家にピアノがなくても習える?ピアノ教室へ通う前に準備したいこと
こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です。
体験レッスンのお問い合わせで、多くいただくご質問の一つです。
結論からお伝えすると、家にピアノがなくてもレッスンを始めることはできます。
ただし、長く続けていくためには、ご家庭で練習できる環境を少しずつ整えていくことが大切です。
今回は、ピアノ講師としておすすめする楽器の準備時期や、ピアノがない期間のレッスン内容についてご紹介します。
0歳~2歳の子供の場合はピアノがなくても大丈夫!

まず、0歳~2歳のレッスンでは基本的にピアノがなくても問題ありません。
なぜなら、0歳~2歳児の場合、ピアノで楽曲を弾くということがないからです。
詳しくはこちらをご覧ください↓
*0歳からの音楽教育とは?お家でできる音感・リズム感を育てる方法
*2歳からのピアノレッスンは何をする?まずは音楽を好きになることから始めよう
0歳~2歳のお子さんには、お家で音楽を聴ける環境があれば十分です。
- オーディオ
- パソコンやタブレット、携帯電話が使用できる環境
音楽をたくさん聴いてご両親が一緒に歌ったあげることが一番大事なので楽器はなくても問題ありません。
また、可能であれば
- おもちゃのピアノ
- キーボード
- 打楽器
など、お子さんが触って楽しめる打楽器などがあれば十分です。
3歳~ピアノを習うなら楽器は必要!

個人差はありますが、3歳くらいから実際にピアノを弾くことができるようになります。
そうなるとやはり楽器は必要です。
なぜなら、ピアノは「毎日の練習」が必要不可欠。
レッスンで学んだことをご家庭で少しずつ復習することで、技術は定着していきます。
では、練習する楽器が家にない場合、ピアノは習えないのでしょうか?
ピアノが家にない時期のレッスンと練習方法

最初は、直接ピアノを弾かなくても出来ることや覚えることがたくさんあります。
まず、私の教室では、弾くことよりもソルフェージュ(音楽の基礎訓練)に力を入れます。
ソルフェージュとは
- 音を読む力(読譜力)
- 音を聴く力(絶対音感、聴音力)
- 歌うこと(絶対音感、音程、読譜)
- リズムがたたける(リズム感)
ピアノを弾く上で必要な能力を先にどんどん鍛えていきます。
ソルフェージュのレッスンとは?
- 五線を使ってドレミを読む練習
- リズムカードや言葉に合わせて手をたたく
- 音楽に合わせて歩く、手拍子する
- たくさんの歌をうたう
- 音を聴いて当てる
- 指先をたくさん使った手遊びをする
- 鍵盤の位置を覚える
- 指番号を覚える
など、音楽の基礎能力を養います。
もちろん、最初からピアノがあればもっと幅が広がりその分上達も早くなりますね。
しかし、この段階では、ピアノがあってもなくてもやることはほぼ同じ。
カードや小道具を使った練習なら家で十分練習できます。
ピアノ購入時期はいつ?
ピアノを習い始めて3か月~半年くらいはピアノがなくても良いと思います。
しかし、半年以上ピアノが家にない状態ではピアノを習う本来の目的である「ピアノを弾く練習」がいつまで経ってもできません。
最低でも習い始めて1年を目途に、楽器が用意できるよう計画されると良いのではないでしょうか?
例えば、私の友人のお母さまは、我が子にピアノを買ってあげたいと思い始めて、毎月定額のピアノ貯金をされていたそうです。
すぐには無理でもこのように前向きに購入を考えられると良いですね。
そして、楽器がない時期は音楽の基礎力を学ぶことに専念し、楽器が用意できてから弾くことにシフトしても決して遅くはありません。
現在楽器をお持ちでなくても、近いうちに用意する予定であれば、ピアノ購入を待って習うよりも先に始めてしまっても全く問題ないと思います。
FAQ「電子ピアノでもいいですか?」
Q. キーボードでも大丈夫?
はい、レッスンを始めたばかりの時期であれば問題ありません。
ただし、多くのキーボードは88鍵ではなく、鍵盤の重さやタッチもピアノとは異なります。
そのため、長く続ける場合は練習内容に限界が出てきます。
ピアノを続けることが決まったら、半年〜1年を目安に、88鍵・ペダル付きの電子ピアノ以上への買い替えをおすすめします。
Q. 電子ピアノで始めてもいい?
もちろん大丈夫です。
理想はアコースティックピアノですが、88鍵・ペダル付き・鍵盤に適度な重さのある電子ピアノであれば、ご家庭での練習には十分対応できます。
最近の電子ピアノは性能も向上しており、初心者のお子さんであれば安心して練習を始められます。
Q. アップライトは必要?
必ずしも最初から必要ではありません。
ただし、電子ピアノとアコースティックピアノは、音の響きや鍵盤のタッチ、音色の変化などが大きく異なります。
本格的に演奏技術や豊かな表現力を身につけたい場合は、将来的にはアップライトピアノやグランドピアノなどのアコースティックピアノで練習することをおすすめします。
まとめ
家にピアノがなくても、ピアノ教室へ通い始めることはできます。
特に小さなお子さんは、歌うこと、音を聴くこと、リズムを感じることなど、楽器がなくても身につけられる力がたくさんあります。
ただし、ピアノが上達するためには、ご家庭で練習できる環境は欠かせません。
焦って高価な楽器を購入する必要はありませんが、お子さんが「続けたい」という気持ちになったタイミングで、ご家庭に合った楽器を準備してあげることをおすすめします。
大切なのは、「いつ買うか」よりも、お子さんが楽しく音楽を続けられる環境を整えていくことです。
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