをなるべく回避するためには、小学生の間に最低でもソナチネレベルの曲が弾ける読譜力を身に付けること。

 

読譜力さえあれば、練習がそんなに苦になることもありませんし、中学生になっても続けやすくなるのではないでしょうか?

 

月のレッスン回数を減らす

わたしのレッスンは基本月3回~4回です。

しかし、部活や塾で忙しくなる中高生には結構な負担。

そこで、通うのが大変な子の場合、レッスン回数を月2回または1回にします。(もちろん月4回ご希望の方もいます)

レッスン回数を減らして大丈夫?と思われるかもしれませんが、月2回の方が練習もゆとりを持ってでき無理なく続けられるようです。

月2回にした分、1回のレッスン時間を長くしたり、必要なら単発でレッスンをすれば今まで以上に上達される方も多いです。

 

無理して週1回来るよりも余裕を持ってレッスン通える環境を作ることが大事だと思います。

 

好きな曲、弾きたい曲を練習に入れる

わたしが中高生に対して出す課題は次の通りです。

  • ハノン(スケール、アルペジオを含む)
  • エチュード
  • 課題曲(クラシック曲)

これが基本セットです。

それにプラスして、「自分が弾きたい曲、好きな曲を練習してもOK」としています。

好きな曲を練習する

クラシック、ポップス、ジャンルは問わず選曲してもらいます。

 

結局ピアノを弾く一番の目的は、自分の弾きたい曲を弾けるようになることですよね?

忙しい中学生にさらに一曲追加して練習できるの?と思われるかもしれませんが、ご安心を(^^)

ほとんどの方が好きな曲を練習した上で、課題もちゃんと練習して来てくれます(ペースは遅めですが(;’∀’)

好きな曲が弾けるようになると練習量も増えるようで、必然的に他の曲も捗るのかなと思います。

 

中高生になってもピアノを続けていれば…?

残念ながら、小学生でピアノをやめてしまうと、その後ほとんどピアノを弾くことはなくなります。

せっかく6年間ならっても水の泡なんてことも…( ノД`)

しかし、中高生になっても続けていれば、個人差はありますが確実に一生涯ピアノが弾けます。

せっかく習われるのであれば小学生の間にきちんと基礎を身に付け、中学生以降も長くピアノを弾き続けられる技術力、読譜力を養ってほしいなと思います。

 

今日の一言

何事も継続は力なり
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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。ピアノ指導歴20年。
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