親子で楽しむピアノ連弾|子どもの音楽性や協調性を育てる効果とは?
- こんにちは。広島市安佐南区 横山美和ピアノ音楽教室です♪
- 「お子さんと一緒にピアノを弾いてみたい。」
- 「連弾って、ただ一緒に弾くだけ?」
このように思われたことはありませんか?
私はレッスンで連弾をとても大切にしています。
なぜなら、連弾は技術だけではなく、
- 良い耳
- 音楽を聴く力
- 思いやり
- 協調性
など、一人では学べない大切なことを自然に身につけられるからです。
連弾とは何でしょう?
1台の鍵盤楽器,とくにピアノを2人で演奏すること。連弾という語は日本独自のもので,欧米では一般に〈4手(よつで)のためfor four hands〉などと表現される。まれに3手(2人),6手(3人),あるいはそれ以上の人数を要する作品もある。同じ二重奏でも複数のピアノを使用する場合は連弾とはいわず,〈2台のピアノのため〉などといわれる。いずれも独奏の場合に比べ広い音域と豊かな響きが得られるが,どちらかといえば連弾作品は家庭用,2台ピアノ作品は演奏会用の性格が強い。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報
連弾にはたくさんの効果があります。
始めたばかりの小さなお子さんはもちろん、何歳からでも楽しめる連弾。
レッスンだけでなく、ご家庭で親子連弾ができれば、お子さんのやる気も上がること間違いなしです。
今回は、ピアノの技術だけではなく、合わせることで生まれる協調性や思いやりの心など「ピアノ連弾の効果」についてお話します。
ピアノ連弾の効果
連弾で着目すべき一番の要素は「他者を意識した演奏」です。
連弾では、「自分が弾くこと」よりも、「相手の音を聴くこと」が大切になります。
私は普段のレッスンでも、「自分の音だけではなく先生の音も聴いてみようね」とよく声を掛けています。
耳で相手の音を聴きながら演奏する経験は、ソロ演奏にも大きく生かされます。
また、ピアノは「一人オーケストラ」とも言われるくらいの楽器であり、ほとんどの場合一人で演奏します。
でも、連弾をすれば他者と一緒に音楽を作り上げるということが経験できます。
- 呼吸
- タイミング
- 音のバランス
- テンポ
これらは、演奏技術、音楽性を育てる上で必要不可欠な要素です。
お子さんの場合、先生や親御さんが一緒に演奏してくれることで、音楽性や表現力が身に付きます。
また、音の幅が広がることでワクワク感も体感でき、音楽性が養われます。
また、ある程度の技術が身に付いていれば、お子さん同士で演奏することもできます。
しかし、ソロ演奏とは異なり、連弾となるとお互いを思いやりながら音楽作り上げていくことでが重要となります。
そこで、協調性や思いやりの心が育まれるのです。
もちろん、大人の方にも連弾の楽しみがあります。
連弾によって、相手の意外な音楽性を知ることができる、音楽を誰かとと楽しむことができるなどは一人では味わえない醍醐味です。
このように連弾における効果は年齢を問いません。
指1本から始められる連弾曲もたくさんありますので、それを活用しない手はありませんね。
ピアノ連弾に挑戦してみよう!
ピアノ連弾は「1本の指で1音」弾ければ、誰でもいつからでも始められます。

始めたばかりの小さなお子さんにおすすめ
小さなお子さんの場合、使用されている教材に連弾パートがついているものが多いと思います。
当教室でも、入門、初級の教材では連弾を多く取り入れています。
それは、たった1音でも伴奏が付くことにより「音楽の世界」が広がるからです。
赤一色のキャンパスに、何色もの色が重なったような感覚。
子どもたちの顔が一気に明るくなり、やる気もUPします。
幼いころから連弾を取り入れると、まるでパレットのようにたくさんの色を使って絵を描くように演奏できるようになります。
もし、ご両親がピアノの弾けるであれば、ぜひお家でも一緒に演奏して頂きたいと思います。
ピアノが弾けない親御さんでも、簡単な伴奏をお伝えし、レッスン中に弾いてい頂くことがあります。
お子さんにとって、ご両親と演奏できることは一番の喜びであると思います。
余談ですが…
親御さんがミスをすると、得意になって「ママへたくそ~(*´ω`)」と言っている姿を見ると、どこか誇らしげで、これは自信に繋がるなと思っています。
中級者のお子さんにおすすめ
ある程度演奏できるようになった中級者には、お友達同士で演奏する機会を作ります。
発表会で連弾の部を設けているお教室も多くありますよね?
お子さん同士の場合、連弾は勉強になると同時に、とても難しいことでもあります。
- お互いの呼吸を合わす
- 音のバランス
- ミスをしても先に進む決断力
- 相手を思いやる心
普段一人で弾くのとはワケが違います。
一通り譜読みが終わった後の初合わせでは、思うように合わせられないこともしばしばあります。
- テンポはバラバラ
- 音のバランスは悪い
- 相手がミスをすると演奏が止まる
- 決めどころが全部ズレる…
最初の合わせは、みんな「あれ???」と困り顔になります。
しかし、何度も合わせてお互いを思いやるうちに一人では絶対に奏でることのできないハーモニーが作られます。
そして、ソロ演奏とは違うチームでやり遂げたという達成感が生まれ、それは今後社会に出て必ず役立つ能力となるでしょう。
ソロでは普段あまり練習しない子が、連弾の時は、たくさん練習するということがあります。
子どもながらに、相手に迷惑をかけたくないという他者への思いやりが生まれる証拠ですね。
連弾をレッスンに取り入れると、連弾が大好きになる子が多い。
こういう姿を見ると、「音楽は共通言語、みんなで楽しめる素晴らしいもの」だと実感します。
ピアノを習う前でも連弾はできる!
- 「ピアノを習わせたいけど子供にまだ興味がなさそう」
- 「ピアノ教室に通うか迷っているけど、それまで家で出来ることはないかな?」
もし、お家に鍵盤楽器があるのなら、ぜひお子さんと連弾をしてみて下さい。
教室に通わなくても、簡単な連弾楽譜が楽器店にはたくさんあります。
一緒にピアノを弾く楽しみを知ることで、お子さんがピアノに興味を持つきっかけとなるでしょう。
ピアノが弾けなくても、歌いながら一本指で音を鳴らすことだって立派な連弾です。
一緒に音楽を奏でる経験をさせてあげて下さい。
まとめ
連弾は、
- 音楽を聴く耳を育てる
- 表現力が身につく
- 協調性と思いやりを育てる
- 音楽の楽しさを実感できる
という、多くの魅力があります。
当教室でも、年齢やレベルに合わせて積極的に連弾を取り入れています。
「一人で弾けるようになること」だけでなく、
音楽を誰かと楽しめる力を育てること。それもピアノ教育の大切な役割だと考えています。
私自身、室内楽を長年演奏してきた中で、「相手の音を聴くこと」の大切さを何度も実感してきました。
その経験を生かし、レッスンでも連弾を通して「聴く耳」と「音楽を共有する喜び」を大切に育てています。
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