広島市安佐南区♪ピアノレッスン

「寒い日はピアノを弾きたくない!」子供のための冬のピアノ練習対策!

 
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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。ピアノ指導歴20年。
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こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪

寒くなるこの季節、お子様のピアノ練習時間が減ってきてはいませんか?

 

部屋は寒いし、手は冷たいし…

弾きたくないなぁ~

 

特にピアノが別室にある場合、冬になると子供が練習しなくなるというお話しを聞きます。

 

今回は子供が練習を嫌がらなくなる【寒い日のピアノ練習対策】についてお話しします。

 

寒い日のピアノ練習対策

①ピアノが置いてある部屋を暖めておく

②子供の体を温める

③ピアノ練習前に手の準備運動をする

 

①ピアノの部屋を先に暖めておく

寒い日のピアノ練習は部屋を先に暖める

部屋が寒いからピアノを弾きたくないのであれば、部屋を先に暖めましょう!

 

電気代がもったいないわ…

 

そんな声も聞こえてきそうですが…(;^_^A

子供の練習のためと思って少し早めに暖房を入れてあげましょう。

きっと暖かい部屋というだけでグッ!とやる気が出ますよ。

 

1つ注意点!

ピアノ鍵盤のふたを開けた状態で暖房を入れる

 

これ、実はとても大切なんです(-ω-)/

 

ピアノの鍵盤は思っている以上に冷えており鍵盤が指の熱を奪ってしまうのです。

そうならないために、鍵盤のふたを開け「鍵盤を暖めること」をお忘れなく。

 

 

また、電気代や環境ののことを考えウォームビズを心がけると良いのではないでしょうか?

 

  • 設定温度は20℃~21℃
  • タイマー設定で1時間で切れるように

 

これだけでも省エネに。

また、乾燥する季節です。風対策に換気もお忘れなく(*^^*)

 

 

ちなみに私は、敢えてリビングの暖房を切り、ピアノの部屋を暖めています。

「ここよりピアノの部屋の方が快適~(*´ω`*)」

と思えば否応なしにピアノの部屋に居座ります!

 

②子供の体を温める

 

「寒いと身体が縮こまりカチコチ」

「手もかじかんで動かしにくい」

 

この状態でピアノに向かうとケガの原因にもなり危険です。

練習時間を朝に設定している場合は、冬の間だけ午後にするなど身体が温まった状態で行うのが理想的。

 

でも、朝しか時間がないということもありますよね?

 

そんな時におすすめ方法は?↓

【寒い朝に身体を暖める方法】

・お湯に手を付ける

・暖かい飲み物を飲む

・ラジオ体操

・足踏み

すべて1,2分でOKです。

 

  • お湯に手を付ける

お湯に手を付ける方法はとても効果的で一番おススメ

洗面器やシンクにお湯を溜め手を1分付けるだけ(やけどしない温度で)

これだけで身体全身が暖めるんです(゚д゚)!

 

  • 暖かい飲み物を飲む

ピアノを弾く前に暖かい飲み物を飲む

子供さんの好きな暖かい飲み物を作ってあげましょう。

ホットミルク、レモネード、ホットカルピス、ココア…

 

カップで手も暖めるうえ、お腹も満たされるので練習前のエネルギー補給にもなります。

 

  • ラジオ体操

ピアノ練習の前に準備運動

ラジオ体操を真面目にやると汗が出ます(;・∀・)

(わたしも週に2,3回やります)

 

家族みんなで朝のラジオ体操を習慣化するのも健康のために良いですね。

 

身体を動かせば頭もしっかり動く!

学校に行く前に軽い運動をすると学習効率も上がると言われています。

 

  • 足踏み

その場で足踏みは「ながら」で出来るので忙しい朝にピッタリ!

  • テレビを見ながら
  • 歯磨きをしながら

練習の前に心拍数が少し上がる程度足踏みをします。

メトロノームをかけて行うと拍感を感じる練習にもなりますよ!(♩=60~65)

 

③ピアノの練習前に準備運動をする

いざピアノの前に座ると手だけ冷たい、動かしにくいと思うこともあります。

そこで手の準備運動です。

 

①手をグーパーグーパーと20回くらい動かす…少し早めにやると効果的!

②手首を回す…右回り、左回りに10回づつ回す

③掌と手の甲を伸ばす…掌を前にして腕を伸ばす。その状態で手首から20回上下させる

④ハノン、スケール、アルペジオをゆっくり弾く

 

いきなり曲を弾き始めるのはやめましょう。

これは手を痛める原因になるので本当に注意してください。

 

まずゆっくり身体を起こしてあげるために上記のような準備運動が必須!

そして、ハノン、スケール、アルペジオなどの基礎練習を取り入れて下さい。

 

身体、手が冷たいままピアノを練習するデメリットは?

 

  • けがをしやすい
  • ミスが増える
  • 指をコントロールできず下手になったように感じる

 

身体が冷えた状態で練習すると、気持ちも沈み身体にも良くありません。

 

例えば冷たい手で弾くと、いつもの演奏の半分くらいしか弾けず

「何でこんなに下手になったの~」とショックを受けることも…

 

学生時代、朝一のレッスン時(9:00~)は7:00に学校の練習室に向かい、ゆっくり身体を起こしていました。

真冬の朝のレッスンは身体を暖めておかないと、全然指が動かず悲惨なことになるんです!

 

また、冬の試験前やコンクール前は、みんなカイロを両手に持ち、厚着をして自分の番を待っていました。

少しの時間だからと思っても、身体は一気に冷えるのです!なんだか懐かしい…(;^ω^)

 

寒い日の練習はデメリットがたくさん。

しかし少しの工夫で快適な練習空間を作ることが可能です。

 

ぜひ、この季節は寒さ対策を取り入れて見て下さいね。

 

「寒い日はピアノを弾きたくない!」子供のための冬のピアノ練習対策!

今回のポイント

1 寒い日のピアノ練習対策
2 身体、手が冷たいままピアノを練習するデメリットは?
3 「寒い日はピアノを弾きたくない!」子供のための冬のピアノ練習対策!:まとめ

寒い季節もお子さんが快適にピアノ練習に取り組めるようサポートしてあげて下さい。

 

 

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4歳からピアノを始める。広島音楽高等学校、エリザベト音楽大学音楽学部卒業。 第5回九州音楽コンクール最優秀賞、第15回全日本ソリストコンクール優秀賞他多数の受賞歴あり。 これまでに県内外でソロ、室内楽の演奏会を開催。また、室内楽奏者として5年に渡りヴァイオリン奏者の井後勝彦氏とヴァイオリンとピアノのための作品を研究し毎月演奏会を開催。5年で取り上げた楽曲は約80曲に及ぶ。ピアノ指導歴20年。
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