発表会直前!急にピアノが弾けなくなった⁈
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
発表会やコンクールまであと数日。
今まで順調に弾けていたのに、急に弾けなくなるということがあります。
これは、子供、大人、初心者、上級者関係なく起こりうる現象です。
今回は、本番前に急に弾けなくなる原因と対処法についてお話しします。
ピアノ発表会前に急に弾けなくなる原因
- 本番前の緊張
- 練習のやりすぎ
- 練習不足
原因は様々だと思いますが、わたしの経験上、上記3つが多いように感じます。
本番前の緊張
発表会まであと少し、急に不安が押し寄せた!
「間違ったらどうしよう、あそこで止まるかも…」
不安に思えば思うほど空回り、そのような経験はないでしょうか?
たくさん練習し本番で演奏できる状態なのに、急に色々なところが気になりはじめる。
そして、気にすればするほど弾けなくなるという悪循環Σ( ̄ロ ̄lll)
わたしも何度も経験しています。ですので、この状態に陥った時は次の方法を試しています。
- 気になる個所の楽譜をよく見る
- 楽譜を見てゆっくり練習
- それ以上気にしない
気になりはじめると、今すぐ弾きたい!という衝動にかられます。
でも、一旦落ち着きましょう。
楽譜を机の上に置いて、気になる個所をよく見て下さい。
「弾くではなく見る!」ちゃんと頭で理解できるよう楽譜を読んでみましょう。
次に、ピアノへ向かいゆっくりその個所を弾いてください。
その際、大切なのは、楽譜をよく見てゆっくり弾くです!
やみくもに暗譜した状態で弾いてもそれが間違っていたり、余計おかしな方向へ向かうことも。
正確に、ゆっくり弾くことで、もう一度頭と体に落とし込んでいく作業をしましょう。
この練習にはあまり時間をかけず、長くても30分までぐらいが良いと思います。
ここまでちゃんと練習して仕上がっていたのであれば、30分も確認すれば十分。
それよりも大事なことは、「こんなに練習したからぜったい大丈夫」と思う気持ちを持つこと!
ある程度確認したらそれ以上気にせず他の練習をしたり、もしくはピアノから離れる方が良いと思います。
練習のやりすぎ
身体が疲れて弾けなくなるということがあります。
例えば、長時間の練習で筋肉疲労を起こしている、ひどい場合は腱鞘炎になっている。
この状態で上手く弾けないのは当たり前。まず休むことが第一です!
特に腱鞘炎になってしまうと、間近の本番に出れないどころか治療に時間がかかりピアノが弾けなくなるなんてことも起こり得ること。
寸暇も惜しんで練習したい気持ちは分かりますが、身体の方が大切。時には休む勇気も必要ではないでしょうか。
自分にはどれくらいの練習時間が一番合うのか知ることも大切な要素です。
練習不足
本番前に急に弾けなくなったと思っているのは自分だけ。
そもそも準備不足ということもあります。
- 暗譜が不十分
- 細かい練習ができていない
- 付け焼刃の演奏
「なんとかなるさ~」と楽観的に練習してきて結果、急に本番前に不安になるΣ(゚д゚lll)
しかし、これはどうあがいても手遅れです!
それでも本番に立たなければならないのであれば、ギリギリまで出来る限りの練習をしましょう!
- ゆっくり暗譜を確認
- 本番もテンポを落として弾く
- 発表会など、楽譜を見て弾いても良い場合は暗譜を諦める
- 反省して次につなげる
- コンクールは辞退する、または、戒めのために受ける!(←メンタル強くなる笑)
偉そうなことを言っていますが、わたしにも何度も経験があります。
本番まで準備期間が短い場合など、心臓が口から出そうな状態で本番を迎え自爆した経験は数知れず…
しかし、それも経験!短い準備期間でもある程度演奏できる度胸は付きました!
発表会直前!急にピアノが弾けなくなった⁈
「弾けない、絶対止まる」と考え始めるとキリがありません。
せっかく良い演奏に仕上がっているにも関わらず、メンタルでズタボロになるなんてもったいない!
本番前に、「怖くなる、逃げたくなる、不安になる」これは決してあなただけではありません。
そう思うと少し気が楽になりませんか?そして、ここまで練習したから大丈夫、絶対弾けると思う強いメンタルを持つよう努力することも大切な練習です。
今、本番前で不安になっている方、急に気持ちは切り替えられないかもしれませんが、本番は必ずやってきます。
「絶対大丈夫、失敗しても死ぬわけではない」
このように、少し気楽に考えて頑張って下さい!
本番直前、ピアノが急に弾けなくなった⁈:まとめ
1 本番直前に急にピアノが弾けなくなる原因
2 本番前なのに急に弾けなくなったと不安な方へ
気持ちは持ちよう!考え方次第で素晴らしい演奏に繋がると思います。
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